きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

生地と染料の関係

2018-09-20 20:34:35 | 染色
朝から一日中雨☔️
秋を感じる、肌寒い雨だった。

そんな雨の中、
HMさんが、染色のお稽古に来られた。

今日は、白い割烹着を2枚持って来られていた。

HMさんは、色が沢山入っている方が好きで…

Tシャツも、白い所を残さず、色を入れる。

当然、白い割烹着を、そのまま着ることなど、
考えられない事、

ただ、この割烹着は、綿30%.ポリエステル70%の混紡。

スレン染料で染めても、淡くしか染まらないだろう。
それを承知の上で、染めて見たが、
やっぱり、上手く染まらなかった。

染色は、生地によって、染められる染料が違う。

綿、麻、レーヨンリアック染料、シリヤス染料、スレン染料

絹 、ウール酸性染料

ポリエステルポリエステル専用の染料が有るが、

染めるのに、高温(130度)で、1時間ほど染めないと染まらないので、難しい。

綿30%と、ポリエステル70%の混紡を、
スレン染料で染めても、
綿の30%しか染まらないのだ。

染色をする時は、生地の素材を確認する事が、
非常に大事な事。

市販の物は、
綿100%と、表示されていても、10%ほどポリエステルが混ざっている事があるので、

きちんと染めたいのなら、
染料店の生地や、Tシャツを購入する方が、

失敗がないだろう。

こう書くと、染色が、ますます難しいものと、
思うでしょうか?

大丈夫!
きちんと確認して、きちんと勉強すれば…

それが面倒なら…

私に聞けばいい!




コメント
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