goo blog サービス終了のお知らせ 

四生の盲者日記

妄想による愉快な国際時事ネタ解釈

リスクマネジメント

2007-01-31 21:07:13 | 環境

 最近は【情報部】のコラムには食傷気味。たとえば高井キョージュのコラム

中国は「ネット世論」を掌握できるか?(和文、【情報局】)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2007&d=0130&f=column_0130_003.shtml

などを読んでも、ただ脱力を覚えるばかりで、この意味不明の文章を読み解こうとする気にもならない。


 今日の社説は、環境的に見逃せないと思われる部分があるので指摘しておく。

【社説】鳥インフル対策、日本は香港の緊張感に学べ(和文、【情報局】)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2007&d=0131&f=column_0131_004.shtml

 まず断っておくが、ヒトーヒト感染は2,3例しか報告されていない。

 非常に限られた知識と古い経験、バイアスのかかった情報を元に、センセーショナルな情報を垂れ流すのはいただけない。
「たしかに、総じて衛生状態が良好な日本において、重大な危機が発生する可能性は小さいかもしれない。だが、可能性がある限り、万全の対策をとるのが本来の行政の姿だろう。」などという記述を見ると、社説子は予防原則の信者であるらしいが、科学的に見て、ある程度看過できる危険性については、それなりの対処をするのが税金で運営された組織の原則だと筆者は思う。
 実際に発生した場合に冷静に対応できるかどうか不安を持っているようだが、ノロウイルスへの対応、現在宮崎、岡山でのH5N1への対応を見ていれば不安など持つのがどうかしている。

 どちらもパニックは発生していないのに、千葉県某市の対応を「お役所仕事」と称し、香港の対応を「冷静」と評価するなど、中国を褒めたくてしかたないのは分かる。しかし、冷静になられてはどうだろうか?



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。