
筆ペン貸し借りから:5日
たしかこないだもありましたね、アモイ日報。
【日本の軍事的脅威が次第に露呈】という社説。2005.12.20 07:33CST アモイ日報→中新網→新華網本家とリレーしています。
結論らしきものは
「海洋で繋がっている東亜地区において、日本の軍事的脅威が次第に露呈している。これは中国を含むかつて日本の侵略を受けたアジアの隣国は、重大な関心を寄せざるを得ない」
になってます。他にもまあ「防衛大綱で中国を敵呼ばわりして、東シナ海の海底資源を名目に、その陸海空軍の作戦域を中国海域(註:EEZと思われる)縦深に展開し、東シナ海の制海権を奪取、更に絶えず航空機と艦艇で中国の漁船を駆逐、(これら)日本の最近の一連の動きは、正に中国への挑発増大を表している」などとスルーするには惜しい一文(この長文で句点が一個だけ、テンション上げて一気に書いたんでしょうなあ)も書いておりますが。記事のほとんどは民主党の前原代表叩きですね。
突っ込みを入れるまでもなく一野党あいてに必死だな、で片付くところ。まあ、民主党はこれまでがこれまでしたから無理もない。
アモイ日報ってそっちのケがあったのね、と思っていたらボロボロと出てきました。
◆来年1月に予定されている日米共同軍事演習”ヤマサクラ”は離島奪回をうたっているけど、日本南西部で領土問題があるのは中国だけでしょ、なにをいいたいか見え見えだね、ハッ
◆米軍は中国の怒りを買う事を恐れて嫌がってたのに、日本が無理やり離島奪回演習に参加させたんだってさ
◆男達の大和が、”死を恐れない””間違った犠牲精神”といった悪い影響を青少年に与えるのが怖い
”ヤマサクラ”については、ネットで検索するといわゆる平和団体の方のURLがぞろぞろ出てきます、これなんのシンクロニティ?
最後の記事、ああいう国歌の国に言われたくないなあ。なんかここまで意図的に記事を放出されると、日本に普通の国家、普通の国民になって欲しいのだろうかと逆に思えてくる。腰抜けの骨なしだと、何カ困ルノカシラ。
新華網本家にやっと来ました、香港WTO会議に韓国百姓乱入事件。衝突が17日ですから3日寝かしたわけですね。
【韓国政府は反WTOでの暴力行為について香港政府に謝罪】 2005.12.20 09:42CST
まあ、日本で報道されているものと同じ内容。ただし日本のNGOメンバー云々は触れられておりません、ナゼカシラ?
しかも【19日韓国外相が日本首脳に歴史問題での言行一致を要求】した記事を、他のページがあるにも関わらず無理やりくっつけちゃってます。記事全文685文字中410文字がタイトルとは無関係な内容、いやもう見事としか言いようのない力技。片言で嫌味を思いつく事もできず、筆者はただもう呆然と笑い転げております。
写真は、陸自西部方面隊の対ゲリラ訓練の様子(人民網-新華社)
なかなか精強で頼もしい限り。いや新華網本家の軍事新聞って、「”死を恐れない””間違った犠牲精神”といった悪い影響を青少年与え」かねない実にかっこいい画像が多いんですよ。
<<参考>>
中国国歌『義勇軍行進曲』
和訳:
立て!奴隷を望まぬ者ども
我等が血肉もて築かん 新たな万里の長城
中華民族の危機はせまりぬ
皆最後の吼声をあげよ
立て!立て!立て!
心を合わせ 敵の砲火を冒し
前へ!
敵の砲火を冒し
前へ!前へ!前へ!
進め!
(訳:筆者)
原文:
起来!不願做奴隷的人們、
把我們的血肉築成我們新的長城。
中華民族到了最危険的時候、
毎個人被迫着発出最後的吼声。
起来!起来!起来!
我們万衆一心、
冒着敵人的炮火、
前進!
冒着敵人的炮火、
前進!前進!前進!
進!
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