小沢・鳩山体制のツケ、対中国の外交カードはゼロ

百人以上の民主党議員を中国に送り、大々的に中国との良好な関係をアピールしたのは、ほんの数ヶ月前です。この時点でちゃんとした関係構築が出来ていれば、今回のような騒動は起きなかったはずなのです。つまり、「小沢・鳩山体制時のパフォーマンスに過ぎなかった」事を図らずも実証してしまったのです。小沢一郎も鳩山由紀夫も野党時代の言動が染み付いているので、「役に立たなくていいから、国民に受ければそれでいい」としか思っていないのです。愚かにも今回の一件で、「トロイカ（小沢一郎、鳩山由紀夫、菅直人）はただのハリボテ」だと、全世界に発信してしまったのです。トップがこれですから、「民主党には人材がいない」と揶揄されても反論のしようがありません。