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政治家の「生命を賭ける」=「嘘だぴょ~ん」

2010-09-13 06:21:25 | 政治・経済
今まで政治家で「出来なかったら議員生命を賭ける」と言って実行した議員は皆無です。最近では国民新党の下地幹事長が「普天間に決まったら議員辞職する」とTVで何度も連呼しておきながら、何事もなかったかのように振舞っています。小沢一郎も「皆さんの前に現れるのはこれが最後です」と大見得切っておきながら、参院選に突入した途端、菅首相の後ろから銃弾を撃ちまくるという「あり得ない所業」を繰り返してきました。

代表選に突入した小沢一郎が真っ先に発した言葉が「国民に受ける施策を教えろ!実現不可能でもいい」と、一年前の衆院選で行った「国民甘言戦術」を「バカの一つ覚え」で繰り返しているのです。その「その場しのぎ戦術」の悪影響で政策に煮詰まり、1年で3人もの首相が誕生しようとしているワケですから、もはや「政治ショー」と国内外から批判を浴びるのは当然でしょう。

では、小沢政権が誕生したらどうなるか? 選挙中なので「挙党体制」を宣言して議員票の獲得に必死ですが、小沢一郎は「自分の言うことを聞かない議員は排除する」人物です。当然のごとく粛清が行われるでしょう。政党助成金の割り当てや選挙での不公平な処遇が行われる事は火を見るより明らかです。シワジワと追い詰められ、日干しになるでしょう。

菅首相もこの点は十分認識していますから、代表選に負けた場合、解散総選挙に打って出る可能性が大です。「日干しになるよりはマシ」だからです。「どちらが勝っても首相になって欲しくない」というのが民意ですが、菅陣営が民主党を割って出れば、民主党は衆議院でも過半数割れを起こします。つまり、「解散総選挙になれば、国民が望む首相が誕生する可能性がある」のです。つまり、解散総選挙になれば、菅陣営は「よくぞやってくれた」と評価され、日本の政治の癌細胞「小沢・鳩山陣営」を野党に転落させることが出来るのです。

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