セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

秋田一人旅記⑧赤れんが郷土館

2014-05-22 | 旅行 見学
  今日のお天気凄い事。朝は晴れていたのに、突然空は真っ黒くなり豪雨(ゲリラ的)になった。テレビを見たら「東京地方は竜巻注意報」なんて言うのよ。東京って言っても東西に横長なのだから最低限東方、西方とか言って頂かないと怖いよね。雷はバリバリ鳴るし、サッシの窓までびりびりしているわけよ。
それで、竜巻と言われたら、か弱い女(私よ)ビビっちゃうわよ。報道写真家は、ピントを合わすべく準備に入るのでしょうね。私のデジカメじゃ無理だけど。及び腰じゃね~

と、まあ本題に入るけどもう飽きちゃった?秋田だもの仕方ないわね。もう三日目だから最後ですよ。最初の日に散歩していて、チェックしたのは「赤れんが郷土館」こんな建物が好きなアミーは、最後の日に行く事にした。羽越線の夕日も無理だったし、それでも雨が降らないだけでもラッキーでした。
あと言う間に三日目になってしまった一人旅。朝食の後コロコロと共にチェックアウトし直ぐに、徒歩10分目的に行った。
            
秋田市立赤れんが郷土館
  
旧秋田銀行の本店として1912年(明治45年)に 完成した赤れんが館(重要文化財)。郷土館の中は団体客も居ないし、私だけ。スタッフの数の方が多かった。皆さん親切で「お荷物こちらにお預かりしますのでごゆっくりどうぞ」。まるでVIP待遇。銀行の本店ってどこでも立派ね。まあ会社の顔ですものね。
       
  吹き抜けの館内            貴賓室 床 壁 チェアー全て贅を尽くして有る。
    暖炉   三階へ向かう階段

三階には郷土の版画家・勝平得之(カツヒラトクシ)の作品や伝統工芸品などを展示している。
平成13年に版画家勝平得之が亡くなってから30年になることから、秋田市では版画家勝平得之の業績を検証し、より理解を深めてもらうために没後30年を記念し設置された。
☆勝平得之について
 勝平得之は、明治37年(1904)秋田市鉄砲町の紙漉職人の家に生まれた。勝平は独学で版画を学び、絵・彫り・摺りの3つの工程を一人で行い、独特の彩色版画の世界を生み出した。勝平は終生秋田を離れることなく、その豊かな自然や風俗を描き続け、シンプルで素朴な刻線、絵の具の鮮やかな色彩は勝平版画独特のもの。勝平の作品は昭和6年の帝展初入選以来、数々の美術展に入選し、国外でも高い評価を受けている。郷土秋田の古き良きものが描き残された勝平の木版画は、美術的な作品としてのみならず、秋田の文化や風俗を知るための貴重な資料でもある。
 
      

            

   当時の農作業の様子が多く描かれている。出来る事なら肉眼で見て頂きたい。作者のお気持ちが伝わって来るような優しさを感じました。