たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

それでも生きてさえいればなのかな

2021年03月24日 23時07分33秒 | 日記
 年度末、春分の日と土曜日が重なった今年はとりわけ長いです、こんな状況下でほんとに長い、まだ終わりません。寒暖差がすごい水曜日、週半ば、いちばん疲れがきて誰もがきついでしょうか。朝の事故、4年前遭遇した年度末の事故も水曜日だったような気がします。大動脈なので一か所止まってしまうと影響は大きいです。振替輸送を利用して何度も乗り換えながら遠回りしてまで行きたいわけではない、行かなくてすみなら二度と行きたくない、このまま引き返して永久に行きたくない思いにかられながら運転再開を待ちました。待っている一時間半ぐらいの間、朝のホームは陽が当たらないとまだまだ冷えるので体にこたえました。お腹がゆるくなってなんどもお手洗いに行きました。そうこうしているとすごい人がホームに並んでいましたが幸い一番前を確保したまま再開すると電車に乗ることができました。この分就労場所に座っていなければならない時間は減ったのでよしとしましょう。お昼休憩は13時から。疲れました。明日はまだ木曜日、長いですね。いやなので先延ばしにしていましたが本日の電話連絡に対してどうするかということもあり、自分に都合のいい時だけニコニコニコニコにまんまとひっかかってしまったとわかり全く信頼できない上に相談しなければなりません。面倒くさそうなことはパッパッパと早くてたぶん見方も違うのか、ものすごく冷たく感じてついていけないんです。しかもわたしは攻撃を受けたように感じている件だし、ほんとにいや。責任もてないから対応してほしいんですけどうまく逃げている。年齢ではない、信頼できるかどうか。いやなことが終われば、いやでもこれはいるかぎり終わりませんが明日と明後日が終われば三連休が待っていると自分に言い聞かせて、心をころしてやるしかないです。目指すは契約終了。わからないことだらけ、きける人が誰もいない状態のプレッシャー、ほんとうにもういい。毎日心の中で涙を流しながらやっています。


平成の三四郎、古賀稔彦さんが永遠の旅立ち。53歳は早すぎます。わたしより若いじゃないですか。
朝日新聞映像報道部のツィッターの写真、バルセロナ五輪で優勝を決めた瞬間をとらえた一枚、いいですね。輝いていた時を永遠におぼえていたい。

https://twitter.com/asahi_photo/status/1374539775000989697

 つらいことも苦しいことも楽しいことも嬉しいことも生きていればこそですかね。生きてさえいれば、苦しい時がすぎて楽しいこともある。どんなことも生きていればこその出会い。

 お正月に宝塚ホテルで出会ったあーちゃん(綺咲愛里さん)のピンク色の帽子。宝塚の娘役さんだけが似合う大きな可愛い帽子、中でもこんなに大きくて可愛いピンク色の帽子をかぶることができるのはあーちゃんだけ。シトラスの風の星風まどかちゃんの帽子もすごく可愛かったですけどね、ナウオンステージで愛月ひかるさんが娘役さんの大きな帽子、かぶりたいけど男役には絶対かぶれないって。大きくて可愛い帽子、みているだけで気持ちが元気になれます。

キキちゃんのポケットカレンダー届きました

2021年03月23日 22時45分19秒 | 日記
 2021年がスタートして3か月になりますが先の予定がみえないので、書き込める予定のないのがこわくてまだ手帳を買うことができていません。一昨年の9月、いちるの希望を託して2021年の卓上カレンダーを購入しましたが打ち砕かれました。わたしのせいではないです。わたしが悪いわけではないですが悪者みたいになってしまいました。自分にこれ以上未来があるとは思えず、202年1月から始まっている手帳に予定は5月まで、実績は3月いっぱいまで書き込むことができるので使い続けています。1月始まりの手帳、さすがにもう売ってないでしょう。せめてもと、宝塚の3月14日発売のポケットカレンダー、売り切れる前にキャトルレーヴオンラインで購入しました。

 宝塚クリエイティブアーツ、迅速丁寧な対応。一昨日注文したキキちゃん(芹香斗亜さん)がTCAPRESSの3月号、4月号と共に本日届きました。だいもんが表紙の3月号は東京宝塚劇場で入手したものとあわせて3冊目、4月号の表紙、一瞬どなた?と思ったらたまきち、こんな表情もあるのかとびっくりしました。2021年4月から2022年3月までのキキちゃんのポケットカレンダー、手帳に入れて持ち歩こうと思います。超絶かっこいい『アナスタシア』、フィナーレナンバーのお写真。キキちゃん、『シャーロックホームズ』のモリアーティ教授役が昨日発表されて扮装写真が待たれます。待つ間どんなにかっこいい悪役がみられるのだろうとかと妄想が膨らみます。わずか半年でまた宝塚グラフの表紙を単独で飾るという予告も出たようだし、これは何を意味するのかとか余計なことは考えず、ただどんなお写真になるのか楽しみに待ちましょう。

 オンデマンド配信中のだいもん(望海風斗さん)主演の『アルカポネ』、ものすごく艶っぽくて歌声も素晴らしくて『Victorian Jazz』と共に惚れなおしてしまいました。3月13日の東京宝塚劇場公演のこともまだまだ書きたい。いつの間にか宝塚のカテゴリーが日記に次ぐ記事数になっていました。初観劇が20年以上前で思い出がたくさんあるし、復活してからまたどんどん観劇しているしオンデマンド配信もあるし尽きません。星組の東京宝塚劇場公演、B席友の会で当選しました。3500円の席があるなんてありがたすぎます。5月の予定、昨年コロナ禍で星組は二回連続幻になったので劇場での観劇は久しぶりになります。ひっとん、せおっち、応援しなくちゃ。5月以降の予定がひとつできたじゃないですか。それまで死んではいけないということですね。

 つらい3月、平日23日稼働、まだ終わりません。こんなに働いているのにまだあります。長い、ほんとに長い。涙がにじむようなつらい思いをしようと安いお給料、家賃払って生活できる金額ではない。お給料悪くないと郷里近郊のように、高い金払ってるんだから・・・ってあからさまに言われてしまうしむずかしいですね。これ以上なにを信じればいいのか、誰の言葉を信じればいいのか今はわかりません。コロナから世界が回復してくれないとおしまいです。寒暖差がすごいせいかものすごくだるいです。5日間フル出勤するだけですごいことなんですけどそれだけでは許されない人生。何も考えずにあと3日かで3連休が待つとだけ。星組のA日程はチケット入ったからさ、月曜日配信みるつもりだったけれど、映画版『EndlessSHOCK』のチケットがあるようなら日比谷にいこうかな。

 残念ながら時間切れになってきました。心をころして思考をとめて明日はまだ水曜日。あと3日で3連休と自分に言い聞かせる、あと3日で3連休・・・。


東京宝塚劇場リニューアル20周年パネル展-雪組

2021年03月22日 23時06分35秒 | 宝塚
東京宝塚劇場リニューアル20周年パネル展-宙組
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/2575d3b4f25aa13e41eea03f3c3c3f78


2021年3月13日(土)の東京宝塚劇場より。

わたしの初観劇は杜けあきさん率いる雪組で、芝居の雪組、日本物の雪組で大好きでした。

高嶺ふぶきさんが退団したあと、自身の忙しさから宝塚から遠ざかったので轟悠さんのトップスター時代はみていません。

水夏希さん、ずんこさん(姿月あさとさん)率いる宙組で拝見していて、雪組でトップスターになったことは宝塚に戻ってくるまで知りませんでした。


















ようやく最終週

2021年03月22日 22時53分01秒 | 日記
 長い3月、平日23日稼働、ようやく年度末最終週となりました。来週の月曜日は休暇を申請するつもりなのであと6日、ここまできてもまだ6日あります。一週間が始まったことを考えるとうんざり、ぞっとするので一日一日とだけ。あっという間なんかではありません。フルタイムで働くしなかい身には必死です。一日一日心の中には血が流れています。わたしのような立場が日々悩んで泣きながらやっているというのに、あまり言いたくはありませんがあほな上は平気で私用電話。定年退職したあとのことしかなくって全くなにもみていない。これはひどい。だからこういう状況になっていることに納得しましたが退職金もらって逃げ切るんだから関係ないか、下がどんな目でみていようともう関係ないからどうでもいいのか、でもさ人間としてサイテーだよ。若いころにはバリバリとやっていた時もあったのかもしれないけれど、終わりよければ全てよしとはよくいったもので最後がこれでは全て帳消し。わたしは軽蔑の眼差しを向けています。更新したら頭さげるなんてサイテー。そうならないようにする立場なのに、下が困っていたら相談にのる立場なのに、それが仕事なのに、3月31日まで給料もらうのにサイテー。

 本来の役割は困ったに寄り添うことなのに、上がどうだろうとわたしはその気持ちを大切にしたいと。安い給料でこんなことを思うほどに自分がつらい、全くわかっておらずわかろうともしていない上に余計腹が立って仕方ない、できないことをできないと言ってしまったばかりに悪者、コロナから外貨が回復してくれないとこんな給料から年金どっさりひかれて家賃払う身には終わりなんですけど、困っている人に寄り添える仕事なんだという気持ちがあったことを忘れたくない。あまりにも見事に打ち砕かれて自分にかけてあげる言葉がありません。ある程度の年齢を超えたらいっけんソフトでニコニコニコニコは外面がいいばっかりでほんとに危ない。今さらですが、こんな年になって学びました。

 明日まだ火曜日、当番から解放されることはない。目指すは契約終了のみ。自己都合と契約終了とではあとが違う。自分に未来があるとは思えませんが、あるかもしれないと信じて契約終了を目指します、今はただその一念のみ。

月組『幽霊刑事~サヨナラする、その前に~』-ライブ配信(2)

2021年03月21日 17時35分21秒 | 宝塚
月組『幽霊刑事~サヨナラする、その前に~』-ライブ配信
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/c2d0cfd71d5362fcbf702bf2e88812f6

 ポスター画像、1月17日にライブ配信されたSpeicalLIVE『Eterinita』でまゆぽん(輝月ゆうまさん)がツッコミを入れていたように、身体能力の高さでサッとものすごいスピードで走っているようにみえますが、幽霊が地上に降り立ったイメージというたまきち(珠城りょうさん)の話でした。

 自分を殺した真犯人がわかると、成仏できずにこの世を彷徨っていた幽霊たちに緑の光が降り注ぎ昇天する時が訪れたことを知らされます。公園で出会った汝鳥伶さん演じる幽霊の先輩は3人目の犯人がわからずに長い間この世を彷徨い続けているんだったかな。真犯人がわかれば幽霊は昇天していかなければならない、そうしないとこの世は幽霊で密になってしまう、死んだ者は生きている者に迷惑をかけてはいけないという台詞が少し違うかもしれませんが内容はこういうことで、沁みました。1971年入団、昭和のベルばらに出演されていたという大ベテラン、専科として舞台を支え続けている汝鳥さんだからこその説得力。自分、妹は30歳で自死し、8年前に旅立った母親は50代半ばで統合失調症を発症した人生を生きるのがものすごく大変、苦しくてね、心を病みやすい気質はあるんだろうなと思います。自分では選べなかった血のつながりを断ち切ることはできません。選び取ることができなかった生まれですが、この世にはもういない人たち、わたしはわたしの人生なのだからいつまでも引きずられなくていい、いつまでも苦しまなくていいんだっていう死者からのメッセージ。そう自分に都合のいいように解釈しました。

 神崎刑事の恋人、森須磨子刑事@天紫珠李ちゃんはぎゅっと抱きしめてほしいと霊媒体質の早川刑事@ちなつさん(鳳月杏さん)の通訳を通して神崎刑事に伝えますが、後ろからぎゅっと抱きしめられてもわからない、神崎刑事の声がきこえないし、抱きしめられていることがわからない。切ない場面でした。ほんの一瞬だけ、まさか森須磨子が真犯人だったりっていうことはないよねと思いしたがそんなことはなかったですね。二人にしかわからないことを早川刑事の通訳を通してきかされても神崎刑事の幽霊がすぐそばにいることを信じることができなかった森刑事、オリンピック級の射撃の腕前をもつ敏腕刑事、できる女と神崎刑事を思いづつける素の優しい顔とのバランス、素敵でした。

 オープニングで登場人物たちがテンポよく次々と歌で紹介されていくところ、歌詞が聴き取りやすかったし、どんな物語なんだうろという期待にワクワクしました。ぎり(朝霧真くん)の髭付けた署長役もうまいなあと思いました。たまきちとちなつさんよりも学年下なのにちゃんとタヌキオヤジに見えるっていう、芝居の月組味。

 カーテンコールでは、『Eterinita』から繰り出されるようになったたまきちからの投げ💛、映画館でライブビューイングをごらんのみなさん~、画面の向こうでライブ配信をご覧のみなさん~から「くらえ!」とすごいスピードで投げてくれて、舞台上の右と左にもそれぞれ投げて、最後は自分に投げてほしいから、ちなつさんの「くらえ!」の掛け声で投げ💛をあびるたまきち、すごく楽しそうでした。公演が再開されてから毎回カーテンコールで、タカラジェンヌであるかぎりわたしたちに元気を届けようとしてくれる姿がうれしいです。

 公演プログラムに掲載されている警官の制服姿のたまきちとちなつさんのツーショット、舞台ではなかったですよね。お二人とも着こなしぶりがかっこよすぎます。ちなつさんの、自分にしか姿がみえない神崎刑事と対話している姿を、ひとりで喋っているヘンな人にみられてしまう霊媒体質の早川刑事、『金色の砂漠』では髭つけて最後みりおちゃんに斬られる征服欲の強い王、『メサイア』でも髭付けて島原の民たちをいためつける悪代官を演じた人が、こんなにひいた軽妙な役をこなせるとは、引き出しの広さが半端ない。柚香光くんの妖艶なお嫁さんもたまきちのダンディパパもさくらちゃんのパワハラ夫も全部同じ人、たまきちとのバディー感を劇団が依頼したなんて去就が気になります。

 千穐楽は23日、無事に迎えられますように。

 宝塚バウホール、お城のような大劇場の入口横にそっとあります。チケットとるのは至難の業のようですが、この世にいる間に一度でいいので入ってみたいものです。

 
 






月組『幽霊刑事~サヨナラする、その前に~』-ライブ配信

2021年03月20日 22時40分33秒 | 宝塚
 歌とダンスのフィナーレナンバーが終わろうとする頃にカタカタ、ミシッと小さな音がしてまた上の階の音が響いてきたのかと思ったら少しずつ揺れが大きくなっていき、コンクリートの巨大が集合住宅がミシミシと横に揺れ続けました。パレードのエトワール、白河りりちゃんだったと思いますがいちばん揺れていた時でたまきちが最後に登場する時にようやく収まりました。不気味な揺れ方でした。3.11の2日前の夜もこんなふうに揺れたことを思い出しました。また大きいのがくる前触れでしょうか。明日のことは誰にもわかりませんね。関西は揺れていないのでバウホール公演、全く影響ないようでした。よかったです。

 たまきち(珠城りょうさん)のプレ退団公演。相手役はちなつさん(鳳月杏さん)、突然上司に射殺された神崎刑事@たまきちは理由がわからないので成仏できずにこの世をさまよい続けますが、真犯人がわかるとこの世に別れを告げて昇天していく物語。退団のサヨナラとうまく重なり、トートの「死は逃げ場ではない」という台詞が登場したり、シャーロックホームズで宙組の次回作宣伝?に、成仏できない幽霊ばかりだと幽霊で密になってしまう、ステイホームしていろなどさりげなく盛り込まれていました。原作を読んでいるわけではないのですがテンポよくまとめあげられていてあっという間に終わってしまいました。

 先週キャトルで購入してきた公演プログラムを読むと、演出の石田昌也先生、「プレ・サヨナラ公演でもある本作は恋愛要素も匂わせつつ、鳳月杏とのバディー物の要素も・・・と依頼され、幽霊の視点から舞台化を思い付いた」とあります。退団していくトップスターを送り出す劇団からのはなむけ。時には兄弟、時には親子だった二人のバディー感。神崎刑事を死を知った時ショックだった、昇天してこの世に別れを告げる時二度目のサヨナラを言わなければならないという警察学校の同期早川刑事@ちなつさんの台詞が、『月雲の皇子』で壮絶な兄弟を演じた二人の関係性と重なり合って沁みました。「俺はお前の花道を飾れただろうか」って歌うなんて現実と重なりすぎます。神崎刑事がすぐそばにいるのに姿をみることも声をきくこともできない恋人、森須磨子刑事@天紫珠李ちゃんに、幽霊となった神崎刑事と唯一会話できる霊媒体質の早川刑事が通訳する場面も沁みました。冷静になると刑事が三人も亡くなるサスペンスですが笑いもまじえつつ真犯人にたどり着くまでのプロセスがやさしさと温かさに満ちた物語でした。カーテンコールではたまきちが繰り出す投げ💛のキャッチの仕方をちなつさんがやってみせたり。二人をずっとみてきている方には言葉にならないものがあっただろうと思います。

 この世は舞台、いつか退場していかなければならない。古代エジプトでは天国への門をくぐる前にふたつの質問をされる、幸せに生きたか、誰かを幸せにしたかと。他にも現実と重なることばが随所にありました。たまきち、同じく石田先生演出『カンパニー』の青柳さんのような心やさしき好青年。似合いますね。

「わたしからあなたへ この歌を届けよう♪
 広い世界にたった一人の♪
 わたしの好きなあなたへ♪」

 弾き語りの青年@春海ゆうくんが歌う、挿入歌「切手のないおくりもの」。財津和夫作詞・作曲の歌でしたね。いつ以来きいたのか。

 専科からたまきちのお母さん役で京三沙さん、幽霊の先輩役に汝鳥伶さん。宙組のサパに続いてご一緒に舞台を支えていました。女泥棒、久須悦子@白雪さち花さんの引き出しの広さにも脱帽。晴音アキさん、輝月ゆうまさんも芝居の月組味すごくてほんとにうまいと思いました。在団10年超える存在、さすがです。ろうあの少女を演じていた白河りりちゃん、『赤と黒』で子ども役演じていたと思いますがすごく可愛かった、今後注目。
 
 疲れた脳みそに真犯人にたどり着いた複雑な関係性は今ひとつ入ってきませんでしたがもう一回みたくなる物語でした。

 

 ちなつさんの脚の長いこと長いこと、そしてたまきちのスーツとロングコートの似合いっぷり。プログラムの裏表紙のこの背中、宝塚の男役だけがかもしだせる語る背中。





路線バスの運転手さんってすごい

2021年03月20日 13時59分38秒 | 日記
 昨夜、サウナでよどみきったものを流したかったので最終バスの一本前に乗り帰ってきました。ターミナル駅を出発してほどなくすると凄まじい爆音がきこえてきてなにごとかと思ったら暴走族?二人乗りでスピード出しながら蛇行運転するバイクが次々と。走っている路線バスの真横を通っていくので恐怖感をおぼえましたがバスは通常運転。暴走族の名前?が書かれているようでしたが読めませんでした。金曜日の夜のこんな道路を、市民の命をあずかって大きな車体を走らせている路線バスの運転手さん、ほんとにすごいと思いました。小さな町内を昼間マイクロバス走らせているだけの一時間の一本の巡回バスとはわけがちがう。老眼あぶなそうと心配になる年齢の方はいませんね。運転技術と共に精神的な安定さも求められる仕事。田舎のデカイ家のすぐ近くも夜中になると爆音きこえていましたがほとんど車走っていない時間帯だし路線バスはそもそも走っていないのでやりたい放題。巨大都市は一般車もまだまだ走っていました。こんな道路を運転できるなんてほんとにすごい。路線バスの運転手さん、精神的にやられることも多いときいたことがあります。大きな声で言うのは恥ずかしいのでマスクしているしそもそも小さい声なのできこえていないと思いますが、降りるとき「ありがとうございます」と言いました。はじめてのバス生活、なかなかにきついですが駅近に住めるなんて一部の人で多くの人がバス生活を送っているんだと知りました。就労場所は信じられないような体制だとわかりつらい毎日ですが、それでも色々な人が行き交う、30年暮らしたこの街が好きです。

 暴走族って死語じゃないんですね、ネットで調べてみると多くは10代の若者ではけ口を求めているとか。社会が彼らを生み出しているということか。パトカーが走っているのも視界に入りました。彼らを取り締まるのは大変な仕事。色々な力があわさって社会の秩序って保たれているのだと思った金曜日の夜でした。

それでも生きているだけでよしとしよう

2021年03月20日 00時00分33秒 | 日記
 長い3月、長い5日間フル勤務の一週間が終わりました。でもまだ終わらないんですね、8日あります、29日は休暇を申請するつもりなのであと7日、年度末はほんとにいや。たぶん休暇をとるまえにやり終えなければならないことがあります。不慣れなわたしは相談しなければならないの、面接の時ニコニコニコニコニコニコニコニコはまんまと誘い込むための罠で実は凍りつくように冷たい表情にぞっとする上に相談しなければならないの、見方が感覚的に違いすぎてわたしにはすごく冷たく感じられてしまうからいやでしゃあない、しかも攻撃的だと感じた件だし。本来はこういうことに寄り添うのが役目なんじゃないかと、わたしにその経験値があれば寄り添いたいと思うことがそうじゃないんだと、聞こえてくる会話になんとも幻滅感じて自分の中でひとりつらい気持ちになりながら今日も一日が終わりました。いちばん思うところは口に出すことができない苦しさが日々積み上がってしまっているような気がします。この体制はひどすぎる、一縷の希望を信じた自分にかけてあげる言葉が今は見つかりません。いつしかごっかんの季節は終わり、ピンク色の花が開き始めていますがこの先どうすればいいかわからない人生に心はどんよりしています。わたしなんか生きていても仕方ないといえば仕方ないです、いなくなっても困る人はどこにもいない。弟は厄介者がいなくなれば胸をなでおろすのかもしれません。わたしはいらない存在、なんのためにこの世に生まれてきたのか分かりませんが自分から幕を下ろすことはできないので今週もなんとか生き延びました。こうして生きているだけで十分ではないのでよくないですが今はよしとしましょう。

 土曜日が祝日は大きいです、過去には当日まで気づかなかったこともあります、どうして土曜日なのに医者は休みなのかと。田舎の医者がバンバン出してくれてしまったので眠剤中毒から抜け出すことができなくてかかりつけ医に電話したら怒られてしまいましたが遠くてね、就労先から時間までに行くことは無理なのですよ、でも1時間しか眠れなかったとかでバスと電車を乗り継いで出勤することは無理で眠れなかったらどうしようという不安に打つ勝つことができません。脳ミソばっかり疲れているからものすごく眠いのに寝つけないこともあります。だからないわけにはいかないのです。わたし、とっくに終わっています。あなたの未来のためにと言われますが、わたしにこれ以上未来なんてあるのか、これからのためにと前だって毎日毎日逃げ出したい気持ちと闘い続けてがんばった果てにこのざま、また苦しむだけ苦しんでいます。これでもかこれでもかと。

ベートーヴェンは死の一歩手前まで生きながら、それでもこの世にとどまりました。彼をひきとめたのは芸術のみ。



アナスタシアの最期は実に残酷なもので口から血を流しながら天に召されていったそうですが、強く何者をもおそれない女性、ディミトリと共にどこかの空で今も生き続けています。



「生きている、それだけで人生は素晴らしい」



「限りを知り 命を知れ」、月組トップコンビ退団公演のポスター画像公開。

これまたウエクミ先生らしい壮絶な世界観、たまきちもさくらちゃんも実に美しい。はかない人生を懸命に生きようとする究極の美しさか。

https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2021/ouranki/poster.html

どのみちつらい

2021年03月18日 22時48分03秒 | 日記
 長い3月、長い一週間、明日ようやく金曜日。土曜日は祝日なんですね、かかりつけの医院、休みっていうことか。眠剤がなくなってきたので明日1時間早退していこうか、どうしようか。明日の当番、午後となんとなく勝手に思い込んでしまっていましたが予定表を見直したら朝とお昼でした。わたしが朝と昼の当番、週に1回だけで許してもらえるってあるはずないか。どっちにころんでもどのみちつらいです。あくまでも当番のための採用ではないといいはるけど当番のためだって引継ぎの時はっきりきかされました。毎日心の中で血を流しながら座っています。なんど言っても話が通じない、言った自分が悪者みたいになっているだけ。目の前でその状況に置かれた時、ハザマでどれだけのプレッシャーを感じながら苦しい思いをしているか、経験したことないからわからないんだよ、一週間ぐらいやってみなよって、そしたらわたしの言っていることがわかるから、そういう場面に立たされたことないからわからないんだよ。昨日ハザマに立たされて困った時話を大きくして問題を表面化してやろうという気持ちになりましたができませんでした。ニコニコニコニコはワナでした。外面がやたらといいのは危ない。一方的に都合よすぎたのにだまされました。しれっと何の説明もなく当番びっしりと入れられました。見抜けなかった自分まだまだ未熟者。一見あたたかそうに見えたところが実は凍りつきそうなほどに冷たいところとわかるばかりで空恐ろしいです。何も言わなかったら契約終了ではなく自己都合にされてしまったかもしれないと思うとぞっとします。4月末で逃げられるまで残りの出勤30回をきったぐらいでしょうか。感覚的に冷たさがわからないのでものすごくいやなんだけどえぐるように攻撃を受けた件のために3月中に相談しなければならないことがあってやりたくない。人の役に立てるとかっていう気持ちがあったはずなのに、今でもそういう気持ち残っていないわけじゃないのに、体制がひどすぎて粉々に打ち砕かれました。明日にも逃げたいですがここまでやってきて自己都合では悔しい、自分がかわいそうすぎる。その思いで、先の予定をみてしまうとぞっとするので一日一日だけを考えながらの毎日。今日一日がなんとか終わり、残りの苦しい一日がまた減りました。

 明日は金曜日。

 地下街の和菓子屋さんがおはぎ一色になっていて春のお彼岸なんだと知ったしだい。天涯孤独の身には縁のないこと。

 31日までミッドタウン日比谷内の映画館で上演中の『Endless SHOCK』、みにけるかなあ。28日には帝国劇場からライブ配信が行なわれることも発表されました。堂本光一君が命がけで続けてきている舞台。これも元気もらえます。






なつかしの雪組-『JFK』『バロック千一夜』

2021年03月17日 22時30分00秒 | 宝塚
 長い一日が終わってヤフーニュースをチェックすると、昨夜は星蘭ひとみちゃんがトヨタ自動車の御曹司と結婚にどこにいても幸せでいてくれたらそれでいいとほっとし、今日は10月1日付で轟悠さんが退団することとなり明日記者会見が行われるとのお知らせに衝撃を受けました。2日連続で宝塚のビッグニュース。

 わたしの宝塚デビューは、杜けあきさん率いる雪組。一路真輝さんと高値ふぶきさんのトップスター時代の東京宝塚劇場公演は、全作品観劇しました。轟さん退団でまっさきに思い出がよみがえったのは、ショー『バロック千一夜』と『サジタリウス』。一路真輝さん、高値ふぶきさん、轟悠さんのスリーショットが顔立ちは全く似ていないのに三人で並ぶとなぜか兄弟のように似ている感があり不思議でした。『バロック千一夜』の、女役のいっちゃん(一路真輝)さんと轟悠さんがガンジス河にへだてられた恋人同士を踊るガンジスの場面、『サジタリウス』の、三人が惑星からやってきたサル?であっているかな?の着ぐるみを着て銀橋で「はるか銀河の~♪」と歌う場面などなど今もおぼろげに脳内再生されます。

 そして、轟さんといえば1996年、雪組『エリザベート』のルキーニ役、日本のエリザベートの礎をきずいた最大の立役者のおひとり。公演を観劇したリーヴァイさんの奥様に、宝塚は女性だけの劇団ときいていたのに本物の男の子がいると言わしめた伝説はずっと語り継がれると思います。15周年と20周年記念のガラコンサートにはルキーニとして出演されました。退団公演は梅田芸術劇場ドラマシティと池袋の東京芸術劇場。今年のタカラヅカスペシャルが開催されたとしてもいらっしゃらないということか。コロナ禍でいろいろな思いがめぐっての決断でしょうか。退団後にいっちゃんと同じ舞台に立つ姿をみたいと思うのはファンのわがままかな。

なつかしの雪組『雪之丞変化』『サジタリウス』
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/17584ea137b9006e1bd8d4484dacaa1f

なつかしの雪組『エリザベート』日本初演
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/ab31f9e4ee9820bc3546ab187ef26844








 思い出はまだまだありますが明日はまだ木曜日、長い一週間の中でいちばんきつい時なので残念ですがこれにて・・・。