「あなた自身でいなさい。
もしあなたが惨めであれば、惨めでありなさい。あなたは多くの問題から救われるだろう
・・・
あなたは独りぼっちのままかもしれない。
しかし独りでいて悪いわけではない。
直面しなさい。
その中に深く入っていきなさい。
それを引っ張り出しなさい。
無意識の場所から引き出し、それを意識化しなさい。
それは大変な作業だ。
しかし、その報酬は大きい。
・・・
あなたのマインド全体を光の中に持ち出しなさい。
すると見えてくるだろう―惨めなものはすべて死に始め、すべての美しいもの、至福のものが芽を出し始める。
意識の光の中で、残るものは良いもので、死ぬものは悪いものだ」
OSHO 「JOY」より
無意識を意識にもたらすトートタロット・リーディングの基礎を学んだ4日間が終わりました。
あらためて、気づきと意識の光のもつパワフルな愛と慈悲を実感、感激もひとしおでした。
最初の2日間は大アルカナがテーマ、今回は珍しく、電気を消すと昼間でも真っ暗になる窓のない部屋だったので、これ幸いと、暗闇を見つめるダークネス瞑想をすることに。
情報の80%がやってくる視覚を遮断することで、自動的に日常的な意識から解放され、聴覚や触覚という別の感覚も研ぎ澄まされる。とても面白く、稀有な体験でしたよ~瞑想をはじめ、体験的なエクササイズは、右脳を通してカードとつながる助けとなってくれます。
後半2日間は、祭壇に地水火風をそろえ、小アルカナのエレメント(元素)について学びました。
そして、最後には13枚のカードを使うカレントライフ・リーディングで締めくくり。
参加者ひとりひとりの方が、今の人生の内なる真実に真摯に向き合う姿はいつもこの上なく感動的です。トートタロットは、まだはっきり意識化されてはいないけれども、統合される用意のできている無意識を、じつに遠慮なく、鏡のようにクリアに映し出してくれるから。
何枚ものカードからそれを読み解いていく作業は、エゴにとってはちょっと痛いこともある。勇気がいることもある。
けれども、日常の狭い視野から解き放たれる喜びは、何にも代えがたい。
気づきの光は、人生をすっかり変えてしまう力を持っているから。
私はこの、あからさまな真実を共有するスペースが、やっぱり大好き。
参加してくれたみんな、ほんとうにありがとう。
タロットと仲良くなる旅は、まだまだ始まったばかり。