(2008年NHK『3カ月トピック英会話「赤毛のアン」への旅』テキストより)
「毎夏、プリンス・エドワード島の演劇フェスティバルでは、シャーロットタウンにあるConfederation Centre of the Artで”Anne of Green Gables-The Musical"「ミュージカル赤毛のアン」が上演されています。このミュージカルは、日本では、劇団四季が上演しています。本家カナダのスタッフからも高い評価を受けているという「劇団四季ミュージカル『赤毛のアン』をご紹介します。
物語の舞台はプリンス・エドワード島の美しい村アヴォンリー。マシュー・カスバートは、畑仕事の手伝いをしてもらう“男の子”を孤児院から引き取るため、馬車で駅に向かいますが、迎えを今か今かと待っていたのは、赤毛でそばかすだらけの11歳のおしゃべりな女の子。マシューは、新しい生活に思いを馳せる幸せそうな少女の様子に、手違いが起こったことを言い出せません。そのまま、妹マリラが待つ我が家に少女を連れて帰ります。
赤毛の女の子、アン・シャーリーは、事の真相を聞かされて打ちひしがれますが、次第にマリラもアンを理解し、引きとります。アンは、とんでもない失敗を重ねながらも、持ち前の魅力で人々の心をつかんでいきます。
アン・シャーリー役を演じている吉沢梨絵さんにお話をうかがいました。
「劇団四季では1980年から再演を重ねている演目ですが、今回は5年ぶりの上演です。私は今回初めてアン・シャーリーを演じることになりました。『赤毛のアン』出版100周年の記念の年にアンを演じることができて幸せですし、またみなさんの『赤毛のアン』に対する愛情をすごく感じます。
この作品はとにかくセリフの量が膨大で、普通の作品の3倍くらい大変です。アンの空想の世界と現実の世界の展開がとても速いのですが、そこがアンの魅力でもあると思います。
すごく笑えて、とても感動できるミュージカルになっていますのでぜひ、アンの世界を楽しんでいただけたらなと思います」」
夏のプリンス・エドワード島への旅_五日目https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/988467709f6768c1d56b96734645973a
”Anne of Green Gables-The Musical"、2009年7月15日に観劇しました。チケットは日本からプリンス・エドワード島セレクトツアーズさんに依頼して入手、シャーロットタウンのホテルまで事前に届けてくれました。前方席でしたね。日本語訳で自分の中にイメージしている『赤毛のアン』とは違う、ここは日本人にはわかりづらい、本国の解釈なんだろうなと思った場面があったのですが残念ながら具体的には思い出すことがもうできません。笑いを誘う場面では体中で楽しそうに笑っているオーディエンス、英語が全部わかるはずはなくても楽しめました。
劇場に入る前、コンフェデレーションセンターのお手洗いに入ったら、アン・シャーリー役の女優さんと一緒になりました。このアンの帽子をかぶり、衣装をつけたままで、目が合うとこの、アンのように大きな瞳でちょっと恥ずかしそうにされていました。当然、物語の中のように10代ではない。日本では劇団四季が翻訳上演していたりなどする、名だたる作品に出演してきたキャリアがある女優さん。プログラムの、わからい英語のわかるところだけをざっと今ながめてみるとレベルの高い舞台だと感じたことがうなづけます。
















2012年10月18日(木)、秋のコンフェデレーションセンター、
モンゴメリさんの葉書、手袋、ブローチなどが展示されていました。ミュージカルはシーズンオフ、ゆっくり写真を撮ることができました。








シャーロットタウンのヴィクトリア・パーク

成田空港のフライト情報を久しぶりにのぞいてみると夕刻出発するエア・カナダ004便のバンクーバー行、毎日飛んでいるんですね。モントリオール行の006便は週に4日、全日空・タイ航空とのコードシェア便なのも変わらないようですが、どれぐらいの乗車率なのか。懐かしいエア・カナダの機体。飛行機を一機とばすのに何千人もの力が必要だそうです。飛ばせないということはそれだけの人たちの仕事がなくなり収入が減るということ。どうなっていくんでしょうね。吉村和敏さんがまた海外取材に行けるようになるまで何年もかかるだろとブログに書いています。わたしがこの世にいる間にエア・カナダに乗ることはたぶんもうできない。帝国劇場の帰り、冷房対策にと持って出たエア・カナダの、枕にもできる膝かけを失くしてしまいました。忘れ物をいくつか問い合わせてみましたが見つからずで小さなショック。

モントリオール⇔プリンス・エドワード島を飛んでいるのはエア・カナダの小さな機体。風にあおられると揺れました。小さくても飲み物の機内サービス有。









日曜日の夕暮れ、外はようやく外に少し出られる状況になったでしょうか。一階のポストに入れたままにしている、見ても見なくても同じで気持ち削がれるだけなので見たくない封書を一応外で開封しなければならないエネルギーをこれから・・・。


残暑見舞いのメール、ありがとうございます。かわらずブログを読んでくださっているんですね。みっともなくおはずかしい姿をさらしています。なんどめかの出口のみえないトンネルの中をさまよう日々。𠮟咤激励してがんばろうとしてもがんばろうとして、離れていた1年10カ月を取り戻すことはもう無理っぽいです。オーウェルコーナー歴史村で草むらにねころんで高いを空を見上げた時の幸せ感は今の心の引き出しの中に。幸せ記憶を胸に、ゴールの見えない道のりを人はどこまで進んでいくことができるのか、いつかどこかにたどり着くことができるのか。答えを出すことのできない宿題を背負いながら生きる日々・・・。
「毎夏、プリンス・エドワード島の演劇フェスティバルでは、シャーロットタウンにあるConfederation Centre of the Artで”Anne of Green Gables-The Musical"「ミュージカル赤毛のアン」が上演されています。このミュージカルは、日本では、劇団四季が上演しています。本家カナダのスタッフからも高い評価を受けているという「劇団四季ミュージカル『赤毛のアン』をご紹介します。
物語の舞台はプリンス・エドワード島の美しい村アヴォンリー。マシュー・カスバートは、畑仕事の手伝いをしてもらう“男の子”を孤児院から引き取るため、馬車で駅に向かいますが、迎えを今か今かと待っていたのは、赤毛でそばかすだらけの11歳のおしゃべりな女の子。マシューは、新しい生活に思いを馳せる幸せそうな少女の様子に、手違いが起こったことを言い出せません。そのまま、妹マリラが待つ我が家に少女を連れて帰ります。
赤毛の女の子、アン・シャーリーは、事の真相を聞かされて打ちひしがれますが、次第にマリラもアンを理解し、引きとります。アンは、とんでもない失敗を重ねながらも、持ち前の魅力で人々の心をつかんでいきます。
アン・シャーリー役を演じている吉沢梨絵さんにお話をうかがいました。
「劇団四季では1980年から再演を重ねている演目ですが、今回は5年ぶりの上演です。私は今回初めてアン・シャーリーを演じることになりました。『赤毛のアン』出版100周年の記念の年にアンを演じることができて幸せですし、またみなさんの『赤毛のアン』に対する愛情をすごく感じます。
この作品はとにかくセリフの量が膨大で、普通の作品の3倍くらい大変です。アンの空想の世界と現実の世界の展開がとても速いのですが、そこがアンの魅力でもあると思います。
すごく笑えて、とても感動できるミュージカルになっていますのでぜひ、アンの世界を楽しんでいただけたらなと思います」」
夏のプリンス・エドワード島への旅_五日目https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/988467709f6768c1d56b96734645973a
”Anne of Green Gables-The Musical"、2009年7月15日に観劇しました。チケットは日本からプリンス・エドワード島セレクトツアーズさんに依頼して入手、シャーロットタウンのホテルまで事前に届けてくれました。前方席でしたね。日本語訳で自分の中にイメージしている『赤毛のアン』とは違う、ここは日本人にはわかりづらい、本国の解釈なんだろうなと思った場面があったのですが残念ながら具体的には思い出すことがもうできません。笑いを誘う場面では体中で楽しそうに笑っているオーディエンス、英語が全部わかるはずはなくても楽しめました。
劇場に入る前、コンフェデレーションセンターのお手洗いに入ったら、アン・シャーリー役の女優さんと一緒になりました。このアンの帽子をかぶり、衣装をつけたままで、目が合うとこの、アンのように大きな瞳でちょっと恥ずかしそうにされていました。当然、物語の中のように10代ではない。日本では劇団四季が翻訳上演していたりなどする、名だたる作品に出演してきたキャリアがある女優さん。プログラムの、わからい英語のわかるところだけをざっと今ながめてみるとレベルの高い舞台だと感じたことがうなづけます。
















2012年10月18日(木)、秋のコンフェデレーションセンター、
モンゴメリさんの葉書、手袋、ブローチなどが展示されていました。ミュージカルはシーズンオフ、ゆっくり写真を撮ることができました。








シャーロットタウンのヴィクトリア・パーク

成田空港のフライト情報を久しぶりにのぞいてみると夕刻出発するエア・カナダ004便のバンクーバー行、毎日飛んでいるんですね。モントリオール行の006便は週に4日、全日空・タイ航空とのコードシェア便なのも変わらないようですが、どれぐらいの乗車率なのか。懐かしいエア・カナダの機体。飛行機を一機とばすのに何千人もの力が必要だそうです。飛ばせないということはそれだけの人たちの仕事がなくなり収入が減るということ。どうなっていくんでしょうね。吉村和敏さんがまた海外取材に行けるようになるまで何年もかかるだろとブログに書いています。わたしがこの世にいる間にエア・カナダに乗ることはたぶんもうできない。帝国劇場の帰り、冷房対策にと持って出たエア・カナダの、枕にもできる膝かけを失くしてしまいました。忘れ物をいくつか問い合わせてみましたが見つからずで小さなショック。

モントリオール⇔プリンス・エドワード島を飛んでいるのはエア・カナダの小さな機体。風にあおられると揺れました。小さくても飲み物の機内サービス有。









日曜日の夕暮れ、外はようやく外に少し出られる状況になったでしょうか。一階のポストに入れたままにしている、見ても見なくても同じで気持ち削がれるだけなので見たくない封書を一応外で開封しなければならないエネルギーをこれから・・・。


残暑見舞いのメール、ありがとうございます。かわらずブログを読んでくださっているんですね。みっともなくおはずかしい姿をさらしています。なんどめかの出口のみえないトンネルの中をさまよう日々。𠮟咤激励してがんばろうとしてもがんばろうとして、離れていた1年10カ月を取り戻すことはもう無理っぽいです。オーウェルコーナー歴史村で草むらにねころんで高いを空を見上げた時の幸せ感は今の心の引き出しの中に。幸せ記憶を胸に、ゴールの見えない道のりを人はどこまで進んでいくことができるのか、いつかどこかにたどり着くことができるのか。答えを出すことのできない宿題を背負いながら生きる日々・・・。