5・7原発やめろデモ!!!!
賛同メッセージのなかに、こんな一文がありました。
とっても打たれたので転載します。
いまも毎日安達太良山の上にはほんとの空が出ています。
わたしは毎日それをながめています。
うちの庭からはとても美しい景色が見えるのです。
それがわたしのささやかな自慢。
あの日の前も、あとも
おんなじ空です。
おんなじ山です。
おんなじ川です。
ほんとにおんなじ?
ほんとのことをいえば、十日くらいは山を見る余裕なんてなかった。
子どもと一緒に遠くへ逃げてみたりもした。
でもいまはずっとここにいると決めました。
とりあえずのびのびと楽しく暮らそうと思っています。
福島にも遅い春がいつもどおりにやってきました。
いつもの春なら遠くからのお客さんでいっぱいの花見山
ひとりじめするのを楽しみに次の一週間を過ごします。
うらやましいでしょう。
うらやましくないでしょう。
いまとは違う美しい未来への道の敷石になれるなら
そんな人生もいいかもしれないねと子どもと話しました。
よしだけいこ(福島市在住)
故郷を愛する人たちにとっては、慣れ親しんだ山も川も、木も森も自分の一部なんだよね・・・
この方は、もうかなりお年をめしてらっしゃるように思います。
もうひとつ―
武田邦彦さんのブログhttp://takedanet.com/より
子らよ・・・
父は剣をとって敵と戦い、武運つたなく斬り殺される. そして君もまた父に殉じる.
爆弾が頭上に落ちるとき、母は君を胸に抱いて爆弾に背を向ける. そして母は焼け焦げ君もまた命を落とす.
何も出来なかったじゃないかと言わないでくれ.
それで良いのだ. 君は父と母の愛のもとで眠る.
・・・・・・・・・
郡山の父、伊達の父は校庭の表土を除いた。君は26ミリシーベルトから8ミリシーベルトになった。
君は父を尊敬するだろう.
母は君を抱いて走った。知らない土地、辛い仕打ち、乏しい財布、その中で必死に逃げ、そして今、郷里に帰った.
母の心は痛んでいる. もう少し逃げたかったが・・・それは出来なかった. だから君の母は自らを責めている.
君は母を愛するだろう.
人は万能ではなく, 人には出来ないことがある. 君もそれは承知だ.
人ができること、それは爆弾が空から降ってこようと、目に見えぬ放射線が体を貫こうと、愛する子のために我が身を犠牲にすることだ.
・・・・・・・・・
私たちには希望がある. それは全力を尽くした後に、子らが私たちを見つめる感謝の心.
私たちは、決してくじけることもなく、決して自らを責めることもない.
私たちは、爆弾に背を向ける母のように全力を尽くすことができ、それで子らは満足する.
(平成23年5月3日 夕暮れの郡山にて)
覚悟を決めた人たちの透明な美しさ・・・
もう何も言えんよね・・・