茶っCの育児と温泉 たまに山と釣り

子供が生まれてから山と釣りは自粛中です

2009.6.15-16朝日連峰2(竜門小屋~大朝日岳)

2009年06月17日 | 朝日連峰
たいして冷え込むこともなく良眠。
目が覚めて間もなく、雲海の上に朝日が姿を現した。
今日もよい天気だ。


朝食を済ませ、5時過ぎに小屋を出発。




大朝日に向かう道筋にはハクサンイチゲが咲き、
朝日を受け白く輝いている。


西朝日を越えたところの斜面にはイチゲがまとまって群生し、
背景に飯豊連峰がくっきりと見える。


すっきりと晴れ渡った空の下、
この日は飯豊に加え、吾妻、磐梯山、鳥海山、月山、船形、蔵王など
朝日を取り囲む峰々が雲海の上にはっきりと見えた。


主稜線上ではイチゲのほか、シラネアオイやミネザクラなども咲いていた。


大朝日の避難小屋を通り過ぎ、


1週間ぶりに大朝日の頂を踏む。
素晴らしい天気にも関わらず、ここまで誰にも会わず。


朝日には何回か登っているが、
こんなに眺めが良いのは久方ぶりだ。






誰もいない山頂を後に、小朝日経由で下山。




古寺直下の残雪は1週間前に比べだいぶ雪解けが進んだ印象。
三沢清水にはホースが置いてあったが、導水はまだ。
今週末の山開きまでには導水されるのだろう。

ハナヌキ峰分岐から日暮沢にかけての道は、
歩く人が少ないためかやや荒れた感じであったが、
目立った残雪もなく、通行に支障なし。

素晴らしい眺めに歩みは遅れがちであったが、
12時頃には車に辿り着いた。


帰り道、
大江町で板そばを食べ、寒河江のユーチェリーで汗を流した。
笹谷峠を越え宮城側に抜けると、どんよりとした曇り空が広がっていた。
やはり梅雨時は日本海側の方がスカッと晴れることが多いようだ。

2009.6.15-16朝日連峰1(竜門山~寒江山)

2009年06月16日 | 朝日連峰
梅雨の合間の晴天。
久しぶりに大鳥池経由で以東岳に登ろうと山形へ向かった。
しかし、泡滝ダムへの林道入り口には、
雪崩危険箇所あり通行止めとの標識が設置されていた。


強行突破する根性もなかったので、
やむを得ず日暮沢から登ることとし、登山開始は10時半。
完全に出遅れてしまった。
ひとまず竜門小屋を目標に登り始める。


途中の水場(ゴロビツ沢の水)は雪の下。


まとまった残雪が残っている箇所を越えると眺めがよくなる。


ユーフン山の頂からは連峰が見渡せ、


後方には青空のもと月山や障子ヶ岳も見え、素晴らしい眺めだ。


竜門小屋には4時間かからずに到着。


小屋の前にはパイプで水が引かれていた。


休憩の後、泊まり道具を小屋にデポし、
カメラ片手に寒江山方面へ散歩に出かけた。
稜線上は少々風が強かったが、
ハクサンイチゲ、ウスユキソウ、ミヤマキンバイなどの花々が咲き乱れていた。






この日の小屋は他に誰も訪れる人はおらず、貸し切り。
小屋の窓からは夕焼けに染まる月山と鳥海山が見えた。

2009.6.9大朝日岳

2009年06月11日 | 朝日連峰
梅雨の合間の晴天
古寺鉱泉からピストンで大朝日岳に登ってきた。
前日のうちに古寺まで移動し車中泊。
古寺の駐車場には自身を含め3台が駐車しているのみ。
辺りが明るくなった5時前には登山開始。


一服清水の周りにはリュウキンカが咲いていた。


この先にある二つの水場はいずれも使えないので、
ここで十分水を補給しておきたいところ。
三沢清水は導水されておらず、銀玉水は雪の下。

一服清水を過ぎると残雪が夏道を隠すようになる。


ただ、まとまった量の残雪があるのは古寺山直下と銀玉水の上のみ。


古寺山頂上からは朝日連峰のパノラマが広がる。


小朝日にかけての稜線上はシラネアオイやミツバオウレン等の花々が美しい。


小朝日を越えて、


右手奥に以東岳を眺めつつ大朝日を目指す。


銀玉水の上の残雪は傾斜が急でアイゼンがあったほうが無難。
大朝日の避難小屋を通り過ぎ。


ようやく山頂に到着。


主稜線とその東側は見晴らし良好であったが、
西側は雲とガスで展望不良。


山頂は風が強かったので、
小屋に引き返し、食事をとったりゆっくり休憩。
小屋の周りではハクサンイチゲが咲き始めていた。


帰りは鳥原山経由で下山。
小朝日から鳥原山にかけての登山道脇では
カタクリやイワカガミなどが目を楽しませてくれる。






鳥原山の前後にまとまった残雪あり、
特に鳥原山を越えて湿原に至るところでは
途切れた夏道を見失いやすく、テープの目印もないので
ガスっているときは要注意。


鳥原湿原から古寺までの道はやや荒れた感じもあったが、
特に問題なく歩けた。

2008.6.14朝日連峰(三面コース)

2008年06月16日 | 朝日連峰
地震があった土曜日は
三面から相模山経由で狐穴小屋一泊を狙ったものの、
倒木で進路を阻まれ途中で引き返す羽目となった。
蕨峠を通る三面林道は問題なく通行でき、
登山口には6時前に到着。
小雨がぱらつくなか、登山開始。
一年ぶりの一枚板の吊り橋は、
相変わらず冷や汗ものだったが、
よく見ると真新しいワイヤーが張ってあったりして、
それなりに補強はされているようだ。


三面小屋まではブナの森が傘代わりで
雨も気にならず歩けた。
三面小屋で雨宿りも兼ねて小休止。


雨が小降りとなったところで、
三面川に架かる立派な吊り橋を対岸に渡る
どうやらこのあたりで地震があったようだが、
吊り橋の上にいたせいか全く気づかず・・


去年訪れた時の記憶によると
吊り橋を渡って数メートル登ったところから、
斜面をトラバースしながら右手のほうに進んで、
尾根にとりつくはずだが、
倒木が道を塞いでいる!
下の写真ではワイヤー基部の上方の倒木です。


ただでさえ足場の悪い急斜面
雨で滑りやすい上に
複雑に絡み合った倒木に通行を邪魔され戦意喪失。
ここで敢え無く撤退となった。

2008.5.17祝瓶山

2008年05月18日 | 朝日連峰
山形の自宅を4時に出発し、
針生平の登山口には5時半に到着。


身支度を調え、6時に登山開始。
一枚板の吊り橋を渡り、




大石沢小屋を通り過ぎ、
鈴振尾根にとりつく。


足下にはイワカガミが咲き始めており、
しばらく登ると
左手に西朝日や袖朝日がみえてきた。


後方にみえる山は巣戸々山であろうか?
存在感のある山容だ。


朝日連峰が見渡せるようになると山頂まであとわずかだ。


ここまで登山道に目立った残雪はない。
登り初めて2時間半で山頂に到着。


新潟方面


柴倉山


遮る物のない展望だ。
この日は風もなく穏やかな陽気で、
お湯を沸かしお茶を飲んでくつろぐ。

もと来た道を引き返しても面白くないので、
大玉山経由で下山することにした。


大玉山付近の縦走路には残雪が残っていたが、
アイゼンを使うほどではない。


縦走路から見た祝瓶


カタクリの白花が咲いていた。


分岐に到着


余裕があれば大朝日までと思っていたが、
雲行きが怪しくなって雨がぱらついてきたので
ここで下山。






川が眼下に見えてくると長い下りもあと少しだ


一枚板の吊り橋を渡り


見事なブナの森を歩く




角樽小屋を通り過ぎ


合計4つの吊り橋を渡って、無事下山しました。


吊り橋が壊れてないか少々不安だっだのですが、
問題なく渡れました。

2007.11.10祝瓶山

2007年11月20日 | 朝日連峰
午後から気圧の谷が接近し雨との予報であったが、
午前中は晴れとの予報を信じ、祝瓶に行ってきた。
歩いたのは祝瓶山荘から山頂を目指し、
赤鼻尾根から下山する周回コースである。
山形市の自宅から白鷹経由で山荘までは約1時間半。
ダムから先、非舗装の林道が少々長く感じるが、道路状況は悪くない。
紅葉の盛りには混雑したであろう山荘前の駐車場も、
キノコ採りと思われる軽ワゴンが一台停まっているのみで、
閑散としていた。


予報に反し生憎の曇り空だが、雨が降ってないだけよしと考え、
山荘前の林道を奥に歩き出した。
傾いて不安定な吊り橋を渡ると、


ブナの森が広がる。


落葉の進んだ木々の間を歩いてゆくと分岐が現れ、


山頂方面へと左折。
ここから先は、神室を思わせる急登が続く。


冷たい風のおかげでたいして汗をかくこともなく、
ぐんぐん標高をあげてゆく。
足場の悪いやせ尾根にでると見晴らしがよくなり、
眼下にブナの森、遠くにはダム湖が見える。




山頂に近づくと勾配は一段と急になり、
両手をつかっての登りとなる。
赤いペンキを目印に岩場を登ってゆく。
下りには使いたくないコースだ。
2時間ちょっとで到着した山頂は風が強く、立ち止まると凍えそうで、


そのまま針生平方面へと風を避け下ってゆくことにした。
休憩に適した場所がないまま大朝日への分岐が現れ、
大朝日方面へと右折。
遮るもののない稜線では体を吹き飛ばす勢いの強風が
吹き荒れている。
これで雨など降ったら疲労凍死間違いなしだ。
この時期、手袋や防寒着は必須で、
不意の降雪に備えて軽アイゼンなども持っていた方が安心に思う。
黙々と下ってゆき、森林地帯に入って一息ついた。


稜線の鞍部から少し登ると、再び分岐が現れ、


右折し山荘方面へと下る。


見晴らしのよい歩きやすい道を下り、




朝に左折した分岐へと辿り着いた。
ここから朝来た道を引き返し、




山頂から2時間程度で登山口へと戻ってきた。
駐車場には車が一台増えていたが、
山中、他の登山者に会うことはなかった。
短時間で気軽に周回できる割には、美しい森と、
天気がよければ展望も期待でき、なかなかよいコースだ。
来年の初夏にでも再訪してみたいものだ。
帰り道、長井の「桜の湯」で冷え切った体を温め、
白鷹の「千利庵」で蕎麦を食べ帰途についた。

2007.10.6-7朝日連峰(三面コース)4

2007年10月13日 | 朝日連峰
翌10/7朝、6時半に小屋を出発。


空高くに雲は見えるが、まずまずの天気だ。
右手に月山を眺めながら、北寒江山へと登っていく。


眼下に見える狐穴~天狗小屋までのコースは昨年同じ時期に歩き、
素晴らしい紅葉に魅了された。


北寒江山の山頂で以東岳に別れを告げ、


昨日登ってきた道へと歩みを進めた。
正面には朝日を浴びた相模山が龍の背のような
存在感のある山容をみせている。


遠方には飯豊連峰が雲海の上に浮かんでいる。




三方池を通り過ぎ、


相模山を目指して歩く。


このあたりも笹の緑の中に浮かぶ島状の紅葉が見事だ!




ピークのはっきりしない相模山を越え


展望のよい稜線を歩く。




道は上り下りを繰り返し大上戸山へと連なる。




大上戸山へ向かう途中、登ってくる7-8人の団体とすれ違った。
道陸神峰の避難小屋内にテントがはってあったので、
ここに泊まったようだ。
大上戸山で小休止したのち、
道陸神峰へと下る。


尾根は色づいているが、紅葉の下限はこのあたりのようだ。


道陸神峰へ至る途中、登ってくる女性二人連れとすれ違った。
この方達は、昨晩は三面小屋に泊まったのだろうか?
以後、この2パーティー以外に誰一人会うことなく、
三面川の吊り橋まで下った。


川の中には10月というのに溶け残った雪渓の固まりが転がっていた。


三面小屋を通り過ぎ、


ブナの散歩道を歩き


恐怖の一本丸太の吊り橋をクリアして、
14時には無事登山口にたどりついた。
駐車場には自分の車のほかに、
すれ違った2パーティーのものと思われる車が停車してあるのみであった。
紅葉の盛期にもかかわらず、訪れる人は少なく、
静かな秋山を楽しめる素晴らしいコースであった。
唯一の難点は、一本丸太の吊り橋であろう。
高所恐怖症の人は絶対わたれないと思います。

2007.10.6-7朝日連峰(三面コース)3

2007年10月11日 | 朝日連峰
思ったよりいいペースで登ってきて、
日暮れ前には狐穴にたどりつけるのが確実となったので、
大上戸山から先はのんびり景色を楽しみながら歩くことにした。


道は刈り払いされており歩きやすい。
相模山まではアップダウンを繰り返す見晴らしのよい尾根道が続く。




右手には袖朝日岳が間近に見える。


相模山の山頂にはこれといった標識もなく


寒江山がぐっと近づいてみえる。


遠目にみると紅葉はまだまだ稜線付近に留まっているようだ。
相模山を越え下っていく


一面の草紅葉を前景とした以東岳が素晴らしい。




チングルマの枯れ穂が風に揺れ、


花の時期も素晴らしいに違いない。


青空に映えた紅葉がまぶしい。


三方池に近づくと、主稜線上にようやく狐穴小屋がみえてきた。


北寒江山から三方境にかけては、紅葉が見頃を迎えていたが、
生憎曇り空のもとで鮮やかさは半減。


登山口から8時間半でようやく今宵の宿に到着。


小屋で早々と夕食を済ませ、外に出てみると、
いつのまにか空は晴れあがっていた。


カメラを持って北寒江山へあがってゆくと、
あたりは夕方の斜光をうけ紅葉が一層輝いてみえた。




北寒江山頂からは、
主稜線の最奥に大朝日のピラミダルなピークが目を惹く。


夕景の月山を眺め、小屋に引き返した。


この日の小屋は30人くらいの宿泊者がいたが、
幸い超満員というほどではなかった。
もっとアクセスのいい以東、竜門、大朝日小屋などは
3連休+紅葉もあって超満員であったのではなかろうか。


2007.10.6-7朝日連峰(三面コース)2

2007年10月10日 | 朝日連峰
道陸神峰の避難小屋を過ぎ、
ブナ林の中を登る。


ここまで登り初めから誰一人会うことなく、
一方、辺りからは大型獣の叫び声や藪を揺らす音が聞こえ
なんとも薄気味悪いので、熊鈴をつけることにした。
さらに標高をあげてゆくと
木々の間から、以東岳がみえるようになった。


1時間ほど登り、見晴らしのよい場所に到着、
この三面コースを開拓した人を称える石碑が設置してあった。


大上戸山まではまだまだ先のようだ。


途中、もう少し早い時期であれば水場があったであろうと思われる所を通過


この時期、水たまりがあるだけで、水は流れていなかった。
背丈ほどの灌木帯を抜け、
見晴らしのよい尾根道となった。


大上戸山に近づくと、紅葉した草木も混じり、


標高1400メートルあたりまで紅葉前線が降りてきているようだ。
大上戸山の手前の岩場と越え、


左手には相模山、


左手後方には以東岳を眺めがら、


ようやく見晴らしのよい大上戸山頂に到着。


ここまで登山口から5時間。
我ながらなかなか良いペースで登ってきた。

2007.10.6-7朝日連峰(三面コース)1

2007年10月09日 | 朝日連峰
朝日連峰はほとんどのコースを歩いたが、
三面コースだけはまだ未踏であった。
superdioaf27さんのブログhttp://blog.livedoor.jp/superdioaf27/を
参考に、この三連休に狐穴小屋一泊で
三面コースに挑戦することに決めた。
山形の自宅を3時に出発。
小国から蕨峠経由であさひ湖奥の登山口へと向かい、
2時間ちょっとでまだ夜の明けぬうちに登山口に到着した。


車道終点の登山口は舗装され20台近くは停められそうな
駐車スペースがあるが、この日停まっていたのは
沢登りもしくは釣りが目的と思われる車一台のみであった。
あたりが明るくなった6時に出発。


少し歩くと開けたススキの野原を歩くようになり


茂った草におりた朝露が足下を濡らす。
直にブナの森となり、


川沿いの見事なブナの森を40分ほど歩くと
噂に聞いていた最大の難所、一本丸太の吊り橋に到着。


足場は一枚の板きれで、その上に張られたワイヤーを手すりに
10メートルちょっとを渡らなければならない。
足下は深さ10メートル以上はありそうな渓谷で
落ちたらただで済みそうにない。
正直かなり恐いです。
おまけに朝露で板が湿っていて、
ワイヤーを握る手にかなり力が入りましたが、
なんとか渡りきって一安心。
その後は、先ほどと落差の大きい鋼鉄製の橋を渡り、


登山口から1時間半で三面小屋に到着。


小屋そばには水場もあり


なかなか居心地がよさそうです。
水を補給後、三面川にかかる立派な吊り橋を渡り、


眼下を流れる三面川は非常に清く


釣りを目的にここまで来る人も多いのではないかと思います。
橋を渡ると


いよいよ道は本格的な上り坂となり、


神室や飯豊を思わせるかなりの急坂を登るようになります。
10月にはいり夏を思わせる陽気は過ぎ、
順調に高度を上げ、
三面小屋から1時間20分で、道陸神峰の避難小屋に到着。


小屋は屋根だけで閉鎖空間ではないものの、
雨をしのぐには十分で、解放空間なだけに
小屋の中でたき火をすることも可能で、
かえって居心地はよさそうである。
小屋の直ぐ手前には水場あり、


雰囲気はあまりよくないが、冷たい水が流れていた。

2007.9.9大朝日岳(御影森~中ツル)2

2007年09月12日 | 朝日連峰
平岩山を越え、大朝日をめざす。


登山道脇にはタカネマツムシソウが咲いていたが、


盛りは過ぎ、見頃は8月中旬頃であったと思われる。
ようやく到着した大朝日山頂からは、
祝瓶方面


袖朝日は見えたが、


ガスで展望は今ひとつであった。
下山路は中ツル尾根を選択。


左手に小朝日を眺めながら、


標高をどんどん下げてゆく。


写真ではわかりにくいが、正面遠くには、
ゴールの朝日鉱泉の建物が見える。


長命水という名前にひかれ寄った水場では、


冷たい水が湧き出していた。
今回歩いたコースには適当な間隔で4か所の水場があり、
持ち歩く水が最小限で済むのが助かる。


水場近辺の倒木にはキクラゲが生えていて、
晩のおかずに採取。
沢まで降りたあとは、


アップダウンの繰り返し沢沿いを進む。


台風の後で沢沿いの道は少々不安であったが、
特に危険な箇所もなく問題なく歩けた。
16時には登山口に戻り、朝日鉱泉で汗を流した。

2007.9.9大朝日岳(御影森~中ツル)1

2007年09月10日 | 朝日連峰
葉山の翌日、予報は晴れ。
台風後の増水が少々心配ではあったが、
朝日鉱泉から大朝日を日帰りすることにした。
大朝日には何回か登っているが、朝日鉱泉から登るのは初めてである。
以前、針生平から祝瓶経由で大朝日をめざしたとき、
御影森の姿が一際目を引いたので、
今回、まず御影森に登り、大朝日の頂上を踏んで、
中ツル尾根経由で下山する周回コースを辿ることにした。
朝日鉱泉前の宿泊者用駐車場は空いていたが、


林道沿いにある一般向け駐車場には6台ほど
車が停まっていた。
古寺に比べ駐車場が狭く、混んでる時期は駐車するのに苦労しそうだ。
鉱泉の正面からは大朝日のピークがはっきりと見え、


好展望の期待が高まる。
吊り橋を渡って間もなく、
弘法水という水場が現れ、冷たい水で喉を潤す。


鳥原小屋への分岐を通り過ぎ、
次にあられた分岐を御影森方面へ進んだ。


吊り橋を渡ると、上倉山まで急坂の上りが続く。
飯豊や神室を思わせる急登だが、道はよく整備されている。


右手には樹間越しに小朝日が見える。


上倉山手前の登山道沿いに水場があったが、


水量は少なくあまり雰囲気はよくない。


上倉山を越え、御影森をめざす。


大汗をかきながら御影森山頂に到着。
ガスで小朝日や大朝日が見えないのが残念。
山頂からは中沢峰方面にも道が続いており、


葉山へと周回するのも楽しそうだと考えながら一服。
平岩山方面へと歩き出した。


大沢峰の手前に水場の標識があり、
草で覆われ足下の見えにくい道を下ってゆくと
水が湧きだしていた。


緑鮮やかな苔に覆われた水場の雰囲気はよく、
冷たい水は体に染み渡る美味しさだ。
水筒を満たし、再び平岩山へと向かった。

2007.7.7寒江山3

2007年07月14日 | 朝日連峰
この時期、ウスユキソウの他には、
ヨツバシオガマが目立っていました。


相模山が左手にみえるようになると、


寒江山はもうすぐです。
山頂に人の姿はなく、


目の前には牧歌的な風景が広がり
のどかな時間が流れていました。


あまりの好天に、先へと進みたい衝動にかられましたが、
仕事の都合上、14時までに下山しなければならず、
後ろ髪を引かれる思いで元来た道を引き返しました。





2007.7.7寒江山2

2007年07月14日 | 朝日連峰
ユウフン山から竜門山への尾根道には
ヒメサユリが咲いていましたが、数は多くありません。


竜門山頂直下の雪渓を越え、
シラネアオイの群落を横目に一登りすると


竜門山山頂に到着です。
ここからは、なだらかなアップダウンの続く、連峰の主稜線を進みます。


爽快な眺めのなか、竜門小屋に近づくと、


ウスユキソウが姿を現しました。


花は見頃を迎え、たくさん咲いているのですが、
残念ながら写真では群生ぶりがよくわからないと思います。