本日は仕事始め。
ゆるゆるーっとスタートしました(笑)
ここ数年、年の初めには
改まった気持ちで一年の目標なぞ手帳に書き記しているのですが
今年の、そのうちの一つ。
「河合隼雄さんの本をできるだけたくさん読む」
というわけで、早速読んでいる、こちらの著書
おはなし おはなし (朝日文芸文庫) 価格:(税込) 発売日:1997-01-31 |
早速、深く印象に残るフレーズが。
『・・・明確な目標があってそれに到達するなんてものではなく、
生きていることそのままが自己実現の過程であり、
その過程にこそ意味があるのだ・・・』
そうだ。
過程を楽しもう。
頭の中で描いた目標だけを目指して
計画通りにまっしぐらに進むのも良いけれど
その時その時の、ありのままの自分としっかりと向き合いながら
あるがままを受け止め、自然な流れに任せて。
ちょっとくらい、時間がかかっても良いじゃないか。
いつのまにか
せっかちに、簡単に答えが出ることを望み
焦ってきた自分がいて・・・。
由布島に渡る時に乗った
あの水牛車のように。
浅瀬の海を吹き渡る風、太陽の光、濃い緑と空の美しさ
おじいが唄ってくれた安里屋ユンタと三線の響きを
ゆったりと味わって過ごしたように。
結果はもちろん大事だけれど
過程も、焦らずしっかりと楽しめる勇気を持ちたい。
そう思ったのでした。
ちょっと立ち止まったからこそ見えてくる
美しい風景もあるのだから・・・。