65オヤジのスタイルブック

山田かまちと氷室京介

エレキギターによる感電死で17歳の若さでこの世を去った山田かまち。先日、その作品を展示運営している山田かまち水彩デッサン美術館が、群馬県高崎市により運営が移管されることになると報道がありました。

個人美術館で、無名の少年の絵画や詩などを所蔵展示してきた館長の広瀬毅郎氏の敬意を表すと共に、美術館の存続を決断された高崎市の文化意識にも頭が下がります。

山田かまちは、上下巻にわたる「山田かまちノート」により広く若者の支持を得て、入館者の絶えない美術館として広く知れ渡りました。感性豊かな絵画や詩は、数百枚にもおよび、彼の口癖だった「僕には24時間では足りない」の言葉通り17歳の人生を走り抜けて行きました。

ロック少年だった彼は、氷室京介とバンドを組んでいたこともあり、彼を偲んでメッセージが飾られています。

もし、彼が生きていたら、多彩な才能を輝かし、多くの人々に影響を与えていたと思います。この貴重な若者のための文化遺産が永遠に流れていくことに、アートに携わる者としての喜びを感じます。


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