人生論:「生涯発展途上」を目指して

消化器内科医になった起業家・弁護士・会計士、岡本武士による人生論や新たな視点の提供、身の回りの出来事に対するコメント等。

優しいだけ

2010-06-11 21:53:54 | 恋愛
優しいだけではモテない、と中3ぐらいのときに友達から教わりました。しかし、もともとモテない人としては優しくする、我慢する、話を聞くぐらいしかなかったのです。女の子と仲良くなれることも多くなりましたが、それでモテ出したというわけでもないと思います。

ときが流れ、同年代の女性の興味がサッカー部からイケメン、カリスマ性、有名企業内定者、デキる人、3K(古い?)、安定性、などとかわって行きました。どの時点でも優しい人が一番流行ったことはありません。もちろん大事なのですが、それだけではダメのように思えました。

それでも「優しいだけ」の人になってみたい。そして、「優しいだけ」の人を好きになれる人と一緒になりたい。人生で達成したいと思っていることが多くて、小さな優しさは積極性の陰に隠れてしまっているような気がします。昔から優しい人であったわけではなく、我慢していただけかもしれません。そういう想いもあって、優しい人間になりたいという強い気持ちがあります。

本当の優しさが試される場面は、相手がそれを理解してくれないときだと思います。愛されなくても、より強く愛せるか。恩を仇で返された時、なお与え続けられるか。恥をかかされた時、逆に相手がその行為によって恥をかかないような配慮をまず考えられるか。知らない人にお節介できるか。嫌われる覚悟で相手のために動けるか。

優しくなろうという努力は、あまり美しく聞こえないかもしれません。偽善に聞こえるかも知れません。でもそれは最初のうちだけだと思います。だから、やってみます。あえて、モテないキャラになる努力を。

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