セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

「ゆずり葉」上映会

2010-05-31 | セカンドライフ
【日本ろうあ連盟創立60周年記念映画】を観賞に行って来た。

私は障害者について少しでも理解が出来ればと思い15年ほど前に、点字・朗読・手話の講習を
受け始めた。
実際それぞれを受講して見て、失礼だが自分に合った物を模索していた。

お喋り好きな私はコミュニケーションの手段である手話が、楽しく長く学べそうと思い
約5年半、地元の区で主催する「手話講習会」と聾者との交流や手話を学ぶサークルで学んだ。

聾の方々はご自分達の会話の手段である手話を学ぶ人達には大変協力的で喜んで指導して下さった。
講習会では聾の方々の生活を含めて手話の技術を教えて頂いた。
会話なので暫く使っていないと直ぐに忘れてしまい、ことに最近は「手話が下手になった」と
言われる事が多い。

障害を持つ方達の事を学んでも、全てを理解できるわけは無く「実態はこうである」と言う事を
知るに留まっている。
私も仕事や何かで忙しくサークルもご無沙汰しているので「お久し振り―お元気?」なんて会話が
多い事には反省である。

今夜、映画館に行って見ると、会場が満席で担当の方達のご努力に感心した。
狭い世界と言うだけに、大抵の人達は顔も覚えていて呉れて「久し振りねー」なんて挨拶を何回した事か。

相変わらず皆さんはお元気で嬉しくなってしまう。普通の映画観賞と一寸違う事が新鮮だった。

☆会場内は満席でも賑やかな事は無くそれぞれ手話で会話するので静かなものだ。
☆映画開始のベルの代わり照明が5回位点滅をした。
☆担当者が挨拶をすると通訳担当がマイクを持って同時通訳をする。
☆拍手をする時は両手を上げ手をひらひら振り見える拍手とする。
☆全画面字幕付き。どなたにもご覧いただけます。

上映時間は2時間弱だったが久し振りに手話の世界に浸り一寸疲れたので終了後急いで帰宅。
私は手話を使ってお役にたてる事は少ないので、バザーに不用品を出す(既に出し尽くした)とか
イベントにはなるべく参加する様に心がけている。

皆さんの周りにも沢山の障害を持った方々が生活していらっしゃる事でしょう。
せめて挨拶をするだけでも(会釈程度)し合えたら身の回りの社会が広がると思います。
少しでも歩み寄りが出来たら嬉しいな~と思います。

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◎財団法人全日本ろうあ連盟からのご挨拶

財団法人全日本ろうあ連盟は昨年、創立60周年を迎えました。
この60年間、聴覚障害者への差別と偏見と闘い、その権利確立と社会参加の促進に取り組んできました。
民法11条の改正、手話通訳制度の整備・推進、欠格条項の撤廃等、様々な問題に取り組み解決してきました。

最近は少子化の影響による聾学校生徒数の減少、インテグレート教育により
普通学校に転校する生徒の増加もあり、連盟登録会員数が落ち込み、また手話を学ぶ人口の減少が見られます。

これまでに出版物等を通して連盟のろう運動の意義を伝え、ろう者への理解・手話の普及を図ってきましたが、新たな試みとして映像を通して広く国民にろう運動を訴えていくために、これまでの連盟60年の歩みを記念する事業として映画を製作し、全国的に上映運動を展開していくことを目指します。

その目的は、
①ろう者についての理解や啓発と手話の普及を図ること
②親や子どもたちに夢を与えること
③新しい映像文化を創造すること
であります。

上映運動の目的を達成することによって、連盟のろう運動の意義を理解すること、連盟の友好団体である全通研、士協会等の活動への理解、連携を深め、連盟会員の拡大、連盟傘下団体の活性化につなげていきます。
そしてろう者を差別する法律改正の署名運動にご協力いただいた222万人をはじめ当連盟を支えていただいた多くの方々に感謝の気持ちをこめて、夢、勇気と感動を与える映画を製作していきます。
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上記参考までに掲載しました。

※聾の方達が不便な生活であるかもしれませんが、不幸と言う言葉は当てはまりませんので、
ご理解下さいませ。
 健聴者として生まれた方が、中途で聞こえなくなった方は例えようもなく悲嘆にくれるそうです。
 それはどなたにも起きる事ですね。色々な事が原因で(赤ちゃんの時の高熱等)聞こえなくなる方
も多いので、 一概にここで詳しく説明する事は省かせて頂きます。<m(__)m>

五月も終わり

2010-05-31 | アミーズ畑
               カタバミは花が終わりそうになっても何度でも繰り返し咲き元気なお花

気温は21℃爽やかな風とは言うものの例年だと気温は25℃を軽く超え梅雨を迎える蒸し暑い
季節になるはずだが今年は思う様に季節が動いて行かない。
夕方までは時間が空いているので畑を眺めていたが季節の移動がはっきりしない。

真夏の花有り早春のままの花有り・・・・それでも元気でいてくれればいいかしらね。
五月も今日でおしまいとなると梅雨の季節六月に入ってしまうわけで・・・・
何だか一日一週間の過ぎるのが余りにも早くて驚きの毎日。こんなはず無かったけど?なんて思ったり。

お隣の上海では万博が盛んで気温も真夏の様らしい。九州・鹿児島県と同じ位の緯度だとすると
本当は日本ももう少し気温が高いのが普通なのかも。明日から日本でも気温が上がるらしいが。

五月は何だか慌ただしいスケジュールで終わってしまった気がするが六月はもう少しゆったりとした
気持ちで過ごしたいかな?

今日のアミーズ畑は涼しいながらも元気な畑でしたね。

        ダリアや松葉ボタンは真夏のお花じゃ無かったかしら?


デラニュームって一年間の内10カ月は咲いているかも。畑にとっては有難いお花。


   ジャガイモ、薄紫の花が咲いていたのに今日は別の木に白い花が咲いた。鉄砲ユリも蕾が大きくなった。


      
  N子さんが大事にベランダで根が着くまで育ててくれた「ギオンムクゲ」の木(左)
  優しい葵の様な花が咲くそうで楽しみにしている。

詩吟朗詠金城流(キンジョウリュウ)

2010-05-30 | ライブ


                         

【東京都50周年記念大会】詩吟朗詠金城流記念大会を楽しんだ。
私自身は全くしないが昔の職場の先輩の会なので、職場仲間6人で出かけた。

先輩の皆さんは約束時間を設定しても、大抵30分か1時間も早く来る方達なので
私も今日ばかりは約束時間よりも1時間も早く11:00には家を出た。

案の定定時の30分前には揃ってしまった。
開演時間には数時間も有るので、軽食とお茶をした。歓談をしてゆっくり会場に入り
それでも1時間も予定より早く入った。

まあ他の出演の方達のも観ながら・・・・素晴らしく感動しましたよ。
大体日本中に会を持っているだけあって壇上に上る方達も選りすぐりの朗詠者ばかり。

伴奏は尺八やお琴、琵琶、横笛、鼓等。和風楽器はとても心がなごむ。尺八のかすれた様な音色など。
美しい日本語をもって表現する精神面と芸術面、加えアクセントや音楽性にも優れている詩吟、
改めてその魅力を感じる機会を得た。

そして際立ったのは腹式呼吸による発生で訓練された健康的な側面もつ。
出演者は70歳以上の方が目立ったが、どなたも姿勢がしゃきっとしていて若々しい。
マイクが不要な程の声量を持ち合せているのは、腹式呼吸の鍛錬のたまものと感心しきり。

この様な伝統文化を他の芸術と共に後世に正しい形で残して欲しいと願う。
特筆すべきは100歳の女性が吟じられた時は会場は大いに盛り上がった。
100歳ですよ~。背筋はピット伸び朗々と吟じられたのです。髪は奇麗な白髪でしたが
姿勢のせいか若か若しい20歳若く見積もっても80歳。その辺の80歳よりはるかにお若いのです。

勿論指導者では有りますが、50周年の最初から皆勤で今日まで出演されているそうです。
万雷の拍手の渦でした。半世紀も休み無く・・・・素晴らしい、肖りたいものです。

私の先輩は詩吟もぴか一にお上手、そして詩舞(詩吟に合わせて踊る)は男踊りだったが完璧。
50年の歴史は舞台に立っただけで存在が違う。
和楽器に合わせて踊るそれは、なかなか美しい姿だった。

詩吟と言う言葉には全く興味の無い私だったが、こうして極めた達人の吟じるのはなかなか聴き
ごたえが有るものです。

企画吟と言うのが有り吟に合わせて書く書道も立派な文字で見惚れてしまった。
最初の一角からジーンと染みた。
良い一日でした。

ラッキョウの塩漬け

2010-05-29 | セカンドライフ
気温は18度どんより曇り空、時々霧雨・・こんな日は畑仕事に好都合。蜂もいないし、蚊も少ないしね。
朝からラッキョウの残っていた分を全部抜いた。
引っこ抜こうと思ったら、土が硬くて抜けないのでスコップで掘って抜いた。

そうか~ラッキョウって鳥取県の砂地が栽培に良いって言うけど理解できる気がする。
千葉県も砂地の畑が有るけど落花生の栽培や掘り起こしには砂地が合っているのかもしれない。

私の畑は未だ未だ硬いので本当は不適当と言われそうだけど、ラッキョウを抜いて見て畑の為には
良かったと納得。
ラッキョウって根が太くて物凄く長く7.8cm土の中に根を張るわけ(砂地なら10cm位は行きそう)。
それを抜いた後は土がほっこりふわっとする程やわらかくなるわけ。
一寸うなってみたら後はどんな植物でも植えられそうになっているので嬉しくなってしまった。

来年もと言うか、秋にはニンニクとラッキョウは忘れないで植えようと決心。
それ程今回のラッキョウには驚きだった。遂に3回目最後の塩漬けに入りましたよ。
粒は合計で300粒位、凄くない?たった10粒しか植えないのに・・・・バクバク食べても一夏は持ちそう。

ニンニクはしょうゆ漬けにして色々使ってみましょう。
ラッキョウは血液をサラサラにするんですって。
それに友達からメールが来て、妊娠中つわりがひどかった時お姑さんがニンニクを
食べさせてくれて元気になったんですって。

つわりは全く心配の無い年にはなりましたがつまり消化等にいいのかな?
私達の年齢になって一番心配なのは脳卒中ですね。
血管が詰まったり切れたり命取りと言うか重症で生きてしまう不安かな?

何れにしても血液サラサラって健康上も大切な事よね。
そんな事考えずに美味しそうで食べたいからと始めた栽培は、もしかして正解だったかも。

私があと10年元気だったらそう解釈して下さいね。皆さん

矢車草

2010-05-29 | アミーズ畑

 何故か昔から矢車草が好き。
矢車草の花は色いろいろ。紫、白、クリームそしてピンク、濃いピンクと有るが、今年種を蒔いた中で
一番最初に咲いたのはピンクだった。

気温が低くどんよりしているが、この矢車草は畑の中でひと際元気だった。
あと10本は苗も育って来たが、矢車草って夏のイメージが有るのに、5月なのに、寒い位なのに、元気で
咲いている。

本当は苗が成長途中に猫に倒され、半分位から折れてしまったのだ。
仕方がないので諦めたのに、アクシデントにも負けず周りからずんずんと枝葉の様に芽が伸びて、
それでも一番に咲いたのだ。
こう言うのってど根性かしら?

じゃ、他の苗は?と見ると未だひょろひょろしていて蕾が一個しか見えない。
何が幸いするか分らないわね。
既に五本咲き、未だ未だ十分蕾を持っている。
この花の不思議なパワーに私の方が驚き観察をしている。