民進党の辻元幹事長代行は記者団に対し、「リベラルの力と重要性を信じており、希望の党には行かない。東京都の小池知事は、実力のある政治家の1人だと思っているが、小池氏は寛容な保守の立場から、私は現実的なリベラルの立場で、安倍政権を右と左から挟み撃ちにして倒せばいいと思う」と述べました。(引用ここまで)
この中で自由党の山本共同代表は、来月行われる衆議院選挙に関連して、「森友学園や加計学園の問題で幕引きを図るための全く身勝手な解散だ」と批判しました。また山本氏は、小沢代表が希望の党と連携したいとして交渉を続けていることについて、「『現在の悪政を終わらせる』という1点では、合意できる部分もあると思うが、『裸の王様』を追い出した先に、『裸の女王様』がいるとしたら、ややこしいことになると危惧している」と述べました。そのうえで、山本氏は「野党結集にもいろいろな形があり、1つになること以外にも、いろんな選択肢があると思う」と述べ、希望の党との合流などに限らず、野党が結集する形を模索すべきだという考えを示しました。(引用ここまで)
NHK 社民 吉田党首 希望の公認得られない民進出身候補と連携へ 9月30日 16時59分
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社民党の吉田党首は熊本県玉名市で記者団に対し、衆議院選挙に向けて、民進党が希望の党に事実上合流する方針を決めたことを受けて、希望の党の公認が得られない民進党出身のリベラル系の候補者がいた場合には、連携を図っていく考えを示しました。
この中で社民党の吉田党首は衆議院選挙について、「今回の解散は理不尽で、安倍総理大臣の党利党略であることは間違いない。安倍政権の打倒や『憲法改悪』を阻止する重要な戦いで、『憲法を活かす政治』を全面に掲げて戦っていきたい」と述べました。そのうえで吉田氏は、民進党が希望の党に事実上合流する方針を決めたことを受けて「野党4党の連携で調整役を果たしてきた社民党としては、現在の状況は残念だが、希望の党に行けないリベラル系の議員とは連携を図りたい。社民党がリベラル勢力の中心的な役割を果たしていきたい」と述べました。(引用ここまで)
NHK 共産 志位委員長 小池都知事の「排除」を批判 9月30日 16時08分
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共産党の志位委員長は、さいたま市で記者団に対し、衆議院選挙に向けて希望の党が進める民進党出身者の公認調整をめぐり、代表を務める東京都の小池知事が排除もあるとしていることについて、「露骨な選別だ」と批判しました。
この中で共産党の志位委員長は、衆議院選挙に向けて希望の党が進める民進党出身者の公認調整をめぐり、代表を務める東京都の小池知事が排除もあるとしていることについて、「露骨な選別を始めて、党の本性がはっきりしてきた」と批判しました。そのうえで志位氏は「基準は、安保法制と憲法改定に賛成という、いちばん要のところで、自民党の補完勢力としての姿がはっきり出てきた。日本維新の会も補完勢力で、そういう勢力との連携は『自公の補完勢力同盟』だ。希望の党に希望を託せないことが、いよいよ、はっきりしてきた」と述べました。(引用ここまで)
NHK 希望 細野元環境相 1次公認に民進党出身者含まず 9月30日 13時52分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170930/k10011163051000.html?utm_int=all_side_ranking-social_002
希望の党の細野元環境大臣は国会内でNHKの取材に対し、衆議院選挙に向けた民進党出身者の公認について、安全保障政策などへの賛同が基準になるとしたうえで、1次公認には、事実上の合流方針が決まったあとの民進党出身者は含まれないという認識を示しました。
この中で、希望の党の細野元環境大臣は、今回の衆議院選挙について「久々に政権選択選挙になった。『安倍政権と自民党を選ぶのか、それとも、希望の党を選ぶのか』という選挙にしたい」と述べました。また細野氏は、民進党出身者の公認調整について「個人的には、最大限の人に入っていただきたいが、現実的な安全保障と憲法改正に賛同していただけるかどうかが、大きな判断基準になる。最終的な判断は小池代表が行う」と述べました。そのうえで、細野氏は「週明け早々には1次公認が発表できると思うが、一連の大きな動きの前から、希望の党で立候補したいと声を上げていた皆さんだ」と述べ、1次公認には、事実上の合流方針が決まったあとの民進党出身者は含まれないという認識を示しました。(引用ここまで)
【共同通信】 小池氏、憲法・安保で選別 枝野氏は無所属、新党視野 2017/09/30 02:07
新党「希望の党」代表の小池百合子東京都知事は29日の記者会見で、衆院選(10月10日公示―22日投開票)を巡り、合流する民進党出身者の公認申請に関し小池氏自ら選別し、候補者を決める意向を示した。「安全保障や憲法観といった根幹部分で一致するのが必要最低限だ」とし、政策や理念が合わなければ「排除する」と述べた。民進党の枝野幸男代表代行は無所属で出馬する方向で検討に入った。考え方の近い前議員らとの新党結成も視野に入れている。関係者が明らかにした。小池氏は「野合」との批判を警戒し強いメッセージを発信した形。政権選択型となる選挙戦の攻防が本格化しそうだ。(引用ここまで)
【共同通信】 北海道、民進逢坂氏無所属出馬へ 共産との共闘も視野 2017/09/29 18:48
民進党の逢坂誠二前衆院議員(58)は29日、次期衆院選に向け「できれば無所属でやりたい。希望の党とはどうしても肌が合わない」と語った。北海道函館市で後援会などとの会合後、記者団に述べた。共産党との共闘も視野に入れている。逢坂氏は「資金面を考慮して、30日にも決定したい」とも話し、将来的には新党や地域政党の設立も検討していることを明らかにした。逢坂氏はニセコ町長を経て、衆院議員を3期務めた。民進党では赤松広隆元衆院副議長が率いるリベラル系グループに属している。(引用ここまで)