朝、太陽が昇り周囲が明るくなってくると
「チュンチュン」「チチチチチチ・・・」「ヒッヒッヒッ・・・」「ピピーッ」
スズメやメジロ、ジョウビタキやその他の鳥たちのさえずりが始まる。
続いて、裏の池からは
「ギュワー」「グエッグエッ」とさかんに鳴き交わす鴨の声。
家を出て、駅に着くと
「カシャカシャ」「ガシャガシャ」という独特の声。
“どこだ!?”と頭上をキョロキョロすると
いたいた。あひょのお気に入りのカチガラス(カササギ)。
(参考画像)
駅前あたりに最近ペアで出没するようになった。
朝はほぼ確実に会うことができる。密かな楽しみだ。
空が広い。
昼も夜も頭上を仰ぐことが多くなった。
昨日は、19時頃帰宅すると
山手の暗闇の方から
「ホー、ゴロスケホーホー」という
ひっそりとした鳴き声。
ふくろうだ。
(こちらも参考画像。あひょ撮影ではありません)
ひゃー。なんて嬉しい。
住んでるんだー、ふくろうが近くに。
同じ頃かな。
デッキに出て外をぼーっと眺めていたら、突如
ヒューヒューという風を切る音。
続けて、パサッパサッという微かな羽ばたきの音。
なんだなんだ!?と頭上を見たら
鴨の群れが裏池から、西の方角に飛んで行った。
いくつかのグループが、何度か。次々に。
辺りはもうすっかり暗く、風景もあまり見えないくらいだったのだけれど
ヒューンヒューンという風切音と共に見えた鴨の群れのシルエットは
うわー!と思わずため息が出るくらい
新鮮な感動を覚え。
静かだからこそ。
田舎だからこそ。
の、とても贅沢な音色だな・・・と。