8月も終わっちゃった！

色々有った夏もついに終わりです。
若い時は､思い切り楽しめた夏なのに､今年はさすがに･･･でした。私自身も複雑でしたが日本中､自然災害が有ったり何と言う年だった事でしょう。
諸外国との関係も初めての事が多く､戸惑いましたね～。どれ一つも解決している事も無く今年ってどうしちゃったのかしら？
自身はオペの予定が立たず･･･出来る事ならドクターから「オペは止めましょう！」と言って呉れないかなー、なんて不謹慎な事を思ってしまったり､落ち着かない日々です。
9月の診察で何と言われるか､内心穏やかではない。でも､はっきりしてしまいたいだけです。
病気を治して呉れるなら有り難い事よね。
毎日決まり文句の様に、会社帰り｢今､駅に居るけど何か食べたい物有る？｣と電話を呉れた子供２人に､元気になって「有難うね！お陰様で･･･」と言いたいので、数日でも元気になって帰宅したい気持ちは勿論です。
食欲の無い母親では､毎夕張り合いの無かった事でしょうけど諦めず連絡して来ました。一生分世話になってしまった気分です。子育ての頃は思いもしない老後になってしまいました。
人生いろいろとは､確かな事です。山あり谷あり･･･。良い事ばかりじゃないのね。
９月は少し上向きの生活が送れるようになると嬉しい。

涙もろいアミーバーバ

　運動不足のせいで､あちこちの関節が痛み尚更出歩けなくなっている。まあその内･･･なんて思いながら生活している。
久し振りに､ミコタン（高三）から｢アミー！錦糸町に模擬試験を受けに来ていて終わったので寄ってもいい？｣４教科の試験で相当疲れたと言いながらやって来た。
孫達はそれぞれに成長し､自分の世界を謳歌して元気で何より、と喜んでいる。

アミー､お給料（少しのバイト代）貰ったの。これ買って来たから食べて！とテーブルの上に出したのは､オレンジゼリーとどら焼き。本人も好きなんでしょうね。
アミーは､試験で大変なのにわざわざ買って来て呉れた事に胸が熱くなった。涙が出そう。歳のせいかもろい。
暫く会って居なかったので､色々話題が多く切りが無い。
いつも(夏冬)行っている山賊キャンプにぴよちゃんは１週間行って居て､ミコタンはキャンプの終わった後の｢片付けボランティア｣に３日間行って来ると言う。
一番楽しみなのは｢満天の夜空｣なんだそうで。現地には東京に無い物ばかりで、今直ぐにも飛んで行きたいとご機嫌で話して居る。
若いって､何でも楽しくて良いわね～。話を聞きながらアミーまで元気になる。

･･･神あれば拾う神

　　向かいの部屋の呼吸器のドクターの部屋に入ると､私の様子を見ただけで直ぐに聴診器を当て｢いやいやこりゃー酷いね､苦しかったでしょ～｣と全てを悟って下さった。油断をすると涙が出てしまうので堪えた。
一番酷い段階になって居るから(40日も我慢したんだもの)直ぐに､手当をして又後で説明をするからと､当日出来る治療（点滴やネブライザー等）や出来る検査は速やかに外来ナースに指示して下さった。全てベットに横になり楽に数時間を過ごさせて頂いた。目を閉じている内に2.3時間が過ぎた。

好酸球が多かったら、ヌーカラ注射になるかと思ったけど､どんな方法でも楽になりたかった。
結果「好酸球は多いけれど､先ず一から治療をしようね､焦らないでね」とお見通し。呼吸が少しでも楽になれば嬉しくて､呼吸器の神様に見えてきた。このＳ先生にお世話になろうと決心した。
心臓の薬とバッティングしない様に喘息の薬を処方して下さった。飲み薬を間違えないだけでも､ボーっとしている頭のリハビリになりそう。
翌日から､呼吸が徐々に楽になり､眠ってばかりいた。一日中眠いんだもの。特に用事が有るわけではないので楽にゴロゴロしてばかりだった。呼吸できる事に幸せを感じた、本当に。
今後は､循環器内科と呼吸器内科を同日に通院する事になった。

※ヌーカラ　4週間ごとに固定用量である100mgを皮膚に注射します。原則として血液中の好酸球数が一定値以上高い場合にしか使わない薬です。好酸球を抑制するなどして気管支の炎症を抑えます。
4週間ごとの使用量である100mgあたり17万5,684円という非常に高価な薬剤なので、あまり気軽に使用できる薬ではありません。吸入ステロイドを最大量使って、なお治療がうまくいっていない場合などにヌーカラ®の使用を考慮されます。㏋より拝借

患者も強気になります！

　 退院してから40日間､なかなか治療薬の良い薬が処方されず､苦しい苦しい日々を送りました。痰の切れる薬と言うのは出して頂いた物の､気持ち程度の物で納得が出来無かった。私は炎症の治療をして欲しいのです。
自分自身は､これは喘息の症状以外有り得ないと自信が有ったけれど､患者と言う物は医師の前では弱い物。処方箋を出して頂かなければ､勝手に良薬さえ呑む事が出来ない。同じ住宅に住む喘息で苦労しているＴ子さんが､担当医を紹介して上げるから行って見て、と助け舟を出して呉れた。同じ病院だから横の繋がりが有るし何とかして呉れるよ。やはり専門医じゃないと・・・。彼女はご自分の使っている薬など全部教えて呉れて病院行きを勧めて呉れた。苦しさを良く知っている人だ。
娘から「お母さんが幾らＤｒに訴えて見たって､あの様子では高齢者の愚痴程度にしか感じてないと思うよ。」と､言う事で一緒に行って貰い強い口調で｢もう耐えられないから呼吸器のＳ先生を紹介して下さい！｣と訴えた。命がかかって居るんだから遠慮はしない。

私はこれ迄自分で命を絶つって事は思った事も無い。
しかし此の儘では命が危ない､布団の上で事切れると自宅で何度か思わされた。
人間命をかけると怖い物無しになる。兎に角､専門医に診て頂きたい。
ここまで来るとＤｒも何かを感じたらしく(遅過ぎです！)遂にＳドクターの紹介に至った。命が繋がったかも？

　

喘息ってどんな病気？

　持病と言えば人それぞれ､私の場合は｢気管支喘息」かれこれ30年近く患っている。大分上手にお付合いが出来る様になり､気分的には楽になっていた。大事に仲良くして行けば大丈夫なんて自負もしていた。
病名を知って居ても、症状が分り難いと言う方が多いので､簡単に書きますね。

☆喘息（気管支喘息）は気道の炎症

喘息の人の気道は、普段でも､症状が無くても常に炎症を起こいる。健康な人に比べて気道が狭くなって空気が通りにくくなっています。炎症がおこっている気道はとても敏感になっていて、正常な気道ならなんともないホコリやタバコ、ストレスなどのわずかな刺激でも狭くなり、発作がおきてしまいます。 喘息の治療は、発作をおこさないための気道炎症の治療が中心となります。

喘息は、咳や痰（たん）、息苦しさや「ゼーゼー」「ヒューヒュー」という喘鳴（ぜんめい）など、さまざまな症状があります。最近では咳だけの喘息（咳喘息）も増加しています。また、胸の痛みやのどに感じる違和感なども喘息の症状のひとつです。
治療せずに放置すると、気道の炎症が悪化して、発作の頻度が多くなったり、症状が重くなったりします。hpより拝借

痰と咳が一番の特徴で狭くなった気道に､痰が隙間なく溜まってしまうので､呼吸をする事が出来ない。普通の人が手で口を塞がれた様な状態が長く続くわけ。
特に夜中は､横になれないので壁に寄りかかり咳をしながら､痰が少しでも外へ出るようにするしかない。勿論日中でも絶え間なく、出しても出しても続く。
今では､良い薬が有るので発作を起こしても大分楽になるのが早い。

しかし私の場合は､循環器Drから喘息の薬は使わない様にときつく言われていたのでただ痰を出しながら体力の消耗に耐えた。
今迄で一番辛い日々を過ごした。
一週間我慢したけれど､娘から｢お母さん､数十年続けた薬を急に止めたので､その影響じゃない？｣うんそれも有るかも。Drは心臓が良くなれば落ち着くと思われていた。
結局､酷くなるばかりで耐えられず、診察日でも無いのに病院に駆けつけた。救急車を呼ぶ選択は無かった。(待てなかった）