きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

父が入院した。

2014-12-14 12:45:38 | 田舎日記
それは突然だった。
昨日は、1ヶ月に2回行く通院日で、
いつも行く外科と内科に歯科が増え、病院が3箇所に成っただけで、父の様子には特別の変化も無く、元気そうだった。
夕食も、何時も通りに食べてくれた。

翌朝、8時半過ぎには起きてくるのだが、今朝は遅いな?と思ったが、
その朝の冷え込みは厳しく寒いからゆっくりでいいだろうと、起こしにも行かなかった。
9時半に身支度を整えて来て、食卓についた。
ここまでは、普通の朝だったが、
なかなか、食事に手をつけない。
どうしたの?と聞くと、足が痛いと顔を顰める。
急な冷え込みで、また足に血が流れにくく成ったのだろう。
今年の2月にも、足が痛くて入院して居たので、寒くなると心配はして居たのだが…。
そのうち、震えだし、口をパクパクして、喉から奇声を上げ始めた。
どうしたの?
息が出来ない…と言う。
必死で空気を吸い込もうとしているようだ。
病院へ行こうと、慌てる私の声を、制するように大丈夫だと言う。
こんな状態に成ってまでも、大丈夫と言い張る父を叱りつけ、
いつも病院に連れて行って貰っている介護タクシーに連絡したが、今日は休みだと言う。
慌てていて気づかなかったが、今日は土曜日で、病院も休診日だった。
苦しくてうめきながら、大丈夫だと言う声を無視して救急車を呼んだ。🚑
2~3分で来てくれ、すぐさま応急処置をしてくれた。💉
父に付き添って救急車に同乗したが、息は荒く、血の気の無い青ざめた顔、手も足も小刻みに震えている。
どうしよう…。
このまま…。
一瞬、父の死が頭をよぎって、涙が出てくるのを必死でおさえ、気丈な娘を演じようとした。
病院に着き、休診で内科の先生が居なかったので、検査に時間がかかったが
診察の結果、肺炎に掛かりかけていて、
心不全を起こしたのだろうとの説明だった。
しばらくは入院。🏥

93歳…昨日までは、なんとも無くても、突然容態がかわることがある…。
今まで以上に、気をつけていなければならないと痛感した。
それにしても、私が居る時でよかった。
一人なら…と、考えるとゾッとする。

15日に帰る予定だったが16日に延ばし、16日に妹が帰って来るのを待って交代することにした。

父、若い看護師さんに、「書類見てびっくりしたよ!93歳には見えないね。」と言われ、ニコッとする程、回復した。





コメント (1)
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