マンガラの命日は10月9日、私の誕生日は12日。
去年の私の誕生日、その日はちょうど彼女のお葬式だった。
この日、彼女は土に返った。
イギリスの、美しい自然に囲まれた火葬場で、、
大好きだった植物たち、お花たち、小鳥たちに囲まれて。
私がこの世界に形として現れ出た記念の日に、彼女はこの世界から姿を消した。
なんという縁(えにし)だろう。
毎年の日本ツアーはほとんど秋と決まっていて、
彼女はいつも、とても気前よく、ていねいにその日をお祝いしてくれていたから、
さすがに悲しかったなあ・・・
悲しいというか、妙に現実味がなかった。
深い喜びをともにしながら、10年以上も一緒にワークしてたからね・・・
生まれたものは、いつかは死ぬし、
形あるものは、必ず滅びるって、
こういうことなのかって。。。
去年の誕生日は、だからとっても強烈で、
普通はただお祝いする日なんだけどね。
与えられたのは、深い真実。
最期まで、やってくれるよね、マンガラ!
存在は、ほんとうに神秘だよ。
受け取りきれないほどの愛を、いつも与えてくれてたよね。
腹の底から笑って、腹の底から怒って、抱き合って一緒に泣いたよね。
数え切れないほどたくさんのことを教えてくれたよね。
何よりも大切なことも。。。
ほんとうの「私」は生まれもしない、死にもしないって、
私たちの本性、源泉である意識そのもの、
それに立ち返ること。
ありがとう、マンガラ。
ありがとうとしか、言えないけど。。。
あさっての一周忌はだから、
永遠のいのちのお祝いだよ。
台風近づいてるけど、みんなでお祝いできればうれしいな~