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「台湾の地位、国連解釈は不適切」日本政府が異議申し入れ(和文、日経)

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070907AT2M0604007092007.html

 国連事務総長が示した「台湾は中華人民共和国の一部である」との認識に、日本政府が文句をつけていた、との日経ニュース。
「台湾は中国の不可分の領土」というのは中共(と日本の御用マスコミ)が言っている事であって、日本はそれを「理解し、尊重する」が同意したことはない。むしろ(台湾島を台湾当局が実効支配している)現状を支持し、「現状を変えようとするいかなる政治的軍事的企てにも反対」している。
 早い話が中国に対して「台湾には手を出すな」と婉曲に言い続けてきた。
 これまでは国際政治のバランスというやつで、中国も聞こえないふりをしてきた、だけでなく逆手にとって台湾は自国領だと主張してきたのだが、風向きが悪いなかこの動きに対してどうでてくるか楽しみではある。

 新華社の反応を調べたいと思ったのだが、今日は中国関係のドメインに繋がりが悪い、気づくとタイムアウトになっている。
 台風9号が悪さをしているというより、先方か当方かは知らないが↓のハッキングの影響の方が大きい気がする。

独米英の政府コンピュータシステムに中国軍のハッカーが侵入?
http://japan.cnet.com/column/china/story/0,2000055907,20355894,00.htm


 台湾名で国連加盟が却下されたと思ったら、APECに中国国家主席が呼ばれて、インド洋では5カ国共同海上軍事訓練、国連ではこの動き、全部無関係の事象とも思えないが裏はどうなっているのやら。
 いみじくも6日胡錦涛がブッシュとの会見の冒頭に漏らした認識
「国際情勢には複雑で深刻な変化が見られる」
文字通り渦の中心にいるだけに、よく見えるのだろう。

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9月7日

・新華社(抜粋)
http://news.xinhuanet.com/politics/2007-09/07/content_6669544.htm

1901年:
清政府とイギリス、ロシア、ドイツ、フランス、米国、日本、イタリア、スペイン、オランダ、ベルギー、オーストリアの11カ国が、中国近代史上賠償金額が最大にして主権喪失が最悪の『辛丑条約』を締結。条約は、中国に9.8億両を銀で支払うことを規定。この条約は清政府が完全に帝国主義が中国を統治する手段になったことを意味し、中国は徹底的に半植民地半封建的な社会になった。


・Wikipedia(抜粋)
http://ja.wikipedia.org/wiki/9%E6%9C%887%E6%97%A5#.E3.81.A7.E3.81.8D.E3.81.94.E3.81.A8

1901年 - 義和団事変における清朝と諸外国の講和が結ばれる(北京議定書)。

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インド、非同盟政策の放棄 -アジア版NATOへの道-(中文、科技日報)

http://news.xinhuanet.com/mil/2007-09/06/content_6672653.htm

「インドは大国をめざしているアル」
「でもアジアにはアジアの4匹の小竜と中国大陸があって邪魔してるアル」
「しかもインド人はアメリカ人が嫌いアル、そこで日本と組んだアル」
「インドは日本とアジアのNATOを作るつもりアル」
「でもアナリストは、冷静に考えたらそんなの無理、と言ってるアル」

 記事に論拠が全く示されないので、信憑性も信頼性もないのが辛い文章ではある。
 アジア版NATOというネーミングセンスの悪さは別にして、実際のところその方向で動いているので「名前はどうなるか分からないが、ポスト冷戦のしくみは必要でしょうね」としかいえない。

 中国もそれがわかっているから、次々と隣国のやることに噛み付き始めているのだろうが。

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9月6日

・新華社(抜粋)
http://news.xinhuanet.com/politics/2007-09/06/content_6666152.htm

1937年:
陝西甘寧省辺境政府が延安に成立を宣言。林伯渠が主席に就任。26県、12.9平方キロ、200万人を管轄。陝西甘寧省辺境区は中国共産党が指導する全国人民抗戦の中心となり、全国抗日戦争勝利に多大な貢献をした。

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