【雑感】聖火リレー、妨害次々 ロンドン騒然【和文／朝日】

http://www.asahi.com/international/update/0406/TKY200804060131.html

　【ロンドン＝土佐茂生、村上研志、尾形聡彦】季節はずれの雪が舞うロンドンで６日、北京五輪に向けた聖火リレーが行われた。１２年の次の夏季五輪開催地だが、祝福ムードはほとんどなく、開始直後から、リレーを阻もうと沿道から次々と飛び出す人たちをかわし続けながら走る異様な展開となった。

　沿道から次々と飛び出す人をかわして走るランナー、リレーではなく、中世の密書を運んだ故事かなにかを元にした、全く新しい競技のようだ。いや、罰ゲームと呼ぶべきか。
　長野市の”北京五輪聖火リレーの市実行委員会”は、警備委託費を１５０万円追加して、６００万円体勢で本番に臨むようだが、警備だけを問題にしたなら、警備を理由にリレーを断る。
　現実的かどうかは別にして。
「いまさらキャンセルできない」というのであれば、全長１キロメートルを手渡しするとか、夜中に走らせるとか、不測の事態に対してそれなりの対策はとるべき。

　政治的な話をすれば、中国世界で起きていることを、全世界にアピールするには格好の舞台になっているようなので、敢えてつぶす必要も認めないのもまた事実。
　まあ、中国側の警備だけで聖火ランナー走らせるのも、大人気ないと思うが。