たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

10歳未満女児 コロナで死亡 基礎疾患なく軽症も急変

2022年05月02日 17時06分54秒 | 気になるニュースあれこれ
2022年5月2日FNNプライムオンライン、

「栃木県に住む10歳未満の女の子は、4月に感染が確認され、基礎疾患がなく軽症だったため、自宅で療養中に容体が急変し、感染にともなう急性脳症で死亡した。

女の子は、ワクチンの接種はしていなかったという。」

https://news.yahoo.co.jp/articles/6d3603f3d2d587e884f2006bd0b2863b2e2f168e

 コロナは子供も重症化して亡くなる、特別に怖い感染症なので、ワクチン打ちましょうへと誘導しようとしているのでしょうか。詳細がなにもありませんが、コロナというよりも、コロナ対策によって救えなかった命ということはないでしょうか。3月に京都で10か月の赤ちゃんが入院させてもらえず亡くなりましたが、同じような状況だったということはないでしょうか。高齢者をコロナで死なせないようにと必死になっている一方で、未来ある子供は熱があると診てもらえない、入院することができないという、コロナ特別扱いの医療体制の問題に突っ込まなければ、報道としての役割は果たせていないと思います。ただ煽りたいだけなら記事にする意味はありません。コロナというフィルターは、日本の絶望的な姿をあらわにしましたが、新聞もテレビもとうに死んでいることもあぶりだされました。

コロナ感染の未就学の子どもが死亡 京都で自宅療養 基礎疾患なし
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/6656a4f9a086320d4807a06a6a4a35b3

宙組『NEVER SAY GOODBYE』-東京宝塚劇場千穐楽ライブ配信

2022年05月02日 02時26分47秒 | 宝塚
宙組『NEVER SAY GOODBYE』-4月21日東京宝塚劇場(3)
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/1471adf520e2228cb3c9c66c65893596


宙組『NEVER SAY GOODBYE』-宝塚大劇場千穐楽ライブ配信
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/86e64faa83a6fee4e9cb5c17bd7f552e


 2022年5月1日(日)、13時30分~、東京宝塚劇場公演、無事に大千穐楽の幕がおりました。4月2日(土)の初日から一か月、無事に完走できました。わたしはライブ配信で見届けました。忘れないうちに思いつくままに、備忘録を。

 和央ようかさんとワイルドホーンさんご夫妻がご観劇でした。カーテンコールで真風さんから紹介がありました。大劇場に続いて、退団者5名;敬称略(春瀬央季、瀬戸花まり、水香依千、穂稀せり、愛海ひかる)の真風さん好き好き合戦、真風さん幼稚園の先生から最後は、みんなでOneHeartをつくりましょう、客席のみなさんは心の中で、映画館のみなさんも心の中で、お茶の間のみなさんは声を出して、舞台のわたしたちも声を出しましょうから、真風さんの「宙組!」でOneHeart。最後の最後、真風さんが緞帳前に一人で出てきたとき、はけ際に大羽根がカーテンにひっかかり美しい横顔がみえて終わりました。

 ずんちゃん(桜木みなとさん)のフィナーレ、前髪さらさらの真ん中分け、大階段を降りるときは前髪チョロのアギラールに戻っていました。ききずんデュエットダンスの時のキラキラ笑顔がさらに嬉しそうな下級生感マシマシでした。2回目の観劇だった阪急交通社貸切公演の時のフィナーレ、アギラールバージョンは、もしかして希少だったのかな。公演ごとに違うとわかっていなかったので、1回目の観劇時はどうだったかな、残念ながら思い出すことができません。アギラール@ずんちゃん、フランコ将軍の反乱が起ってスペインが割れてしまう危機をうたう市長@若翔りつくんに続いて歌う場面、スペインを救いたいと歌っているところが沁みました。スペインをなんとかしたいという想いはヴィセント@キキちゃん(芹香斗亜さん)と同じだったはずなのに、いつの間にか権力を手にして自分の思いどおりにしたいという方向にいってしまったのか、彼なりのスペインを愛する心はあったのに。PSUCを称えるサン・ジョルディの祭り、調子づいたアギラールがヴィセントにうまくのせられて祭りで旗をふっている間に、キャサリン@じゅんはなちゃんをジョルジュ@真風涼帆さんがお姫さまだっこで連れていってしまう場面、劇場ではオペラグラスで同時にみることがむずかしい二つの場面を、カメラがどちらも映してくれたのでしっかり確認できました。コマロフ@夏美ようさんにあっけなく殺されてしまうことを知ってみるとなんとも切ない感じもありました。常にアギラールはどんな奴かという表情でみていて、小物だとわかると、いつどうやって始末してやろうかという顔をしている夏美ようさん、存在感ありすぎ。さすがでございました。

 劇場ではなかなか見づらい、マタドールのセンチュリア・オリンピアーダの一人一人のアップを捉えてくれたカメラワーク、グッドジョブでした。銀橋では端から端まで丁寧に映してくれました。一幕最後、「OneHeart」が始まる場面、ジョルジュの後ろでなんとも苦しそうな表情のマックス@しどりゅう(紫藤りゅうさん)のアップが映ったのも画面越しならではでした。しどりゅう、劇場で観劇したとき、美人度がマシマシと感激しました。同じくオリンピアーダのメンバー、ビル@瑠風輝くん、ビョルン@鷹翔千空くんと共に、冒頭のハリウッド、ココナツ・ボーイで歌い踊ると、あとは民兵になったオリンピック選手として、フラッグを振りながらのダンス、民兵の訓練のアクロバティックダンス、そして、ジョルジュと共に最期を迎える戦闘の場面までほぼ出ずっぱりでダンスと歌、弱きを助け強きをくじくの言葉通り、常にやさしく心遣いしながら場を和ませる兄貴分的な役割をしているところが印象的でした。ジョルジュとヴィセントとが言い合いになってしまったあと、ヴィセントの肩に手をおくところも素敵。ジョルジュがアニータ@瀬戸花まりさんに占ってもらったあと、ライトあたっていませんが、ジョルジュとキャサリンの後ろでアニータに楽しそうに占ってもらっているところも見逃せません。劇場ではオペラグラスで追ってました。内戦が始まってしまったことで帰国できなくなり、ヴィセントと共に戦って命を落とす覚悟を決めたところも、最後により伝わってきました。

 センチュリア・オリンピアーダのメンバーたちに意見の行き違いがおこってわれた後、ジョルジュに諭されて共に肩を組む場面。高身長、足長のイケメン軍団は、劇場でみても画面越しでみても何度みても爽快、全員170センチ越えなんですね。テンションあがってキャトルレーヴの舞台写真に手がのびてしまいました。

 ジョルジュが民兵になったヴィセントに会った最初の言葉、「民兵になったマタドールか、似合うぞ」っていうところがすごく好きだという、カフェブレイクの中井美穂さんに激しく同意。地味な衣装になったヴィセントに似合うねって素敵です。ヴィセントの実家での、ジョルジュとヴィセントの写真のとりあっこ、カメラをもったことのないヴィセントが今度は俺が撮ってやるから入れよってジョルジュに言って、どこかシャッターだあ?っていうところも素敵、素のまかキキも相俟って、なんとも二人の関係性を象徴する場面と感じました。オリンピアーダのメンバーたちが戦闘でジョルジュと共に最期を迎える場面、ヴィセントは最後に「ジョルジュー!」と叫んでいました。ヴィセントは戦闘を生き延びて、ジョルジュに託されたとおりカメラをオリーブの木の下に埋めて、テレサと再会できたということでいいのかな。

 テレサ@水音志保ちゃん、『アナスタシア』でとっても可愛い娘役さんと印象的でした。今回ずっとヴィセントとラブラブは一番の役得、お似合いの二人でした。占いの場面で、ヴィセントがずっとテレサの肩に腕を回しているところ、みんな大好きですよね。テレサたちがサラダ・ファミリアの勝利を祝う場面で着ているドレスは、星組『エストレージャス』の着回しかな。黒塗りに映えてみなさま素敵でした。水音志保ちゃん、これから楽しみ。

 フィナーレの、サン・ジョルディの薔薇の花をイメージしたであろうシャンシャンが光っていて、劇場で観劇した時も素敵でした。物語はどうしても現実と重ね合わせてみてしまうので苦しくなりちょっと心が逃げ出したくなってしまうところもありますが、フィナーレのキラキラで夢の世界に連れて行ってくれるのが宝塚。ナウオンステージとかカフェブレイクをみていると、やっているジェンヌさんたちもかなりテンションあがっている様子。振付がすごすぎます。なにをみているのだろうと思っているうちにあれよあれよと気がつけば秒で終わり、伝説になったでしょう。

 キャサリン@じゅんはなちゃん、アニータ@瀬戸花まりさんのことなどはまたあらためて書きたいと思います。


 まだこの世には夢と希望があるのだと思える場所、今まで信じてきたもの多くは幻想にすぎなかったとわかった中で、幻想であると同時に唯一信じることができる場所、この場所があることでまだ心を失わずに生きていることができています。