きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

2月の100円映画

2018-02-21 22:10:08 | 映画
2月の映画は『海難1890』

日本とトルコの友好125周年を記念して、2015年に製作された映画


トルコのエルトゥールル号遭難事件と、
その95年後の、イランイラク戦争勃発…

時代を超えた2つの出来事には、
日本とトルコの両国に受け継がれた、強い絆があった。

1890年9月
618人の親善訪日使節団を乗せた、トルコのエルトゥールル号は、
帰路の途中、和歌山沖で海難事故に遭う。

船は座礁し、大破し、乗組員は荒れ狂う嵐の海に投げ出され、
500人以上の死者が出た。

目の前の大惨事に、村人は、自分の身の危険も顧みず、
暴風雨にも怯まず、
彼らの救助に立ち上がった。

人々は、自分達が食べるのにも事欠く程、
貧しい生活の中、
家に残っている食料や衣類をかき集め差し出し、
69人の命を救った。

その95年後、イラン・イラク戦争が勃発した。

各国は、イランに住む自国民を救出する為、救援機を飛ばし、
次々と脱出していく中、
日本政府は、危険を理由に救援要請に応えなかった。

イランに取り残された日本人は、215人

日本から見放され、
救助の無い絶望の危機から、日本人を救ってくれたのがトルコ

まだ、テヘランで救援機を待つ、自国のトルコ人も多くいる中、
トルコ首相は、日本人救助のための、救援機を手配してくれたのだ。

(何故、日本政府は、日本人を救助しなかったのだろう…ね。

其処には、95年の長い歳月を越えても、
忘れられない…
忘れてはいけない…人の恩義が、
強い絆となって、受け継がれている事を知った。

エルトゥールル号海難事故は、実際にあった出来事。

そういう事が有ったのだ…ぐらいは知っていたが、
映画を見て、詳しい事情をより深く知る事ができた。


もう最初から、最後まで、泣き通し
拭いても拭いても、涙が流れ落ちてきた。

こんなに泣く映画とは知らなかったが、
見応えのある、感動の大作だと思えた。







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愛知川の暖簾 地染め完成

2018-02-19 16:30:18 | 染色
暖簾は、先日、精錬しておいた(工程1)

1ヶ月、軒下に吊るされ、直射日光や雨風に晒されると、
シリヤス染料や、リアック染料では、堅牢度が心配になる。

それを少しでも補うために、堅牢度の高いスレン染料の黄色で下染をした(工程2)

このあとリアック染料で、刷毛染をするが、
その前処理として、地入れをする(工程3)

地入れ液Rを水で10倍に薄めた、地入れ液を作り、
昨日、暖簾全体に刷毛で塗布して、一晩乾かしておいた。


今日はここからの作業

いよいよ、リアック染料で、刷毛染をする(工程4)

リアックペーストFを、水で10倍に薄める。
刷毛染なので、薄目…

これは染料の、薄め液になる。

グリーンと、ピンクの染料を薄め液で、好みの濃さに薄め、
暖簾に刷毛染をする。

布が染料液を弾くようなら、タナウエットALを少量混ぜる。

刷毛染を完了!

乾燥後、固着作業(工程5)
ビニールを敷いたテーブルに、暖簾を置き、
フィキサー2を、塗布する。

10〜15分放置して、

水洗い→熱湯で色が出なくなるまで洗う→乾燥→アイロン

色が少し薄くなったかな?

ここまでは、まだ下準備段階

この後、お雛様の型染めをする(工程6)🎎
少し楽しい作業になるかな?

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2月の染色教室

2018-02-18 22:50:04 | 染色
今日は2月の染色のお稽古日

風邪気味で、Mさんがお休み
急にお見舞いに行かなければならなくなったと、HYさんもお休み
MMさんは、やっぱりお忙しそうで来られない。

今日はHMさんだけ…だ。

淋しい〜なぁ
私もだけど…HMさんが一人で…

今日は、お休みされた皆んなの分まで、
私がお喋りを、引き受けて…

HMさんは、2月からジムに通われて、
エアロビックスを、習い始めたそうだ

その時着るTシャツを染めて縫うそうで、
メリヤス生地を持って来られていた。

黄緑色で、派手すぎるから、ピンクがかったグレーに染め直したいと…

スレン染料で脱色出来るかな???
(市販されている服で、脱色出来ない物も有るからね!)

脱色出来て、グレーに染まった

ここでランチタイム
今日は少食でしょう!

でもお喋りは、2人で4人分…

昼食後、
グレーに染めた生地に、マーブル染をする作業にかかる。



1枚の平らな布に、全体にマーブル染をするのは簡単だが、
三角や四角の模様の中に、マーブル染をするのは難しい

模様の周りにマスキングテープを貼って染めたが、
あまり上手く行かなかった。

私達が四苦八苦してる時、
見学者が二人来られて、染色に参加

封筒をマーブル染で染める体験をしてもらった。

封筒は、きれいに染まったから、持って帰ってもらったよ。

Mさん早く風邪治してね

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谷口博章ピアノリサイタル

2018-02-17 23:56:43 | 日記
今日は、忙しい日だった。

午前中は、老人クラブの集まりに出かけ、
みんなで、折り紙のお雛様を作った。🎎🌸

午後から、ホテルヒューイットに、
谷口博章のピアノリサイタルを聴きに行った。

昨年開かれた、ワシントン国際ピアノアーティストコンクールで、
1位優勝された記念演奏会だった。




谷口さんは、市役所の職員

会場は200人ほどの聴衆者で満席だが、

そのほとんどが、市の職員らしき若い女性や、
市のお偉いさんらしき男性…

市の関係者ばかりで、
無関係なのは、私ぐらいかしら…
誘われて来たけど、来るべき場所を間違ったかしら…

市長さんも、応援に来られて居た。

谷口さんは、2011年の東日本大震災時に、
市の職員として宮城県南三陸町に赴き、
支援活動に奔走する傍ら、現地でピアノコンサートを開催、

その後も、チャリティコンサートなどの、
支援活動を続けられているそうで、

会場には南三陸長の市長さんも来らて居て、壇上に上がられ挨拶をされた。

今回の公演の収益金は、南三陸町に寄付されるとのことだ。


ワシントン国際ピアノアーティストコンクールは、
ピアノで生計を立てず、別に仕事を持ち演奏活動をされている人の
コンクールだと、説明されていたが、

市の職員として働きながら、
毎日1時間半、週末は4〜5時間の練習を続けられているそうだ…

仕事と演奏活動を両立させる。

文章にすれば、これだけだが、
そこに、強い意志と情熱と努力がなければ、出来ないことだろう…

演奏にも、その生き方にも、感動させられた。

私も頑張ろう‼️…って…何を??????

すぐに影響されるんだよね…私





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宮水学園祭

2018-02-16 18:19:05 | 日記
先日、久しぶりにSさんから電話をもらった。📞

Sさんは、5年前まで、我が家に染色のお稽古に来られていた。
やめられてからは、なかなかお会いする機会もないのだが、
昨年、父が亡くなった時に、お電話を頂いた。

その時、落ち込んでいた私を心配して、
「宮水学園に入らない???」と、誘ってくれた。

申し込みの時期は、既に過ぎてしまっていたので、
「来年、声をかけて!」と、返事していた。

それを覚えていてくれたようで、

「16〜17日市民会館で、学園祭がある」と、連絡をくれたので、
今日、見に行って来た。









Sさんは、パステル画を出展されていたが、
「もう歳なので、出展は今年で最後にする」と、おしゃられていた。

お聞きすると、92歳になられるそうだ。
92歳とは思えないほど、お元気!

電話の声も、張りがあり…
受け答えも、私以上にしっかりされている。

92歳か…
親子ほど歳は違うが、
お互い、老いていく体の話になると、話しがよく合う

先日、ズボンの裾上げをしようとしたら、
目が見えないし、針が思うように動かせなくて…
やっぱり、若いつもりでも92歳だわ…と、

そうそう、私も、レジ前で財布から10円玉を取ろうとしても、
なかなかうまく掴めなくて…

指先がすごく鈍感になったのを実感していた。

指先だけでは無いが、
老いて行くことに、気づくのも大事❗️

気づいて、それを補う方法や、老いを遅らせる方法に、
努力することも大事❗️

長い長い電話の最後は、
老いても、こうして出掛けられる事に感謝し、
いつまでも、興味を失わず、
体は老いても、心は若くいようね❗️

生涯現役…一生勉強だね❗️…と、
共同宣言をして、受話器を置いた。

今年の春
抽選に外れなければ(入試じゃ無いよ、希望者が多いと抽選らしい!)

私は、生涯学習大学の受講生になっているだろう…👩‍🎓







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