空のように…

空:広い。大きい。変幻と不変・・・
勝手にそんなイメージ持ってます。
まあ、空も怒りはしないでしょう。

2011年ふりかえる。

2011-12-28 23:32:07 | 日々の物事
どとうの12月、どとうの2011年でした。
一足先に、仕事納めをした今日です。

2012年が来る前に、2011年の振返り。
去年と同じ感じにさら~っと書いときます。
実行月は変動あるかも。

【1月】静岡のクイズ大会参加、神保町書店巡りツアー、映画『RED』『GANTZ』
【2月】九州旅行(大分~熊本~福岡)、伊豆旅行(カピバラ@シャボテン公園)、筑波旅行
【3月】静岡ホビーフェア(実寸大ガンダム)
【4月】町田ツアー、伊豆ウォーキングラリー
【5月】映画『SP2』『GANTZ2』、帰省、山(箱根:丸岳)、京都(延暦寺等)
【6月】生命の森・地球博物館@神奈川、鎌倉(アジサイ)
【7月】帰省(身内の結婚式)、湯河原旅行
【8月】袋井の花火、シャワークライミング@奥多摩、アスレチック(フォレストアドベンチャー)&キャンプ、映画『コクリコ坂から』『ハリーポッター7 PART2』
【9月】帰省、横浜、横浜トリエンナーレ、中伊豆ツアー、ディズニーシー
【10月】群馬旅行(水上,SL)、山(奥多摩:大岳山)
【11月】青森旅行(津軽地方)、洞窟探検(富士山溶岩洞)、神戸・明石(友人結婚式、明石天文科学館)、『カイジ2』
【12月】映画『タンタンの冒険』、国立博物館「法然・親鸞展」『ミッションインポッシブル~ゴーストプロトコル~』、名古屋旅行(トヨタ博物館、名古屋市科学館)、小名木川舟廻りツアー、箱根巡り(ガラスの森美術館・大涌谷)

国内はいろいろ動いた1年でした。
来年は、海外にも行きたいな。
というか、ドイツ旅行を友人と計画中で、ラジオのドイツ語聞いてたりします。

購入履歴で大きいのは、スマートフォン。ついに変えたよ!
パケ放題の料金設定にしたので、携帯でグぐったりすることが増えました。
この前、硫化水素漂う大涌谷に行ってから、液晶表示がおかしいのが気になりますが、、、
今年の購入を見送ったのは、デジタルテレビ、掃除機、プリンター。
テレビは来年こそ買いたい。不便というか、無しで過ごしているうちに情報が通り過ぎて行くのがまずいかも、と思い始めた。

本の記憶をたどれば、今年に新しく読んだ中で印象強いのは、
・香月日輪「妖怪アパート」シリーズと「地獄堂霊界通信」シリーズ、
・はやみねかおるの「都会のトム&ソーヤ」シリーズ、
・江口夏美のコミック「鬼灯の冷徹」シリーズ、
・高橋由太の「オサキ」シリーズ でしょうか。

はやみねかおるの「トム&ソーヤ」シリーズは主人公の身近なサバイバル技術に感動。
それ以外は妖怪がらみですね。文庫本でシリーズ揃えてます。
インターネットの調子がおかしくって人に来てもらったとき、本棚見たおっちゃんの感想が「なんだかおっかなそうな本が多いですね~」でした。そのときの本棚ラインアップは、前面に妖怪系と「殺人」の名のつくミステリ系が。もっとも実際はどれも怖くはないし、ぐろくもないのですが。

以上、ふりかえりでした。
行った買った読んだの行動事項はこんなんですが、
3月の地震やその後のいろいろ絡みでも考える事が多かったです。
新聞やテレビなどのメディアや何気ない人の噂話や論評に溜息ついたり落ち込んだり。


来年、よい年になりますことを!

青森旅行:3日目(弘前~三内丸山)

2011-12-23 00:32:37 | 日々の物事
3日目。
12月のことを書きたいので、駆け足で記述します。

今は寒いのが当たり前の時期になりましたが、
旅行前の三島はあたたかかったんです。
そして、3日目に当たる日は全国的に寒い日で、弘前も同様でした。

朝。

雪が降っている中、弘前城の付近をお散歩。






昼。

弘前を出て、新青森駅経由で三内丸山遺跡へ。

三内丸山遺跡。(http://sannaimaruyama.pref.aomori.jp/

日本最大級の、縄文時代の遺跡。
1500年にもわたる定住生活、クリなどの栽培痕跡、他の集落との物品交換などの交流・・・など、
それまでの縄文時代のイメージ、狩りや採集による半定住生活の時代っていうイメージを
大きく変えた遺跡です。



遺跡、広かった。。。
ボランティアのガイドさんに案内してもらいながら、ぐるりと巡りました。
跡地や復元遺跡は写真のように、地上にぽつぽつ点在していますが、その他、
重要なものの発掘現場は湿度や温度がある程度管理された状態で保存されていて、そちらも見ることができます。
また、土器や副葬品、交易でのやり取り品などのこまごまとした物は付設された博物館で見る事ができます。

三内丸山遺跡は、今からおよそ5500年前から、4000年前の遺跡。
縄文時代自体は、今からおよそ1万6500年前から、3000年前まで。

昔の遺跡や遺物を見るときって、こんなに昔にこんなこと考えていたんだなあと、気づけば、今と異なる状態として見ることも多いのですが、原始的という言葉からほど遠い復元図や遺物を見ていて、昔なのにすごい、というのではなくて、過去の時点から、人間自体の能力とか思考はあまり変わっていないんじゃないかと、今更ながら思いました。

だって、たったの3000年前。そこからの3000年を、集団による進化とすれば、それまでの1万3000年の間の生活形態の変遷や、その前、旧石器時代からの変化や、そもそも旧石器時代に至るまでの人間の進化の過程が気になるところです。というか、書いていたら気になってきました。

そんな感じで、遺跡を見て、博物館を見て、勾玉作り体験をしたら、観光はおしまい。
外に出たらやっぱり雪で、バスを待つ間、寒さを感じていたら無性に遊びたくなって、小さな雪だるまを作りました。


さて、帰りは新青森駅から東北新幹線で東京まで、東京から東海道新幹線に乗り換えで三島へ戻ります。
乗ったのは、「はやて」ですが、車両は「はやぶさ」で使われているE5系の車両。



ずっと乗りたいと思っていたんですよね。ラッキー☆
中の乗り心地も気持ちよかったです。


これで、青森記録はおしまい。
気づくと、10月の群馬旅行での「SLみなかみ」に、今回の「あけぼの」「E5」と、
カメラの中に電車がいっぱい。竜飛に向かう電車の写真も撮ったしなあ。
特段てつこってわけでは無いのですが、好きだし、惹かれるものは惹かれるんですよね。
かっこいいし。

  

青森旅行:2日目(八甲田山~弘前)

2011-12-12 23:59:30 | 日々の物事
青森旅行2日目。

朝は、青森駅近くの市場で「のっけ丼」。
※古川市場 のっけ丼 (http://www.acci.or.jp/nokkedon/



市場の中に、海鮮品や総菜が売られている個別のお店がたくさんあるのですが、
どっかのお店でどんぶりとご飯を買ったら、あとは、市場のお店を回りながら、
のっけ丼用に用意されている細切れの具材を自分で選んで、「のっけ」てもらいます。

私が作ったのは、うにと、しゃこと、まぐろの中落ちと、ほやと、ほたてと、
めかぶと、切り込み(お魚が細く切られて、こうじと塩でつけ込んだ物)。
「珍味いっぱいの丼だね」と言われてしまったしょっぱめの丼でしたが、おいしい!
一つひとつの具材が新鮮だし、市場のお店をゆっくり見ながら話を聞きながら作れるので、
できあがった海鮮丼を食べるよりも、格段楽しい食事です。



たっぷり食べて腹ごしらえをしたら、今日の目的地、八甲田山へ。

八甲田山。
場所としては,青森市から南に下ったところで、青森市と十和田湖の間くらいのところ。
「八甲田山」という1つの山があるわけではなく、八甲田大岳、田茂萢岳、赤倉岳・・・などの、
その一帯の山々を指すものらしいです。

そのうちの田茂萢岳には山頂までロープウェーが通っているので、上まで行ってきました。
※ 八甲田ロープウェー(http://www.hakkoda-ropeway.jp/

頂上付近のようすは、こちら。


霧です。深い霧です。
しかも、風が強い。1日めに引き続いて風が強い。

山頂駅からは、他の山々への登山道が続いているだけでなく、
散策ができる遊歩道が2つ、30分コースと60分コースで2つあるのですが、
一気に冷えた身の回りの空気と、雪と泥でぬかるんだ地面の様子に躊躇し、
まずはお昼ご飯を食べようかという話になりました。

山頂駅にあるレストハウスで食べたのは、リンゴカレー。
ほんのり甘いけど、普通のカレーでおいしく、あったまります。
食べている間に風も少し落ち着いたので、膝まで長さがしっかりある、
内側が柔らかくあたたかい長靴を借りて、30分コースで散策することにしました。



雪の山道。先人の足跡をたどりながら、一歩一歩進んでいきます。
白い山道を歩く機会ってそうそうなく、長靴もしっかりしているので、楽しさを感じます。
雪が溶けた水がところどころに貯まっていたり、鳥の足形らしい跡が雪におされていたり。

途中からは、雪が降ってきました。私にとっては今期の初雪。
山頂到着時のの気温は2℃くらいだったよなーと思いながら、
山頂駅に戻ってきたあとに見た表示は0℃。
下に戻るロープウェーは前方の視界が全く見えず、窓にはみぞれが振り付けていました。



11月の半ばはこんな天候でしたが、12月半ば現在の気温は-8℃。
ロープウェーのおっちゃんから聞いた話では、真冬になると、散策路にも雪がつもり、
木々の上あたりが足元になるとか。その状態をかんじきを履いて散歩できるツアーもあるんですよ、と。
また、マツには樹氷ができ、山頂駅からふもとまでのルートはスキー場になるようです。
めまぐるしく変わることですねえ。

八甲田山を降りたら、青森市経由で弘前へ。

弘前は、りんごで有名らしい。
りんごの生産量第一位は青森県ですが、県内でも、生産量第一位の市町村が、弘前市だとか。

事前計画の時点で、アップルパイ、1個は食べたいね~と話していたのですが、駅前で、「アップルパイガイドマップ」(40数店舗掲載)を見て、計画を変更。だって、どれもおいしそうなうえ、それぞれのお店のアップルパイの特徴が、甘み・食感・酸味+シナモンの有無で、特性が分けられているんですよ!
夕飯どうするかは既に決めていたので,その前に、お店でアップルパイと紅茶をセットで食べてから、それから、2つのお店でそれぞれに買い、加えて、イトーヨーカドーのコージーコーナーで1つ、買いこんで、夜ご飯を食べてホテルに帰ってから、食べました。



こちらは、「茶房CoCo」という喫茶で食べたアップルパイ。
皮はさくさく、リンゴの部分はしっとりで、おしゃれな味です。
この他、テイクアウトで食べたのは、丸ごと1個のリンゴをパイ生地でくるみ、リンゴの芯の部分はクリーム系の甘みで満たしたものや、全体的に軽やかでふわふわしている、ざ・アップルパイといったもの、リンゴの部分の水分が少なく、ドライフルーツのようにリンゴの甘みが凝縮された老舗のアップルパイなど。奥深い。。。ちなみに、1人4個食べて、しかも、夜ごはんは別でしっかり食べた状態でも、胃はもたれず、比較的するっと食べられてしまった。普通のケーキだと、2個くらいでいっぱいになるものですが。パイ生地と煮リンゴで構成されてるから、負担が少ないのかな?。

アップルパイの量を増やしても計画通りに向かった夜ご飯についても書いておきましょう。

津軽方面に来たからには、津軽三味線を聞きたい!と思って行ったのは、
弘前駅から比較的近くにある、「ライブハウス山唄」というところ。
座敷が広めの居酒屋さんで、席前方に、ライブ用のステージがあります。
1時間程度の演奏が、1日に2回程度。
おいしい料理を食べながら、津軽三味線の生演奏と、津軽民謡を聞けるのです。
邦楽の三味線と違い、ばちをたたきつけるようなのが、津軽三味線の特徴。
その力強さが大好きです。

そんな感じの2日目でございました。
よく食べた1日だったな・・・

青森旅行:0日目~1日目(寝台特急と津軽海峡)

2011-12-03 08:15:54 | 旅行とか食べ物とか


12月4日は、東北新幹線全線開業1周年の日でした。

いろいろなところで、青森の宣伝がやっています。
ちょっとレトロな色合いのポスターが、わりと好き。

12月の半ば。
静岡もずいぶん夜は冷え込んで、、、でも、やっぱり雪は降らない。

この冬の初雪に会ったのは、11月半ばに旅行にいった、青森。
もう1ヶ月、かああ。

というわけで、ふりかえり青森。

出発は金曜の夜でした。
3日分の荷物をつめた登山バッグをもって会社を出て、東海道新幹線で上野駅まで。
上野発の夜行列車にのったのです。


寝台特急「あけぼの」。青い車体がかっこういい。

会社の鉄道好きの人から情報を得て、予約開始の1ヶ月前ちょうどに、チケットとりました。
座席種類は、お布団付きの特急部屋ではなく、寝台のみの「ごろんとシート」。寝台券不要なので安い!
それでも、寝台は1つ1つ区切られているし、列車の中はあたたかいしで、思った以上に快適でした。

出発したのは21時15分。
その後は電気を消して、ほどよい暗さの中で、電車に揺られます。
朝6時頃に目を覚ましたら、窓の外、進行方向向かって左側に、海。

何となくの違和感を感じて考えてみると、
今まで、北上するときはいつだって、進行方向右側に、太平洋でした。
今回、秋田経由で青森向かうので、窓の外左に見えるのは、日本海なんですねえ。

さて、終点の青森駅に着いたのは、9時56分。
早速1日目の目的地に向かいます。

まずは、JR津軽線で、津軽半島の最北端の駅「三厩(みんまや)駅」まで2時間弱。
そこからバスに乗り換えて、さらに北に向かって30分で、到着です。


↑三厩駅。終着なのが、よくわかります。





竜飛岬。
石川さゆりの「津軽海峡冬景色」の中に登場する岬。

ほとんど人のいない岬は、海の色寂しく寒々しく......というか、本当に寒かった!
風強過ぎて、折り畳み傘はひっくりかえるし!雨降っていて、横殴りになってるし!
灯台が山の上少し登ったくらいにあるけれど、とてもそれどころじゃない。

そんな中で、一緒に行った友人が、歌碑の前にある赤いボタンを発見。
なんの説明書きもなかったけれども危ない物じゃなかろうと何気なく押したらしく、
流れ始める「津軽海峡冬景色」の2番(ごらんあれが竜飛岬~で始まるためでしょう)。

風吹き荒れる中、大音量の演歌。
なんだこの状況と、風をよけるために回った歌碑の裏側で笑ってしまいます。

それでも、近くのご飯やさんで海鮮丼を食べながらまったりしていたら、
雨がやみ、風も少し落ち着いてきたので、国道399号を歩くことにしました。





「階段国道」。国道だけど、車が通れません。
国道399号のルートの一部で、竜飛漁港から岬までの間をつなぐ、362段の階段。
比較的整備された、遊歩道のような階段で、海でよく見かけるフナムシみたいな生き物が
道路横を多数、アリのように規則的に動いています。
下まで降りると、家と家の間を抜けてから、車の通れる道路に合流。
漁港近くのカモメを見ながらバスを待ち、行きのルートの逆方向で、青森駅まで。

こじんまりとした飲み屋さんで、刺身にした海の幸と焼いた海の幸と
汁物にした海の幸と米の酒を飲んだら、1日目は終わりました。