妄想による愉快な国際時事ネタ解釈
四生の盲者日記
発展の先
外資を呼び込んで右肩上がりの経済状況を作り出しそれをネタに更に外資を呼び込む、これが小平モデル(乱暴な言い方ではあるが)。結果として中国は発展した、つまりGDP総数で増大した。
ところで、小平モデルにはどうやったら発展するかは書いてあったが、発展した後どうするかが書いてなかった。
海外から入ってきた資本の流れに濃淡が発生した。もともと人治の傾向が強い社会なので、一旦発生した資本の濃淡はすぐに醗酵しまた複雑な濃淡を描き始める。
胡錦涛がなんとかしなければならないのはそのような状態。
今回問題提起してきたのが「特殊利益集団」、意訳すると「利権団体」
・http://news.xinhuanet.com/comments/2006-10/05/content_5169936.htm
・http://news.xinhuanet.com/politics/2006-10/05/content_5169850.htm
トラストを組んで売価を吊り上げたり、自分の利益の為には大衆の利益をなおざりにしたり、自分の利益の為には環境を破壊したり公共の利益をないがしろにしたり。更には政治家、管理を買収したりと、日本の利権団体そのまま。
小平モデルの限界というよりは、これはビルトインされた問題だろう。むしろ小平モデルの限界は「消費大国になると人件費が高くなり仕事がもらえなくなる」事にあると思われる。
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