うんうんそこそこかな?
気温は30℃曇天、風が少しあるのでそれ程不快では無い。
ジャガイモの木が少し黄色くなったのでお試しに掘ってみたら・・・・何とかいい具合になっていた。
今夜はこのジャガイモで何かを作ろう。
夕べは住宅の自治会の総会が7月に開かれるので、その前の準備で役員だけが集まった。
私はその時からずっと納得出来ない儘と言うより淋しい気がしている。
意見の食い違いと言うのは、よくある事だが、考え方の違いと言うのは、話し合いでも
解決を見ないのでなかなか難しい。
自分と同じ意見だと思い込んでいた人が真反対の考え方だった時はショックが大きい。
ずっと住宅の周りを奇麗にしたりお花を植えたり30年もまるで管理人の様にボランティアを
して下さっていた菊名人さんは腰の骨を折り既に3か月も入院している。
確か春になったら菊の挿し木から始め、菊の育て方を教えてくれると約束をしていた。
その約束が果たされなかった事は仕方がないが、菊名人さんが使っていた鉢が一階の入口に
其の侭になっているので
それを「もう、退院しても自宅には帰れなさそうだから娘さんに片付けに来る様に頼む」と
老人が1人で生活をするのは無理だから施設に入るしかない・・と決めているのだ。
言い出しっぺさんは、奇麗好きな事は分るが私は納得しなかった。
一階の畑仲間のひとりも「未だ亡くなったわけじゃないのに酷いんじゃない?」と涙を浮かべている。
確かに3か月も植木鉢を触らなければ、枯れてもしまうし周りも汚い。
それを娘さん(50歳位)に片付けさせると言うのは納得できない。
ならば「大掃除の時に、捨てる物と未だ持ちそうな物とを分けて奇麗にしよう」と言って欲しかった。
昔から親しくしていた女性は「個人の持ち物だし勝手に出来ないので娘さんを呼んで・・・」と。
私は個人の持ち物とは言え、価値の有る絵画や通帳でも有るまいし何言ってんの、と腹が立って
仕方がなかった。
人間なんてこんなものなんだと。
お父さんの事で毎日大変な思いで通院している娘さんに「お父さんの物片付けて」なんて
可哀そうな事言えないよ。
私達の住宅からお嫁に行った娘さんだから良く知っている。
反対しているだけでは仕方がないので、午前中から私は先手を打って片付ける事にした。
「個人の物」なんて事に拘る程の物でも有るまいし…皆で片付ければ幾らも時間がかからない程度。
日曜日で誰も見ていない時間に私は1人で大方片付けてしまった。
捨てられない物は、土に植え替えて、菊おじさんが帰宅出来たら、事情を話して、一緒に元に戻して
あげれば怒る様な人じゃない。
手を出すのが面倒臭いだけじゃないの?
何だか勝手に怒ってばかりいた私。よく機嫌の悪い人の事を「低気圧」って言ってたけど
梅雨時期で低気圧がやって来るので私機嫌が悪いのかも。