徒然なるまままに

展覧会の感想や旅先のことを書いてます。

映画 バレエ・リュス(2005)

2008-01-04 | Review
4日 映画 バレエ・リュス(2005)
http://www.balletsrusses.net

 1929年、ディアギレフ率いるバレエ団、バレエ・リュスが彼の死と共に解散。この映画は、その後のバレエ・リュスを当時のダンサーたちのインタビュー、映像で追う。1930年代のダンサーたちの映像と、今80歳、90歳になっても踊り続ける元団員たちのインタビュー映像が交互に映されるのは、なんとも不思議な感覚。振付師の偉大さについても実感、レオニード・マシーン、ジョージ・バランシンなど。
 渋谷 ライズXで鑑賞したが、地下室のようで一寸残念だった。
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東京国立博物館 平常展 本館・東洋館

2008-01-04 | 絵画
4日 東京国立博物館 平常展 本館・東洋館

浮世絵 10室
 歌川国芳 「高祖御一代略圖・佐州流刑角田波題目」「高祖御一代略圖・佐州塚原雪中」に目が留まる。日蓮上人5百五十年忌を営まれたる天保弐年に、其法会を機として出版された十枚揃えのものの一つだそうだ。前者は北斎の「神奈川沖浪裏」を真似した(拡大した)という作品。後者は、高祖御一代略圖のうちの中で有名な作品だそうだ。(こちらに詳しい)

新春特別展示 子年に長寿を祝う 本館特別1室・特別2室
 染付鼠に大根図菊形皿(伊万里)に「鼠に大根図」は、白ねずみは大黒天の使いとされ、「大根くう鼠」を「大黒ねずみ」かけた判じ物とのこと。成る程。
 縁側で遊ぶ娘と子供 鈴木春信筆 A-10569-1271 は、子供の懐からねずみが覗いている。
 佐藤一斎(1772-1859)筆の篆書が何点か。七歳の時の書、篆書百福寿、隷書福寿と八十歳誕辰七言律詩とならぶ。渡辺崋山筆の肖像画は知っていたが、書も素晴らしい。

特集陳列 古代の輝き 西アジアのガラス器
 個人コレクションの寄託品を展示。ミルフィオリ皿など、古代の透明感のないガラスは、現代から見るととても魅力的だ。

特集陳列 董其昌とその時代
 董其昌の書がずらっと並ぶ。これだけ並ぶと一寸圧巻。
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