先日のスポーツでの大きな話題は、なんと言っても除外候補となったレスリングが最終選考に残ったことでしょう。
歴史あるレスリングが、、プロ化の進むスポーツの中でオリンピックのアマチュアリズムを継承するレスリングが新しいスポーツと同じ土俵で評価されることに僕自身は違和感を感じてました。
他にも、スカッシュ、野球ソフトボールが残り、1枠を3つの競技が争うことになりますが、好印象を与えたレスリングでも予断を許さない状況にあります。
先日テレビで、スポーツ評論家の玉木正之氏が、名前は忘れたのですが、日本の女性IOC委員のインドア競技を冬季のオリンピックに加える提案があったと述べられていました。
個人的には、なるほどこの案はいいなと思いました。冬季オリンピックで、インドア競技を開催することは、十分可能なことだと思います。玉木氏は、バスケットボールを例に出していましたが、季節感を感じない競技だけでも冬季オリンピックに加えれば、夏季オリンピックと同等規模に近い開催が可能で、現在のオリンピックの近代化(商業主義的な)につながるのではと思うのです。
競技人口とオリンピックでの視聴率による淘汰は、各競技団体への新陳代謝につながることは確かです。今回の出来事は、歴史と伝統あるオリンピック競技団体に危機感を与えました。
オリンピックの近代化を唱えるなら、オリンピック自体の抜本的な改革も必要だと思います。その点でもインドア冬季案は、画期的なアイデアだと思います。