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技術的な

航行禁止海域は中国側 「誤り」と日本に修正説明

 外務省は18日未明、東シナ海のガス田拡張工事のため中国海事局が航行禁止を通知した問題で、対象範囲に「技術的な誤りがあった」と中国外務省から北京の日本大使館に説明があったことを明らかにした。
 中国側は対象範囲を修正。外務省によると修正された海域は日中中間線より中国側になるとしている。日本政府は当初の範囲が日中中間線を越えていたため中国政府に懸念を伝え、事実関係の確認を求めていた。
 中国外務省は17日深夜に日本大使館に修正を説明。それによると、中国海事局は航行禁止の対象範囲を「北緯29度7分から同29度4分」とするところを「北緯27度7分から同29度4分」と誤ってウェブサイトに掲載した。中国側は海事局ウェブサイトの航行禁止通告を修正すると伝えた。当初の対象範囲は日中中間線を越え、日本側が自国の排他的経済水域(EEZ)と主張する海域も含まれていた。
(共同通信) - 4月18日6時19分更新

「技術的な誤り」ですか。確かこの前、原潜が迷い込んできたのも「技術的原因」でしたな。昔ソ連機が領空侵犯してくるのも「技術的原因」だったのでした、なぜか。
ちなみにこの問題、新華網では毛ほども触れていません。竹島近海のEEZ測量問題は山ほどでてきますが。
胡錦涛がアメリカに向かっている途上なので、もし計画された騒擾ならば中国マスコミが大々的に取り上げ政治問題化しているはずですので、やっぱり技術的な誤りだった模様、お粗末な話。
けっこうあっさりに収めたところをみると、胡錦涛は外交部を掌握しているのですかね。もしくは胡錦涛に対する勢力も、この方面から火の手が上がる事は望んでいない、対応できないと判断したかでしょうな。
どちらにしても、国民に知られたら「弱腰」と映りますでしょう。

海域が中国側になり緯度にして2度小さくなったとはいえ、公海を勝手に航行禁止にしてる事実は変わらないのですが、政治的にはこのへんが落としどころ。
日本政府もブ胡会談が終わるまではあまり騒がないつもりすかね?(4/18 17:00現在)

ちらっと触れた「日韓:竹島近海EEZ測量計画&強硬措置」問題、筆者は個人的に盧大統領は大好きですが韓国の知識が乏しいのでコメント不能。
中国マスコミは、国際司法裁判所に触れないという点で、いまのところ韓国よりの報道をしていますが、なんとなくこれは韓国政府にとっては有難迷惑なような気がします。

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