こんにちは、お久しぶりです~~~
バンコクでトートタロット・プライベートレッスンが終わったあと、カオヤイという国立公園近くの森でのんびり中。
小鳥さんたちが山ほどいてね~
ビュンビュン、スイスイとあちこちを飛び回ってる
いかにも天上界の生きものって感じの声で、聴いてるだけで幸せだよ~
ご飯時には、こんな風に夕日が沈んでいきました
私はといえば、昔から夜が大好きで、
明かりを消した部屋に座ってたり、暗いなかでローソク灯して(キャンドルなんてない時代だったからねー)
お風呂に入ってたりすることがよくあったんだけど、
「お前はオカシイ」とかよく言われてました・・・
本人的には、闇に溶ける感覚が、ホッとする感じで好きだったんだけど、ね
この「ムーン(月)」のカードは、
無意識と意識の境目があいまいになって、
意識が拡大する状態を表してる。
タロットは、怖い絵があるからイヤだって人もよくいるんだけど、
私たちはいわゆるネガティブなもの、見たくないもの、都合の悪いものを無意識へと沈めて、
日常の「自分」の意識から、切り離してしまう癖があるの。
そこはまさに無意識の世界。
意識のない、闇の世界、黄泉の国とも呼ばれるところなんだ
そして日常の明るい意識のなかの「自分」が「自分」だと思えば思うほど、
無意識のなかで、自分の見たくなかったものがコントロールのきかないかたちでうごめくことになる、
だから、怖いっちゃー怖いのですよ
でもその恐怖は直視しないからこそものすごくて、そこに何があろうと、向き合おうと決めればすべては変わっていくんだけどね・・・
それは、まるで月明かりのもとで、
広大な視界のなかに見える、すべてのものの境界があいまいになるようなもの。
そこで見える景色は、
今まで「これはこう」と解釈してきた概念に収まらないから、
不安だったりもするーーーー
瞑想をはじめて、自分の内面に向き直りはじめると、
無意識の扉が開き始める。
自分と人、自分と外の世界との境界もあいまいになって、
「自分」が誰だか分からなくもなる。
そんな体験は落ち着かないーー
だからこそ、
私たちは大人になるに従って、ある一定の思い込みの枠を作って、そのなかに住もうとするんだ。
それは、一定の安全を与えてくれるけれど、
同時に、日常意識の狭い視野に囚われるという代償を払うことになるんだよ。。。
人生を固定した視点でしか見れなくなって、何を見ても退屈で、「驚きの感覚(sense of wonder)」もなくなってしまったりする。
タロットカードの意識の成長の旅は、
今までの思い込みの自分の世界から、
エゴさんの支配する日常意識から、
真我あるいは内在神、内なるマスター、至高の存在へと--って言葉はなんでもいいんだけど--
意識を開いていく旅の道のりを表しているんだ。
私たちは、自分が思い込んでいるよりも、ずっとずっと大きい存在なんだって、体験から理解する道なんだよ。。。
今日も来てくれてありがとう
あなたの人生が祝福で満たされますように