ラハシャは日本での最後のコース、沖縄でのツアーを終えて、
台湾に旅立ちました
2014年は、彼の通訳をする機会が多かったー
彼の通訳を初めて努めた1990年代終わり以来、一番多かったのではないかな。
いろいろな偶然が重なって、いまだかつてなかった密度の濃さで、彼のワークに立ち会うことになったこの年、
彼のありようと、分かち合っているワークの素晴らしさを目の当たりにさせられた年でもありました。
これも不思議な流れです・・・
65回目の誕生日を沖縄でエッセンス963のみんなと一緒にお祝いできたのは、ほんとうにうれしいことで。
2ヶ月ぶりの彼の臨在は、ますます透明に感じられました・・・
今年5月、この日本でのツアーのただなか、突然の病に倒れ、こん睡状態になった最愛のパートナー・美しいヌラのベッドサイドに最初から最後まで付き添い、
その手放しのプロセスを、リアルタイムで世界中の人たちと分かち合ってくれていた。
世界中の人が彼女の回復を祈るなか、彼女はきっと良くなるという希望と、
彼女を失ってしまったらどうなるのだろう、という恐怖、
この2つの極の間で揺れ動く毎日を過ごしながら、
ちょうど真ん中、永遠に変わらない「今ここ」、
その台風の目のような、クリアなスペースがさらに際立っていった、強烈な日々
それは、「無」の深淵へと手を放し、身をゆだねることでもあり、
同時に、その裏側には変わることのない恩寵と祝福、
身体がなくなっても、彼女は以前と変わりなく、というよりも、それよりもさらにリアルに、
あたかもラハシャと一体化してそこにいるかのような感覚、
余分なものがさらにそぎ落とされていったかような静謐さをたたえて。
起こることすべてに、あれほどオープンで傷つきやすく、繊細にあることができるのだと、教えてくれたラハシャに、
時を共有してくれたみんなに、
永遠のかがやきに、
ただただありがとうーーーーー