あきれた実態、毎年３５兆円が余っている？

一般会計では毎年３０兆円以上の借金をしているにも関わらず、特別会計では毎年３５兆円以上の剰余金（不用額１２兆円、繰越額１３兆円、社会保障余剰額１０兆円）が生じているという矛盾。毎年３５兆円といえば、消費税１５％分に相当します。余ったお金は官僚の懐に入っているので、官僚を締め上げれば国の借金の大半が消滅するわけです。官僚が「消費税を上げろ」という背景には、こういった金の流れがあったわけですね。そりゃあ「ギリシャ、よくやった！」と叫ぶのも無理はありません。国民の危機感を煽れば、増税しやすいですからね。「消費税増税」＝「官僚の水ぶくれ」という図式なのです。呆れてものがいえません。つまり、特別会計を廃止して一般会計に組み込めば、プライマリバランスが解決するだけでなく、黒字転換するというわけです。