蒸し暑い日が続いていますね。
朝目覚めた瞬間から肌にまとわりつく、どよ~んと湿った生暖か~い空気。
うーん、不快!!
食欲も失せようというものです。
そこで。
我が家では夏になると、定番の「夏の朝定食」がスタートします。
その名も、『冷や汁“風”汁かけご飯定食』。
“風”というのは、宮崎の味・本場の冷や汁と比べると、あまりにも簡略化した手抜き料理なので、畏れ多くてとても冷や汁なんて呼べないからです^^;
本格的に作るとなると、魚の干物を焼いて身をほぐして加えたり、お味噌はあらかじめ表面を焼いたりしなくちゃいけないみたいで、朝、1分でも長く寝てやろうと企んでいる怠け者の私にはとてもじゃないけど毎日は無理。
でも昨年、幼い頃には夏の朝の定番だった懐かしい冷や汁(亡き祖母の家でよくいただきました♪)をなんとか簡単に毎日食べられないものかと思い我流で作ってみたところ、同居人きょんくんにも大好評だったのがきっかけで、あひょ風のこの汁かけご飯が我が家の新・夏の定番となったのでした。
作り方はいたって簡単。前夜に少し濃い目の味噌汁(具なし)を作って冷蔵庫で冷やしておき、朝は薬味(茗荷・胡瓜・大葉)を刻んで投入、さらにすりごまをたっぷり加え、アクセントに七味唐辛子をざんざんと振り入れてかき混ぜるだけ。
作り方にコツもへったくれもないのですが、超シンプルな料理?だけに、出汁によって味がかなり違ってくるのでは、と思います。我が家では頭と内臓を取り除いたいりこ(煮干)をミルで細かく砕いて水から煮立たせアクを取り、ほんの少しお酒をたらして作ってます。お水はもちろん、アルカリイオン水なのさ♪
炊き立てのご飯を少し冷ましておき、その上から好きなだけ汁をかけ、細かくきざんだ海苔をのっけて出来上がり^^。我が家ではこれに焼き魚と野菜の小鉢(サラダなど)、果物を加えて栄養バランスを調整しています。
これはとある朝のメニュー。
冷や汁の他に、甘塩の焼鮭、辛味大根おろし、アボカドとトマトとアスパラのサラダでした。
ま、単なる冷たい味噌汁かけご飯と言われればその通りなのですが・・・^^
“朝ごはんはしっかりと食べたいのに、暑さに負けていまひとつ食欲がなくて・・・”とか、“暑い朝から熱い味噌汁はどうも・・・”という方がいらっしゃいましたら、是非一度お試しあれ♪(もちろん、できれば本格的なレシピで。ネット検索するといろいろ出てきますよ~^^)