作家としての青島さんは、シャボン玉ホリデーやクレージーキャッツのスーダラ節、直木賞をとった「人間万事塞翁が丙午」などが印象的。
また、役者として意地悪ばあさんの姿がとてもユーモラスだった。
政治家としても、遊説しないことで有名だった。ただ都知事時代の青島さんは、らしさがなく、さびしそうな雰囲気だった。
ただ、踊る大捜査線での青島刑事の「都知事と同じ」のフレーズによって今の世代にも記憶に残るに違いない。
岸田今日子さんも、青春時代にはなくてはならない存在で、とりわけ「傷だらけの天使」での悪徳探偵事務所での女所長役。オペラを部屋で聞く姿と探偵役の萩原健一をしり込みさせる姿が印象深い。
また、アニメのムーミンの声として、また独特なキャラクターからものまねの定番となった。
青島幸男さんも、岸田今日子さんも70歳半ばでの死は、ちょっと早すぎるように思える。
そして、他と比べようのない独特なキャラクターは、日本の文化、芸能界で語り継がれる存在であることは誰も認めるところだろう。
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