2020年8月14日ステージナタリーより
「東宝ミュージカルの歴史たどる、帝劇「THE MUSICAL CONCERT」本日開幕帝国劇場」
https://natalie.mu/stage/news/392104
8月14日(金)の初日を観劇。記憶のあるうちに断片的な備忘録の続き。。
しろたん(城田優さん)が歌ったのは、『ピピン』より「コーナー・オブ・ザ・スカイ」。『ピピン』、観劇していないので調べてみると、1972年にブロードウェイで初演されたミュージカル。日本では1976年は帝国劇場で、2007年は天王洲銀河劇場で上演、2019年6月東急シアターオーブでしろたんが主演して三度目の上演。主人公のピピンが最初に歌うのは「Got to find my corner of the sky(空のどこかに私の居場所がある)」、この作品のテーマであり、「生きる意味をみつける」というピピンの想いがたくされているとのこと。そして「コーナー・オブ・ザ・スカイ」、海宝直人さんがライブで歌っているそうです。わたしはたぶん初めて聴いたかな。天に届けとばかりに魂で歌っていると感じました。なんと繊細で美しい歌声かと。しろたんのこんな歌声、はじめて聴きました。まだまだ気持ちきついだろうにツィーターの更新もしてくれていて、色々な想いをすべてこの歌に込めたんだろうな。きっと空に届いていたと思います。
二回目のトークタイムだったかな。客席からみて左から田代万里生さん、まあ様(朝夏まなとさん)、城田優さん、瀬奈じゅんさん、そして司会の井上芳雄さん。東京藝術大学出身の万里生さんと芳雄さんの二人がじゃれ合う姿をみるのは2017年の『グレートギャツビー』以来かな?芳雄さんのラジオ番組のライブビューイングで万里生さんがゲストだったのはその後だったか、前だったか。ちょっと記憶が整理しきれませんが久しぶりに二人が一緒に舞台に立つ姿をみることができただけでも安心感。万里生さん、まあ様、瀬奈さんの三人は全日程に出演予定。こうして万里生くんがいてくれるから、僕たち(芳雄さんとしろたん)のように時々来る者も安心して参加できるみたいなことを芳雄さんが話したかな。
万里生さんの帝国劇場デビューは2010年『エリザベート』のルドルフ。(それまでダンスをやったことがなかったので踊ることができずエリザベート役だった朝海ひかるさんが稽古のあとにおしえてくれたという話は、以前ラジオでだったかなきいたことがあります)。男性とはじめてキスをしたのは帝国劇場のここだったんですよと舞台のゼロ番?を指しながら万里生さんが言うと、いやそれなら僕も同じと芳雄さんとしろたん。この時トートだったのはしろたん。10年前トートだったけど最年少だったのでこんなに大きいけど小さくなっていた、エリザベート役だった瀬奈じゅんさんをはじめてお姫様だっこしたのはすいません僕です、瀬奈さんにはマントのさばきかたをおしえてもらいましたと。舞台上は東宝と宝塚でトート経験者のキャストが4人そろっていました。万里生さんだけがルドルフで、ここに壁があるみたいなやりとりを芳雄さんとしていました。しろたんが自分は向いていないと話すと繊細だから舞台がやれると芳雄さんがフォロー。これだけでも十分すぎるほど豪華なキャストでした。
まあ様は今回が帝国劇場デビュー。なんどか観劇したことはあるとのこと。帝国劇場には舞台の神様がいると聞くけどはじめて立ってみて、ほんとにそういうものを感じるみたいな。どのあたりで?と芳雄さんがきいたりとか、でもはっきり答えなくていいよ、とフォローしたりだったかな。和樹さんと『ローマの休日』で初共演予定という話がでていました。まあ様、すっかりかっこ可愛い女子になってきれいな高音、宝塚退団後も進化を続けているんだなあと思いました。上背があって腰の位置が高いのでドレスが映えます。
『シカゴ』より「オール・ザット・ジャズ」で瀬奈さんとまあ様、ヴェルマとロキシー、かっこよかった。初演は鳳蘭さんと麻実れいさんによる1985年帝国劇場。写真が映し出されたとき歴史は紡がれていくんだあとしみじみ。「天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~」より「さあ、声を出せ!」。残念ながら観劇したことないのですがゴスペルソング、ノリノリで楽しくて元気がでます。モリクミさん(森久美子さん)の声量、舞台に真ん中に宝塚のようにつくられた階段にいるシスターたちに声を出せ!歌え!とたたみかけるように歌う時の声量、さすがでございました。
万里生さんはいつ聴いてもほんとにいい声だしとか、ここまで書いてきてもまだまだ足りないですが長くなってきたので今日はこれぐらいにしておきます。心のエネルギーをくれる作品たちと帝国劇場で出会えた人生に乾杯。
今日も無事に13時からのマチネが終わり、明日はプログラムAのラスト、スペシャルゲストは市村正親さん。ライブ配信があります。どうしよう、一期一会、スルーしたらこの世を旅だつとき後悔するかな。明後日は宙組『壮麗帝』のライブ配信、どうしよう・・・。
今回のコンサートの演出は小林香さん。帝国劇場で女性がミュージカルを演出するのは初めて?とのこと。宝塚出身の謝珠栄さん、宝塚もですが男性社会の中で道を切り開いてきた女性演出家たちがたどってきた道のりはけわしかったということですね。こうして女性が、女性が、となること自体がまだまだ男性社会であることを物語っているとは思いますが時代は動いています。ライブ配信で視聴した『SHOW-ISM』、盛りだくさんな内容で小林香さん作・演出の全く違うテーマの作品を少しずつ上演、面白いと思ったので少し先に振り返りができるといいかな。
https://www.noriem.jp/magazinenews/10066
重厚感あふれる帝国劇場、特別な場所、またここに来たい、ここでまた圧倒的な大型ミュージカルを観たいと思いました。

日比谷シャンテの地下を歩いていて、虹のステッカーを掲げているお店をみました。その是非はわたしにはわからない。ただ感染=悪というのは違うのではないかと。みんな生活がある。いかにリスクを抑えながら生き延びていくかだと思います。
「東宝ミュージカルの歴史たどる、帝劇「THE MUSICAL CONCERT」本日開幕帝国劇場」
https://natalie.mu/stage/news/392104
8月14日(金)の初日を観劇。記憶のあるうちに断片的な備忘録の続き。。
しろたん(城田優さん)が歌ったのは、『ピピン』より「コーナー・オブ・ザ・スカイ」。『ピピン』、観劇していないので調べてみると、1972年にブロードウェイで初演されたミュージカル。日本では1976年は帝国劇場で、2007年は天王洲銀河劇場で上演、2019年6月東急シアターオーブでしろたんが主演して三度目の上演。主人公のピピンが最初に歌うのは「Got to find my corner of the sky(空のどこかに私の居場所がある)」、この作品のテーマであり、「生きる意味をみつける」というピピンの想いがたくされているとのこと。そして「コーナー・オブ・ザ・スカイ」、海宝直人さんがライブで歌っているそうです。わたしはたぶん初めて聴いたかな。天に届けとばかりに魂で歌っていると感じました。なんと繊細で美しい歌声かと。しろたんのこんな歌声、はじめて聴きました。まだまだ気持ちきついだろうにツィーターの更新もしてくれていて、色々な想いをすべてこの歌に込めたんだろうな。きっと空に届いていたと思います。
二回目のトークタイムだったかな。客席からみて左から田代万里生さん、まあ様(朝夏まなとさん)、城田優さん、瀬奈じゅんさん、そして司会の井上芳雄さん。東京藝術大学出身の万里生さんと芳雄さんの二人がじゃれ合う姿をみるのは2017年の『グレートギャツビー』以来かな?芳雄さんのラジオ番組のライブビューイングで万里生さんがゲストだったのはその後だったか、前だったか。ちょっと記憶が整理しきれませんが久しぶりに二人が一緒に舞台に立つ姿をみることができただけでも安心感。万里生さん、まあ様、瀬奈さんの三人は全日程に出演予定。こうして万里生くんがいてくれるから、僕たち(芳雄さんとしろたん)のように時々来る者も安心して参加できるみたいなことを芳雄さんが話したかな。
万里生さんの帝国劇場デビューは2010年『エリザベート』のルドルフ。(それまでダンスをやったことがなかったので踊ることができずエリザベート役だった朝海ひかるさんが稽古のあとにおしえてくれたという話は、以前ラジオでだったかなきいたことがあります)。男性とはじめてキスをしたのは帝国劇場のここだったんですよと舞台のゼロ番?を指しながら万里生さんが言うと、いやそれなら僕も同じと芳雄さんとしろたん。この時トートだったのはしろたん。10年前トートだったけど最年少だったのでこんなに大きいけど小さくなっていた、エリザベート役だった瀬奈じゅんさんをはじめてお姫様だっこしたのはすいません僕です、瀬奈さんにはマントのさばきかたをおしえてもらいましたと。舞台上は東宝と宝塚でトート経験者のキャストが4人そろっていました。万里生さんだけがルドルフで、ここに壁があるみたいなやりとりを芳雄さんとしていました。しろたんが自分は向いていないと話すと繊細だから舞台がやれると芳雄さんがフォロー。これだけでも十分すぎるほど豪華なキャストでした。
まあ様は今回が帝国劇場デビュー。なんどか観劇したことはあるとのこと。帝国劇場には舞台の神様がいると聞くけどはじめて立ってみて、ほんとにそういうものを感じるみたいな。どのあたりで?と芳雄さんがきいたりとか、でもはっきり答えなくていいよ、とフォローしたりだったかな。和樹さんと『ローマの休日』で初共演予定という話がでていました。まあ様、すっかりかっこ可愛い女子になってきれいな高音、宝塚退団後も進化を続けているんだなあと思いました。上背があって腰の位置が高いのでドレスが映えます。
『シカゴ』より「オール・ザット・ジャズ」で瀬奈さんとまあ様、ヴェルマとロキシー、かっこよかった。初演は鳳蘭さんと麻実れいさんによる1985年帝国劇場。写真が映し出されたとき歴史は紡がれていくんだあとしみじみ。「天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~」より「さあ、声を出せ!」。残念ながら観劇したことないのですがゴスペルソング、ノリノリで楽しくて元気がでます。モリクミさん(森久美子さん)の声量、舞台に真ん中に宝塚のようにつくられた階段にいるシスターたちに声を出せ!歌え!とたたみかけるように歌う時の声量、さすがでございました。
万里生さんはいつ聴いてもほんとにいい声だしとか、ここまで書いてきてもまだまだ足りないですが長くなってきたので今日はこれぐらいにしておきます。心のエネルギーをくれる作品たちと帝国劇場で出会えた人生に乾杯。
今日も無事に13時からのマチネが終わり、明日はプログラムAのラスト、スペシャルゲストは市村正親さん。ライブ配信があります。どうしよう、一期一会、スルーしたらこの世を旅だつとき後悔するかな。明後日は宙組『壮麗帝』のライブ配信、どうしよう・・・。
今回のコンサートの演出は小林香さん。帝国劇場で女性がミュージカルを演出するのは初めて?とのこと。宝塚出身の謝珠栄さん、宝塚もですが男性社会の中で道を切り開いてきた女性演出家たちがたどってきた道のりはけわしかったということですね。こうして女性が、女性が、となること自体がまだまだ男性社会であることを物語っているとは思いますが時代は動いています。ライブ配信で視聴した『SHOW-ISM』、盛りだくさんな内容で小林香さん作・演出の全く違うテーマの作品を少しずつ上演、面白いと思ったので少し先に振り返りができるといいかな。
https://www.noriem.jp/magazinenews/10066
重厚感あふれる帝国劇場、特別な場所、またここに来たい、ここでまた圧倒的な大型ミュージカルを観たいと思いました。

日比谷シャンテの地下を歩いていて、虹のステッカーを掲げているお店をみました。その是非はわたしにはわからない。ただ感染=悪というのは違うのではないかと。みんな生活がある。いかにリスクを抑えながら生き延びていくかだと思います。