先日の日曜日、ラブサイケデリコの3年ぶりのツアーコンサートに出かけました。
名古屋の会場は、Zeppnagoya、6時会場で1階のスタンディング、2階とも満員御礼。幅広い年代層が10年のキャリアを示し開演前から熱気ムンムンでした。
Superflyの登場で、何かと比較されるデリコですが、英語と日本語をミックスした詞と独特なグルーブは他のバンドと比較できないオリジナリティーを持ってます。クミとナオキの音楽性は、日本のロックシーンの中では貴重な存在だと思います。
今回のツアーはニューアルバム「IN THIS BEAUTHIFUL WORLD」の楽曲が中心で、最近では、ミスドのCMや映画任侠ヘルパーやドラマ絶対零度などの主題歌にも使われて、耳にした曲も多く、デリコの知名度を高めた要因ともなっています。しかし、テレビの露出の少ないために、そのパフォーマンスはあまり知られていないと思います。しかし、ライブを体感した人は、間違いなくデリコファンになるのは間違いないのを今回のライブで実感しました。
スタートはアコギでミディアムテンポで中盤から後半は、クミのサイケなパフォーマンスで観衆を包み込む、ニクい進行でアンコールを含めて2時間。飽きないシンプルでいて熱いライブパフォーマンスでした。
1960年代後半から登場したフラワームーブメントを今に体感でき、サイケデリックとカントリーロックの融合された音楽は、日本のロックシーンではラブサイケデリコしかない独特なテキスチャーと言えます。