65オヤジのスタイルブック

R30


糸井重里のつくって食べようおいしい野菜

先日の深夜、国分君と井野原君がパーソナリティーを務めている「R30」でコピーライターの糸井重里さんがゲストで出ていた。

R30は、30歳を過ぎた男たちのための番組。毎回多彩なゲストが登場する。
その年代は、40代以上の時代のパイオニアたちで、現在も活躍中の人がトークを繰り広げる番組だ。
当初は、バラエティーの要素もあったが、放送時間が45分に短縮されたことでトークが中心になった。
むしろ、短縮されることで、ゲストの言葉がストレートに入り、本来の目的を果たしている。

今回は、糸井さんの作ったホームページ「ほぼ日刊イトイ新聞」ほぼニチ
ほぼ日刊イトイ新聞(ホボニチ)の発刊までのエピソードや彼が傾倒している、永田照喜治氏により始まったスパルタ式農法についての話。

「さんまのまんま」でも、永田農法で作った野菜をお土産で持ってきていたが、さすが、芸能界随一の好奇心旺盛な人だけあり、その徹底振りには感服する。

思わず、ベランダで作りたくなってしまった。
永田農法は、野菜が欲する水や肥料を極限まで抑えることにより、その生命力を増大させる農法。

非常にのどが渇いていたり、お腹が空いているときに欲した水や食べ物が非常においしく感じることを野菜に応用したものだ。
不純物のない真っ白なとうもろこしや水に沈む実の詰まったトマトを見て納得した。

人は、欲望に支配されやすい。欲望が満たされる環境におかれると人は、喜びや感動を失ってしまう。
当たり前のことを、当たり前と思わず「恵」に感謝しなければと思った。
また、糸井さんのような好奇心あふれる大人が、豊かな感性と新しい発見を次の世代に与えていると思った。

僕も豊かな感性で、次の世代に新しい発見を届けることができる大人でいたいと思う。

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