11月30日と言う事は今年は後1ヶ月で暮れてしまう。
明日から師走と言う事だけど、毎年毎年忙しなく師走を送ったなーなんて、つくづく思う。
そして又、新しい年を迎えるわけで・・・・・
ブログにも書いていたが、私も今年は「喪中ハガキ」を郵送した。
ハガキを書きながら、親の喪中ハガキを書く日を遂に迎えてしまったな~と、事務的に
硬い表情で作成したっけ。
この歳になると、やはり友達のご両親などの喪中も珍しくない。父親を亡くしたと言う
若い女性からも複数人あった。今年も多い。
今日の喪中葉書には、愕然として力が抜けてしまった。
M美ちゃんは四歳の頃からの知り合いで、可愛くてしっかり者の女の子、結婚してから北海道に
生活をしているのでご無沙汰はしているが、几帳面な彼女らしく、ずっと40年も年賀状を
欠かさず下さっていた。
三人の子供さんを育て、いつも写真がご家族でスポーツをしたりキャンプをしたり楽しそうな
年賀の写真なので、一年一年成長するお子さん達を楽しみに拝見していた。
子供さん達を慈しみ育て、ご長男は19歳になり大学生活を謳歌している頃だ。
ママ似の好青年に成長していた。
「本年四月長男が永眠いたしました。彼の成長を見守りご指導いただきました皆様に
深く感謝いたします。多くのご厚情を賜り・・・・・・」
何度も何度も読み直したが、間違いなくご長男を亡くした喪中ハガキ。
モノクロ写真でご長男が岸壁の様な所に足を延ばして腰かけている写真が、景色と共に
ハガキ一杯に写されている。
まるでこのハガキに使うのが分かっていたかのように、顔は斜め横を向き物思いにふけっている。
M美ちゃん、何が起こったの?。息子さん重い病いだったのかしら?交通事故?何か
突発的な事故だったの?
昨年の写真には彼が一家のリーダーの様に皆を纏め笑顔一杯で写っている。
どうしたの?信じられない。M美ちゃんは、どんな思いでこのハガキを作られたのだろう。
可哀そうに、毎日毎日が辛かった事だろう。お二人の子供さんも居るので
泣いてばかりは居られなかっただろう。
「日々の生活を取り戻しつつあります」と、書かれているが、こんなんに愛情深くしっかり
お子達を育てて来たのに、目の前から消えてしまうと言う災難に出会って・・・・
私の様に、親を亡くしても立ち直るのに時間がかかったのに、逆縁ではとても平常心に
戻る事は出来ないだろう。
子供を亡くした人は一生、自分の命が終わるまで平常には戻れないという。
可哀そうに、しっかり者の可愛いM美ちゃんに、こんな悲しい事が降りかかるとは…。
辛いなー悲しいなー私も。
M美ちゃんが帰省する事があれば、語れる時が来れば話して呉れるだろう。
氷点下の北海道は辛く、心の中まで凍らしてしまう長い冬になる。励ます言葉も無い。
それでも、生きて行かなければならない辛い人生になってしまった。
笑顔はいつ戻るのだろう。19歳の彼に合掌。
明日から師走と言う事だけど、毎年毎年忙しなく師走を送ったなーなんて、つくづく思う。
そして又、新しい年を迎えるわけで・・・・・
ブログにも書いていたが、私も今年は「喪中ハガキ」を郵送した。
ハガキを書きながら、親の喪中ハガキを書く日を遂に迎えてしまったな~と、事務的に
硬い表情で作成したっけ。
この歳になると、やはり友達のご両親などの喪中も珍しくない。父親を亡くしたと言う
若い女性からも複数人あった。今年も多い。
今日の喪中葉書には、愕然として力が抜けてしまった。
M美ちゃんは四歳の頃からの知り合いで、可愛くてしっかり者の女の子、結婚してから北海道に
生活をしているのでご無沙汰はしているが、几帳面な彼女らしく、ずっと40年も年賀状を
欠かさず下さっていた。
三人の子供さんを育て、いつも写真がご家族でスポーツをしたりキャンプをしたり楽しそうな
年賀の写真なので、一年一年成長するお子さん達を楽しみに拝見していた。
子供さん達を慈しみ育て、ご長男は19歳になり大学生活を謳歌している頃だ。
ママ似の好青年に成長していた。
「本年四月長男が永眠いたしました。彼の成長を見守りご指導いただきました皆様に
深く感謝いたします。多くのご厚情を賜り・・・・・・」
何度も何度も読み直したが、間違いなくご長男を亡くした喪中ハガキ。
モノクロ写真でご長男が岸壁の様な所に足を延ばして腰かけている写真が、景色と共に
ハガキ一杯に写されている。
まるでこのハガキに使うのが分かっていたかのように、顔は斜め横を向き物思いにふけっている。
M美ちゃん、何が起こったの?。息子さん重い病いだったのかしら?交通事故?何か
突発的な事故だったの?
昨年の写真には彼が一家のリーダーの様に皆を纏め笑顔一杯で写っている。
どうしたの?信じられない。M美ちゃんは、どんな思いでこのハガキを作られたのだろう。
可哀そうに、毎日毎日が辛かった事だろう。お二人の子供さんも居るので
泣いてばかりは居られなかっただろう。
「日々の生活を取り戻しつつあります」と、書かれているが、こんなんに愛情深くしっかり
お子達を育てて来たのに、目の前から消えてしまうと言う災難に出会って・・・・
私の様に、親を亡くしても立ち直るのに時間がかかったのに、逆縁ではとても平常心に
戻る事は出来ないだろう。
子供を亡くした人は一生、自分の命が終わるまで平常には戻れないという。
可哀そうに、しっかり者の可愛いM美ちゃんに、こんな悲しい事が降りかかるとは…。
辛いなー悲しいなー私も。
M美ちゃんが帰省する事があれば、語れる時が来れば話して呉れるだろう。
氷点下の北海道は辛く、心の中まで凍らしてしまう長い冬になる。励ます言葉も無い。
それでも、生きて行かなければならない辛い人生になってしまった。
笑顔はいつ戻るのだろう。19歳の彼に合掌。