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たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

『ちひろのアンデルセン』より『絵のない絵本』第17夜

2015年06月02日 22時45分04秒 | いわさきちひろさん
「四つになった女の子が
 青いドレスとばら色の帽子を
 身につけて、固くなって言いました。
「おかあさん、わたしの素敵な服をみて、
 ワンちゃんたち、なっていうかしら」」

(いわさきちひろ美術館編『ちひろのアンデルセン』1994年、講談社文庫より)


ひとり孤独に過ごしている時間が長いせいか、ちっちゃい子とすれ違うと思わず「かわいい」って声かけたくなってしまいます。元気な泣き声が聞こえると、「大丈夫、大丈夫」、ってひとり心の中で子どもちゃんに向かってつぶやいています。
今日はベビーカーにのった子どもちゃんと抱っこした赤ちゃん、二人の子どもちゃんを連れているおかあさんと駅ですれ違った時、私思わず赤ちゃんに「こんにちは」という表情を、声には出しませんでしたがしました。そしたらお母さんが気がついたのか、「こんにちは」と小さな声で逝ってくれたような。

コミュニティハウスの子どもちゃんたちに会いに行きたいけれど、今は自分の役割と思うことを仕事のごとくやっている日々なので辛抱、辛抱。
整理しつつ、種まきしつつの日々を過ごしています。
種をまいたからといってすぐに芽がでるわけでもなく、芽が出ない可能性も大。
それでも自分の気持ちを整理していくために必要なことなんだと気づくにいたりました。
ここらへんまできちんとやりきったら、本当にひと区切りかな。
『エリザベート』初日プレビューまでに全部を終えることは時間的に無理だけれど、
ひとまず区切りがついたと思えるところまでは進みたいと思います。
本当に大変なことでした。
その先になにか見えてくるものがきっとあると信じて、今はこのままもう少し
進んでいくしかないです。ずっとこのままではないはず・・・。


絵のない絵本 (若い人の絵本)
アンデルセン
童心社