65オヤジのスタイルブック

茶々丸的2010年日本シリーズ総括

ドラファンの茶々丸オヤジとしては、残念な結果となったが、千葉ロッテマリーンズの監督を日本一にの執念と選手のミスを許し、常に安心感を与える西村監督の和の結束が、本シリーズの結果となったように思う。

我がドラゴンズも2度の延長を追いつく執念はあったが、先発投手陣、とりわけエース(今シーズンの吉見は、エースらしからぬ戦いぶりだった)の不調と細かいミスが露呈し、延長で勝ちきれないドラゴンズの緻密な野球ができなかったのが、敗因のだと思う。

そして、今回は、強いドラゴンズを作り上げてきた落合監督の采配と選手起用にもファンとして不満を感じた。

シーズンを通して、セカンドのポジションを務め、バッティングでも非凡さを魅せた堂上直倫を前半は起用せず、過去のシリーズ実績の上に手負い井端を使い、不振と見れば変える。

不安定な井端を支え、セットアッパーとしてピッチャー陣を牽引した、若い浅尾と高橋の起用にも疑問を感じた。

今回の監督の采配は、完全制覇にこだわるあまりに、ぶれない落合流を通すことができなかったことが最大の原因だと思う。

選手をほめつつも、自分の采配には触れず、日本一の瞬間一人ベンチを後にし、選手たちと悔しさを共有しない姿に、決して嫌いではないが、失望を抱いてしまった。

ただ、ホームでの胴上げを目の前にして、ドラゴンズ選手たちの悔しさをかみ締めて見つめる姿に、僕は来シーズンの大いなる期待を抱いき、間違いなく、ドラゴンズは大人のチームだと確信した。


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