65オヤジのスタイルブック

ライブドア・ショック

波のうえの魔術師

文藝春秋

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○植木等とTOKIOの長瀬君の共演で話題だった
 ドラマの原作本。株の相場師の話。
 読めば、株のことがわかると石田衣良さん自身が
 オススメの本です。

一昨日、東証が取引全面ストップになった。
原因は、ホリエモンだ。新聞紙上もライブドア・ショックと踊る。
ニューヨークもロンドンも、一個人によって取引が止まることを嘆いた。

テレビでは、鬼の首を取ったがごとく一斉攻撃を浴びせる。
そして、ホリエモン自身が、弱音を吐いた友人がその内容をブログに書く浅ましさ。
彼の弁護をしたつもりでも、結果マスコミの格好のターゲットになった。

ただ、僕が心配するのは、ライブドアのいろいろなサービスを利用している人々が利用できなくなる可能性があることだ。彼ら自身が、ライブドアを支えた人たちと言っていい。その、一番はブログ利用者だろう。また、買収による通販会社は車関連会社の未来も心配だ。彼らもまた、ライブドアに期待をし、買収に応じたのではないか。それは、直接的に顧客とつながっているだけに大きな問題だ。

今回の問題は、司法の判断により明確になる。ただ、問題の本質とは別に、彼の業界の貢献度も計り知れない。冷静に状況を見守るべきだと僕は思っている。
しかし、ネットトレードの普及で、個人投資家が増え、彼らの力により発展したライブドアが、彼らの手によって葬り去る危機に陥っている。
ホリエモンがニッポン放送買収のときに言った「会社は株主のもの」との発言が今となっては皮肉なものになった。

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