★「岩木山クリーン作戦、」今年は「休止」★
先日開かれた「岩木山環境保全協議会」で、毎年7月第一日曜日に、参加者100人規模で実施していた表記の「登山道清掃登山」と「山麓行楽地のゴミ拾い」を今年度は「休止」するということを決めた。
その理由は、昨年あたりから、旧岩木町管内の「ボランテア」団体、「子供会」、地域団体として「町内会」、さらに「観光協議団体」等が独自に「清掃活動」を始めているということである。
独自の活動を継続してもらうためには本協議会としては、様子見ということも加味して「まず、今年は休止しよう」ということにしたのである。あくまでも、「休止」であって「中止」ではないことに注目してほしい。そこには来年度から「復活」するという含みがあるのだ。
私は、新弘前市になったこともあり、これまでの「町主導」のやり方ではなく、広くボランテア的な参加者を募って協議会メンバーである「岩木山パトロール隊」や当「岩木山を考える会」が中心になって継続した方がいいのではないかと発言はしたが、開催するには、準備のための「時間」がとれないという「物理的な理由」もあって結局「休止」ということになった。
その代わり、今年度の主たる事業は「岩木山パンフレット」の作成ということになった。これは、既成のものがあり、登山者や観光客にこれまで配布されてきたものである。簡単に言うと「岩木山総合もの知りマップ」とでもなろうか。
ところが、その中身を見ると、特に登山道やその案内、地形名称、植生等に間違いが多く、「配布」するにはとても堪えられないものなのである。
何と驚くことに、「岩木山にコマクサ」が生えていることになっているのである。しかも、写真まで掲載されている。この「コマクサ」については現在、県自然保護課と本会が合同で調査を継続しているものである。岩木山には本来「コマクサ」は自生していないのである。どのような理由・経路で「生えている」のかを3年間の期限付きで調査しているのである。今年がその最後の年になる。
本来自生していない「コマクサ」の写真を掲載するなどとは許されないことである。
このような訳で、この「岩木山総合もの知りマップ」を根本的に改訂することになり、そして、その作業の中心になるのが本会ということになった。
植生や自然に関することは本会がこれまで調査し、集めた情報・資料等で実地踏査をする必要度は高くはないが、「登山道」に関しては、廃道化している登山道もあるので、来月から数次にわたって「踏査」をして、詳細を把握しながら「改訂」作業に入る必要がある。
次回の幹事会に提案して、具体的な実地踏査の「日程」を決めたいと思っている。この登山道の実地調査には会員の同行・協力をお願いしたいものである。
★「岩木山環境保全協議会」の腕章 ★
一昨日、弘前市岩木支所商工観光課のSさんが一連の作業に関わる打ち合わせのために事務局にやって来た。作業の終了は「11月」が目処であるという。
その時、「岩木山総合もの知りマップ」に関わる資料と「岩木山環境保全協議会」の腕章、それに「ベスト」を持参した。
まず、マップが10枚ほどである。これに記載されている「登山道」を辿りながら、補遺・訂正しなければいけない。私のこれまでの調査では岩木山には12本の登山道があるが、現在、一般的な登山者で利用可能なのは「百沢」「岳」「長平」「赤倉」「弥生」の5登山道である。マップ掲載はこの5登山道でいいだろう。
「岩木山環境保全協議会」の腕章は昨年度に発注したものである。本会には10本の割り当てがあるのだが、当日持参したのは5本であった。
会員の中で、岩木山に登山するついでに、「登山者の安全指導とマナー」や「盗掘防止」などに協力したいと考えている方がいたら、是非、この「腕章」を着けてほしいものである。継続的に必要であれば貸与してもいいと考えている。必要な方は事務局に連絡をお願いする。
「ベスト」は今のところ2着である。色は消防隊員や救急隊員の着衣に似ているものだ。これから考えると緊急時に着用すべきものであるようだが、「緊急」な非常事態などない方がいいに決まっているわけだから、あまり必要はないだろう。
先日開かれた「岩木山環境保全協議会」で、毎年7月第一日曜日に、参加者100人規模で実施していた表記の「登山道清掃登山」と「山麓行楽地のゴミ拾い」を今年度は「休止」するということを決めた。
その理由は、昨年あたりから、旧岩木町管内の「ボランテア」団体、「子供会」、地域団体として「町内会」、さらに「観光協議団体」等が独自に「清掃活動」を始めているということである。
独自の活動を継続してもらうためには本協議会としては、様子見ということも加味して「まず、今年は休止しよう」ということにしたのである。あくまでも、「休止」であって「中止」ではないことに注目してほしい。そこには来年度から「復活」するという含みがあるのだ。
私は、新弘前市になったこともあり、これまでの「町主導」のやり方ではなく、広くボランテア的な参加者を募って協議会メンバーである「岩木山パトロール隊」や当「岩木山を考える会」が中心になって継続した方がいいのではないかと発言はしたが、開催するには、準備のための「時間」がとれないという「物理的な理由」もあって結局「休止」ということになった。
その代わり、今年度の主たる事業は「岩木山パンフレット」の作成ということになった。これは、既成のものがあり、登山者や観光客にこれまで配布されてきたものである。簡単に言うと「岩木山総合もの知りマップ」とでもなろうか。
ところが、その中身を見ると、特に登山道やその案内、地形名称、植生等に間違いが多く、「配布」するにはとても堪えられないものなのである。
何と驚くことに、「岩木山にコマクサ」が生えていることになっているのである。しかも、写真まで掲載されている。この「コマクサ」については現在、県自然保護課と本会が合同で調査を継続しているものである。岩木山には本来「コマクサ」は自生していないのである。どのような理由・経路で「生えている」のかを3年間の期限付きで調査しているのである。今年がその最後の年になる。
本来自生していない「コマクサ」の写真を掲載するなどとは許されないことである。
このような訳で、この「岩木山総合もの知りマップ」を根本的に改訂することになり、そして、その作業の中心になるのが本会ということになった。
植生や自然に関することは本会がこれまで調査し、集めた情報・資料等で実地踏査をする必要度は高くはないが、「登山道」に関しては、廃道化している登山道もあるので、来月から数次にわたって「踏査」をして、詳細を把握しながら「改訂」作業に入る必要がある。
次回の幹事会に提案して、具体的な実地踏査の「日程」を決めたいと思っている。この登山道の実地調査には会員の同行・協力をお願いしたいものである。
★「岩木山環境保全協議会」の腕章 ★
一昨日、弘前市岩木支所商工観光課のSさんが一連の作業に関わる打ち合わせのために事務局にやって来た。作業の終了は「11月」が目処であるという。
その時、「岩木山総合もの知りマップ」に関わる資料と「岩木山環境保全協議会」の腕章、それに「ベスト」を持参した。
まず、マップが10枚ほどである。これに記載されている「登山道」を辿りながら、補遺・訂正しなければいけない。私のこれまでの調査では岩木山には12本の登山道があるが、現在、一般的な登山者で利用可能なのは「百沢」「岳」「長平」「赤倉」「弥生」の5登山道である。マップ掲載はこの5登山道でいいだろう。
「岩木山環境保全協議会」の腕章は昨年度に発注したものである。本会には10本の割り当てがあるのだが、当日持参したのは5本であった。
会員の中で、岩木山に登山するついでに、「登山者の安全指導とマナー」や「盗掘防止」などに協力したいと考えている方がいたら、是非、この「腕章」を着けてほしいものである。継続的に必要であれば貸与してもいいと考えている。必要な方は事務局に連絡をお願いする。
「ベスト」は今のところ2着である。色は消防隊員や救急隊員の着衣に似ているものだ。これから考えると緊急時に着用すべきものであるようだが、「緊急」な非常事態などない方がいいに決まっているわけだから、あまり必要はないだろう。