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日本PAC3展開訓練へ、市民からは不安の声(中文、国際在線)

http://news.xinhuanet.com/mil/2007-09/13/content_6714529.htm

 入間に配備されているPAC3の、有事を想定した都心への展開訓練について、PAC3は首都を目標にした北朝鮮のミサイルを想定した訓練だとか、皇居前広場に設置するとか、日本はPAC3のライセンス生産を計画しているとか、まあ事実報道。
 はいいとして、『赤旗』他ソース無しで紹介された「市民の不安の声」が噴飯ものだったので紹介したい。

「ミサイルが配備された地域では、必要以上の警備や警戒態勢はもちろん、市民の憩いの場である公園の使用ができなくなるなど市民生活に多大な影響が出てくる」
「ミサイル防衛構想自体がアメリカの指導の下で行われ、集団的自衛権の問題も無視して進めているもので、施策自体を見直す必要がある」
「防衛省・自衛隊に対し、「防衛」を口実にしたミサイル迎撃展開訓練とミサイル防衛計画の中止を強く求める」
(以上赤旗ソース:http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-09-01/2007090115_02_0.html
(以下ソース不明)
「BMDは政治中枢、工業都市、原発を防衛するもので、一般庶民は保護されない」
「PAC3発射の際の電磁波が、家電や人体に影響を与える」
「ミサイルを迎撃したとしても、破片が落ちてくる」
「カネが掛かる」

 赤旗とソース不明な「市民の声」にまともに答えるのも馬鹿馬鹿しい。
 こいつらは、核攻撃下に公園でいつものように憩い、核爆発の電磁波と出てるのかどうか分からないPAC3発射の際の電磁波の区別を気にし、核爆発よりミサイルの破片の心配をするのだろうか?

 PAC3の射程が短いのは確かで、だからこそXバンドレーダー、イージス艦と組み合わせて運用しようとしているのだが、左翼の皆さんの用語が一般と語意が異なるのは昔からなので、「市民」が「活動家」の言い換えだとしても今更驚かない。

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解放軍専門家「中国軍事の透明化は世界の強権政治に警告を与えるだろう」(中文、環球時報)

http://news.xinhuanet.com/mil/2007-09/13/content_6713966.htm

 安倍首相辞任について中国のメディアも速散々報じている、拾い読み印象では麻生が次の首相になるのではないかと心配しているようにも見えるが、詳細についてなにか語れる程筆者は政治に関する知識はないので、紹介するつもりはない。
 個人的な感想をのべれば、教育基本法改正にせよ防衛省昇格にせよ国民投票法にせよ日米墺印同盟の根回しにせよ、安倍首相は着実に実績を重ねておりその業績は数年後になればはっきりすると思われる。

 さて、タイトルの件。
 中国ミサイル専門家とされる楊承軍大佐が、今月12日『環球時報』に寄稿したという論文の紹介記事。
 この楊承軍なる人物、ざっくり検索した結果、戦略ミサイル部隊である第二砲兵の専門家だという以外、軍歴、年齢など分からなかった。
 さてその「核ミサイルの専門家」が書いた軍事透明化の内容。

 環球+解放軍人の組み合わせだとなにやら物騒な論文かと思われるが、そうでもなく。
・世界平和推進によい
・安全保障によい
・解放軍の発展になる
 という総花的な内容。

 最後の要点は説明が必要と思われる。人民解放軍はまだまだ近代化、情報化において先進国の軍隊に遅れをとっており、その意味で透明化が進み、外国の軍隊と交流されれば装備の改編も加速するだろう、というもの。
「笑顔の警告」という単語を使っているのだが、記事にした際のはしょりかたが悪いのか、これの意味がよくわからない。
「わが軍の透明度が高くなれば、世界の強権政治に対する「笑顔の警告」になる」という使い方。敢えて「警告」という単語を使っていることからすると、「中国の軍事力が本当に明らかになったら鼻っ柱の強いやつらもビビルぜえ」というニュアンスかと思われるのだが、それだと後にくる「わが軍は遅れをとっている」に矛盾してしまう。

 全体の文脈から考えると、この大佐、引いては掲載を許可した中共は「透明化」賛成なようだ。
 胡錦涛の解放軍掌握が決まったのか、それとも取引が成立したのか、この記事からだけでは分からない。


 というか賈慶林が河野洋平以外には放置されている、安倍首相の辞任、実はこれが狙いじゃなかろうかと。

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9月13日

・新華社(抜粋)
なし

・Wikipedia(抜粋)
http://ja.wikipedia.org/wiki/9%E6%9C%8813%E6%97%A5#.E3.81.A7.E3.81.8D.E3.81.94.E3.81.A8

1971年 - 林彪等が、権力闘争に敗れ、トライデント256号機で逃亡、モンゴル人民共和国内の砂漠で墜落死。 

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