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たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

『電車』

2015年06月19日 22時25分27秒 | 日記
混み合う電車に押し込まれ
ガラスに額をつけたまま
大きなため息をついたら
なお気がめいる

どんなに悲しい夜ばかり
過ぎても会社に着いたなら
笑顔を振りまいて
Jokeの一つもとばす

何を求めて明日を探せばいいのか
大きな海を漂うこの葉のようだわ

仕事を始めていたずらに
時間が流れていくけれど
けじめと名のついた
卒業証書がほしい

誰もが自分の生き方を
見つけて歩いてゆくけれど
私は変わらずに
私でいるしかできない

(『電車』作詞・作曲/岡村孝子 編曲/荻田光雄(1987年))


大学を通信教育で卒業してから早いもので11年が過ぎました。
卒業論文のタイトルは「女性の職業観と生活観についての考察」でした。
働きながら書いたので四年がかりでした。
卒業論文の冒頭に、岡村孝子さんの『電車』という歌を引用しました。

『エリザベート』の中で、シシィが歌う「わたしだけに」はなんだか、
岡村孝子さんの歌と通じるものがあると気がつきました。
自分を信じて生き抜いていこうとする、
そんな一人一人の女性が大切にされる社会であってほしいです。
男性優位の中で、声にならない声を心の中で叫び続けながら
がんばっている女性たちが報われる社会であってほしいです。

ようやくおもかった腰をあげて、一週間後に新しい場所を見学に行ってみます。
まずは電話をいれる。それができたので今週はささやかな一歩前進でした。
行ってみて、私が選ぶことになるのか、向こうが選ぶことになるのか、
どちらなのかよくわかりません。
対等な立場であってほしいですが、現実はそんなわけにはいかないでしょうね。
過剰な期待は全くしていないです。
せっかく苦労してとった資格があるので、
今までとは違う世界をのぞいてみようかなぐらいの気持ちです。
私がやってみようと思えるのか、わかりません。
昨今のニュースは、希望の灯がみえなくなるばかりで、どうすればいいのか、
これからどうやって生きていけばいいのかわからないです。
何か感じとることができる場所であればいいと思います。
これ以上、希望を失わせるようなことは進めないでほしいです。
体中の力が抜けていきそうな感じがしています。

明日はまた『エリザベート』を観て、消耗した心のエネルギーをチャージします。
劇場の中にいるときだけでも心と頭を休める時間にしようと思います。

窓の外は今日も雨の音です。

キティちゃんの写真に特に意味はありません。
なにかないとさびしいので選んでみました。