昨日はマンガラの命日でした。
日本の数え方なら三回忌、2年前のこと。
数秘の本の編集も大詰めで、生きてる間に手渡せると信じてたから、訃報を聞いたときはなかなか信じられなかったな。
そして、荼毘にふされたのはそれから3日後、
その日はちょうど私の誕生日だったっていうのも、ほんとうに不思議な縁だよね。。。
形あるものは滅びるって分かってても、やっぱりとっても悲しかったこと、思い出すよ・・・
昨日、昼間は厚い雲に覆われてた空も、夜には驚くほどすっきりと晴れ渡ってくれて。
まん丸のお月さまの光に照らされながら、私は久々にゆっくり近くの温泉につかって瞑想三昧って
夜の広くて暗~い空に、いろんなかたちの雲が来ては月を覆い、
そして流れて去っていくさまを、飽かず眺めながら、いつのまにか4時間半~
さすがにこれは、私のなかでも最長記録だわー
満月の夜は、マンガラを偲ぶのにぴったりだなーなんて思いながら、
12時半の閉店まで、気持ちのいい風に吹かれたり、お湯に戻ったりしてた。
いろんな思い出がやってきては去っていっていたよ。
彼女の生涯のもっとも大きな情熱は、内面世界、つまり無意識の世界に気づきの光を当てることだったからね、
大きな月に照らされた夜の闇が、とっても良く似合う。
マンガラと過ごした10年余りの間に、彼女から受け取ったものはあまりに大きすぎて言葉にならないな。
あれほど強烈な時間と空間を分かち合った後で、風のように去っていった。
「私とのワークが終わることが、あなたにとって、新しい扉を開くことになるといいわね・・・」という言葉を残して。
今までいた人がもういないってことがどういうことなのか、やっぱり頭ではけっして理解できなくて、
やっぱり分からないことは分からないままなんだけど。。。
大変な病気の最中でも、私のことまでいろいろ気遣ってくれてたよね。
ほんとうに、ありがとうーーー
人生って不思議なもの。
当時からはまったく想像ができないぐらい、新しい世界が開けていってるよ
新しい流れに運ばれてるよ~
そして今、私はここにいる。
私なりに、受け取ったものを分かち合いながら。
それは、何よりも幸せなこと
そしてもう一つ、
マンガラは死を忌み嫌うんじゃなくって、抱きしめることも教えていってくれたんだなーと感じるよ。
病気と闘うんじゃなくって、最善を尽くしながらも、最期を受けいれて、
治療中もショッピングやらお友達とのおしゃべりやらを楽しんで、
決して深刻になることなしに、
ギリシャにバカンスに出かけて、日焼けして帰ってきたりとかもして、
先送りとかしないで、
自分に与えられた時を満喫していった。
これってほんとうにすばらしいことだと思う
長生きすることが最善なわけじゃない、
どれだけこの瞬間にトータルにいるかって、それが肝心なコトだって、
生き方そのものを通して教えてくれたって、感じられるんだ。。。
そして、私も時が来ればここからいなくなるけれど、
ただただ流れのままにいけばいいって感じられるから。
ありがとう~マンガラ
この地上で会えて、時を共有できたこと、
でっかい愛に~