あるひのあひる

sometimes"♯",sometimes"♭" ,and always"NATURAL”
猫とハーブと酒と音楽

声のちから

2005-06-22 23:02:59 | 私見・雑感

「言霊」
私の好きな言葉のひとつ。

時折耳にするけれど、
言葉には、目には見えない何か不思議な力がある、と私も思う。
目から入ってくるもの。耳から入ってくるもの。同じように、それぞれに。

本によって救われたのと同じく、音楽からもどれほど救われてきたか。
家では毎日、何かの曲を聴いている。
TVをつけてもあまり興味を惹かれない時には、消音にした状態で、好きな音楽を聴いていることも多い。(不経済だねえ。でも、見ていないくせに消してしまうとなんとなく淋しいからね。)

私の場合、コンディションによっては、本当に音楽が細胞に沁み込んでいるのを感じることがある。まるで、干上がった大地に待ち侘びた雨水が滲みこむが如く。
美しい声や旋律の持つ力。たくましさ。
その、目に見えない力を実感しつつ。


ドリカムの吉田美和さん、EPO、川江美奈子さん、ちょっとジャンルは違うけど綾戸智絵さん、外国ではカーペンターズ。神様がくれた天性の才能と声質を持った、素晴らしいアーチストだと思う。


それから、恥ずかしながら。
江原啓之さん。どうしよう。「スピリチュアル・ヴォイス」。最近こればかりだ。
彼の歌声は、今の私にとって極上の癒し。(ああ・・ありきたりな表現だ・・・)

というところで。

今宵、美しい言葉と音楽の持つ果てしないパワーに、心から感謝!!

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希望という物語

2005-06-22 00:35:18 | 私見・雑感

久しぶりに自分の過去記事を客観的に眺めてみて、
「なんじゃこりゃ~!」
最近すっかり「食べある記」と化してしまっているではないですか。
いくら本能の赴くままのお気楽ブログとはいえ、食べ物の話ばかりってのもいかがなものか?
だから・・・という訳でもないのですが、今回は映画のお話です。

好きな映画ベストワン、なんてお題がありましたねぇ。
悩んだ悩んだ。というか、無理ですよ。映画ったって、いろんなジャンルがあるし、それをひとからげにして1本選ぶなんて。

その葛藤の中で。この1本です。

「ショーシャンクの空に」

厳しく過酷な現実の中であっても、真っ直ぐひたむきで純粋な心だけは、何者にも犯されない。希望を唯一の心の拠りどころとして、あくまでも静かにしなやかに自分を貫き通す主人公の強さ。気高さ。
ラストシーンは、何度観てもその度に、爽やかで清々しい「風」を感じてしまう。
生きるって、人生って、なかなか捨てたもんじゃないな、って。
希望を持つことの大切さをしみじみと思い返すのでした。

ティム・ロビンス、素晴らしい役者さんですね。
私はこの映画のすぐ後に「隣人は静かに笑う」を観たもんで、尚更彼の演技力に感銘をうけたものです。

現実が辛くなったときには、お薦めの1本ですよ、「ショーシャンクの空に」。
ただしその時、決して「隣人は・・・」を同時に観ないように!真逆ですから。ある意味。
くれぐれもご用心あれ。

コメント (2)
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