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国民に追い詰められた小沢一郎、「裁判で勝てる」という甘い認識

2010-10-06 11:55:18 | 政治・経済
「検察の証拠は効力が無いから楽勝」と思い込んでいるようですが、今度は小沢一郎自身が同じ立場に立たされていることに気付いていないようです。小沢一郎は「事件には積極的に関与していないから無罪だ」と主張しているようですが、今回の争点は「小沢一郎やその周辺の発言そのものの信憑性が問われている」のです。小沢一郎と側近らは、発言を二転三転と変えているため、「小沢一郎は関与していない」という発言自体が説得力を失ってしまったのです。分かりやすく言うと、「狼少年が本当のことを言っても信用できない」のです。

つまり、この主張に正当性を持たせるためには、「今までの小沢一郎と側近らの発言が全て正しいことを自ら論理的・物理的に正しいことを法廷で証明しなければならない」のです。ところが、発言を二転三転させてしまったため、それぞれの発言が論理的に矛盾を生じてしまったのです。裁判官に「小沢さん、あなたの発言は二転三転するので信用できません。」と言われてしまえば、「事件に関与していない」という発言そのものが却下され、逆に「この発言は嘘である。つまり、小沢一郎が関与していると判断するのが妥当である」という判決になるでしょう。嘘をつきまくった議員人生は、自分の嘘で幕を閉じることになったのです。

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