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追悼 マーガレット・サッチャー

昨年の映画でも話題になった、イギリス第71代首相のマーガレット・サッチャー氏が87歳で亡くらなれました。

この時代、日本は中曽根首相、アメリカはレーガン大統領。東西冷戦構造の末期で、チェルノブイリ原発事故や環境問題、イラン・イラク戦争と混乱を極めた時代、アメリカのレーガン。イギリスのサッチャー、日本の中曽の三人が主導権を握っいました。中でも、オバマ大統領が、レーガン元大統領と肩を並べる姿と賛辞を送るように、世界の中心にサッチャーがあり、女性首相と言う枠から超える風格と威厳。そして、何より男性を凌ぐ決断力を持った首相でした。

国内では評価が分かれるものの、国際的には最大の賛辞を送られるべき偉大な指導者と思います。

映画でも首相在任中の鉄の女と言われたサッチャーと現在認知症を患い夫の死さえも理解できない状態のサッチャーと異なる姿が照らし出されていましたが、認知症自体は、誰でも発病する恐れがあり、共に活躍したレーガンも、同じ病で苦しんでいました。引退後の二人の人生は、運命のイタズラとしか思えません。

政治の表舞台で戦い、引退後はアルツハイマーと戦い続けたサッチャー氏。戦いの人生を送った、彼女の異名である「鉄の女」でした。


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