糸島ナイトドライブ～ほたる観賞

昨晩、きょんのダンナに少し早めに帰宅してもらって
糸島へナイトドライブ。
目的は、ほたる見物。

かねてよりチェックしていた観賞スポットは
糸島“まむし温泉”の裏手にあります。


吹く風が少し肌寒く感じられる川沿い。
夜の闇の中、あちこちで、ふわ～っと舞いながら点滅する、少し青みがかった黄色い光。
ふと見ると、足元の草の葉が黄色く光っていました。
しゃがんで、その儚げな光にそうっと手を近づけてみると
・・・ほたるが手のひらに移動してくれました。

小さな、小さな体。2cmあるかないかくらい。
私の手の中で、ゆっくりと、黄色い光がついたり、消えたり・・・。

感動しました。
自分の手の上でほたるが光るなんて
小さな子どもの頃以来の体験でした。

周囲を見渡すと、あちこちで、光がゆらめいていて。
幽玄、という言葉が浮かんできました。
夢幻、という言葉も。

夜の闇の中に静かに溶け込んでいる
川のせせらぎと蛙の鳴き声
ふうわり、ふわりと飛び交う、ほたるの群れ。

懐かしさも相俟って
えらくしっとりと落ち着いた気持ちになってしまいました。

子どもたちにこそ見せたい、この情景。
心の栄養だよなぁ・・・と。

きょんのダンナにとっては、子どもの頃以来
私にとっては二十年ぶりくらいの、ほたるとの再会。
癒されました。

こちらのほたるの時期は、実は5月下旬からだったそうで
もうずいぶん数が減ってきてるとのこと。

もしお近くにお住まいの方で、ほたるに会いたい方は
是非お早めに。